2017年10月08日
BE THERE -楽曲解説-
4th Single 「BE THERE」収録
BE THERE
前回前々回と1stから3rdまでのシングル・アルバムの売上的なことをまとめました。
そして今回はまたまたレビューに戻ります!
初期B'zを代表するシングル「BE THERE」ですよ!
いつまでを初期B'zとするかは曖昧ですけど、まだまだ3年目なので初期と言っていいんじゃないでしょうか。
ではまず、サウンド面からレビュっていきます!
いきなりですが、
イントロの出だしの部分が当時としては革新的だったと思われます。
サンプリングした音を左右にPANで振りながら稲葉さんの歌声(コーラス含む)を流し、「Be there anytime」とまとめる。
そして下降するベースからメインのフレーズとなるギターのアルペジオを挟み、フルバンド(打ち込みですが)でのイントロへ突入!
フルバンドでのイントロまでの時間、約16秒
この16秒で当時のB'zエンジニア含むスタッフの技術・発想・楽曲へのこだわりの深さが伝わってきます!
初期B'z最高シングルへのイントロダクションがこうして稲葉さんの表現する歌詞の世界へつながっていくんです!
※ちなみにこのシングルからB'zメンバーを中心とした音楽製作集団『B+U+M』がCDにクレジットされます
そう、、、当たり前ですが、我らが若きB'z様は二人だけでBIGになったわけではなく、当時の最高のスタッフと共に大きく成長してきたのだと改めて認識しました!
おっと!
話を「BE THERE」のサウンド面に戻します!
楽曲の率直な印象としては、都会的なサウンドではデジタルメインなんですけどボーカル処理を含めて非常に洗練されている感じですね。
天才TAK氏のギターも結構すごいことやっていますよ。
Aメロでは歌に集中していると聴き逃してしまうほどの音量でクリーンギターの単音フレーズを弾いています。
(シンセサイザーのように聴こえる天才TAK氏の機械のように正確なアレです)
2番のAメロでは楽曲に変化をつけるために歌と歌の間に「ギュイィィィィ〜〜〜ン」といったアームを使った音を弾いています。
そしてそしてそして!
皆さんに改めて聴き直してほしいところがギターの速弾きなんですけど…
えっ?
速弾きってギターソロのとこでしょ?と思ったあなた。
その後なんですよ。
稲葉さんの「Someone tell me」…のあとの「君だけは〜」の裏で聴こえる部分ですよ!
ここで超絶速弾をサラッと弾き倒しているんです!
しかもそれを前述B+U+Mのエンジニア野村氏はボーカルの邪魔をすることなく極々自然にミックスしています!
曲のテーマの「Be there anytime」という言葉と松本さんのギターでの主張を、曲の世界観を崩すことなく表現してしまう…
もうね…
こんだけ超優秀なエンジニア(+アレンジャー+マニピュレーター)がいればね
売れて当然だわ!
B'z制作集団でしか表現できない音が出来上がっています。
これをオリジナリティっていうんですよ!
おっと、熱くなりすぎました。。。
今回はこのくらいで(笑)
「BE THERE」の歌詞は次回レビュッていきます。
それではまた!
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