2017年10月20日
Easy Come, Easy Go!
6th Single 「Easy Come, Easy Go!」収録
EASY COME,EASY GO!
1990年2月から始まった圧巻のリリースラッシュは前作「WICKED BEAT」で一息つきました。
が、しかし!
当時のB'zファンの方々の財布事情も落ち着いてきた1990年10月…
我らが若きB'z様、またまたシングルをリリースします。
「今年はまだまだ終わりじゃないぜ!」と言わんばかりのシングルリリース!
それが本作「Easy Come, Easy Go!」です。
ってことで今回は「Easy Come, Easy Go!」についてちょろっと語ります。
今作から天才TAK松本氏が全面プロデュースをしています。
そう、、、
今まではサウンド・プロデュースのみだったのが全面プロデュースに変わったんですよ。
深く考えなければあまり意味を成さないクレジットかもしれませんが、深く考えるととても意味深いものですよ、これが。
それは何かというと、、、
我らがB'z様の、ある意味でのちょっとした方向転換が成されているんです。
状況的には、前作5th Single「太陽のKomachi Angel」でオリコンチャート1位を獲得し、日本中にファンができ、テレビにも多数出演し、幾多の雑誌にも紹介され、飛ぶ鳥落とすだったわけです。
当時のTAK氏の頭の中を想像するにですね。。。
「ファンがいっぱい増えているのはこの上なく素晴らしいことだ。」
「だが、いまのB'zはユーロビートを基調とし、ピコピコピコピコとシンセサイザーが鳴っている仮初の姿」
「いまの音楽は潜在的なファンを惹きつけるもの」
「俺たちがやりたいのはもちろんハードロック」
「でもまだゴリゴリのハードロックをやるには時期が早い」
「そう、あくまで楽曲のポップさ(聴きやすさ)を残しつつ、ライブでファンと一体になれる曲ならいけるはず」
「かつ、徐々にシンセサイザーへの依存を無くしていきたい」
「そうだ!とりあえずアコースティックな曲作ってみっか」
なんて、そこまで考えたかどうかの真相は不明ですが、「目先を変えたものが必要(TAK氏)」だったのは明白です。
だって、人間すぐ飽きるじゃん?
そして制作されたのが「Easy Come, Easy Go!」なんです。
楽曲については後日詳しく語りますが、当時の目論見がどうだったかは横に置いても、この曲自体はリリースから27年経った2017年現在でもライブで数多く演奏され、みんなに愛される曲になっています。
つまり、当時のB'zの少しの方向転換、楽曲制作の方向転換は大正解だったわけですよ!
バンド結成30年経過した現在はもう何を制作しても超ハイクオリティだし、ファンも一生付いていきます!って感じですが、バンド結成3年ほどの当時は音楽業界で生き残るために要所要所で音楽性の転換やバンドの方針転換が必要だったわけですな。
結局それを勝ち残って今の国民栄誉賞級のロックバンドB'z様があるわけですよ。
途中からスケールの大きな話になりましたが(笑)結局言いたいことはひとつ……
B'z様、ありがとうございます!
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