エイリアーン 。。早く宇宙に帰ってよ。

お元気ですか?





先週1号の帰国生入試がありました。

今回の入試はなんと、
書類審査と面接だけという
どんな基準で選ばれるのかが
まったく分からない選考方法。


海外のインターナショナルスクールから
あれこれ書類を取り寄せて、
それを日本語に翻訳したり、
今通っている公立中学の調査書を用意したり、
それ以外にもあれやこれやと
細かい書類の用意が盛り沢山で
出願までに相当な時間を費やしてしまいました。


用意したのはすべてエリンパ。
この期間はもう、仕事にならなかったそうです。
ありがとうね。。。



さて、それでも何とか出願を済ませ
無事に受験票も返送されて
あとは当日の面接を頑張るのみの1号。



1号は今回のこの入試に相当力を入れており
エリンパがネットで色々調べた面接の質問を
出る順にオリジナルの面接シートを作って
いつ何の質問をされても
完璧に答えられるように丸暗記しました。



面接の模擬練習も
エリンパと毎晩繰り返し
本当に頑張りました。



ところが。。。。




入試当日。
いくつかのグループに別れて
面接の行われる教室の前で順番を待っていたのですが、
1号のグループの面接官の時間配分が上手くなくて
1号の面接の番になる前に既に
全体の終了時間を過ぎてしまっていました。


1号が言うには特に1号の前の生徒の
面接が長かったとのことで。

楽しく談笑している声がドアから漏れ聞こえて来るのを
焦りながら聞いていたそう。


やっと自分の番号が呼ばれて
教室に入った時には、面接官が時間を
気にしまくっていて、最初から
『時間が無い』を連発していたらしいです。


そして練習して来た事をほとんど言うチャンスがないまま
あっという間に面接終了。。。


実際は5分程度は面接時間もあったと思うのですが
1号にとっては何とも不完全燃焼な面接になってしまいました。



終わって戻ってくる1号を控室で迎えたエリンパ。



顔を見た途端、面接が上手くいかなかった事を
悟ったそうですが、何故？何があった？と
疑問符だらけだったらしい。。。



家でやきもきしていたリアンマにSMSが入ったのは
お昼少し前のこと。



『多分、落ちた。』
から始まるメールはSMSのために細切れに
何通も送られて来ました。



簡単にことの経緯を知らされ
胸がざわついて切なさで一杯になってしまいました。


『美味しいご飯でも食べさせて、
元気出すように言ってあげて。』


そうメッセージを送りましたが、
1号がすぐに家に帰りたがったそうで、
1時過ぎには帰って来ました。


簡単なご飯だけど、家でリアンマが作ったご飯を食べて
少し落ち着いた1号。
目に涙をいっぱい溜めて、泣かないように頑張りながら
面接の内容を話してくれました。


最初の自己PR以外は全部時間が無いを繰り返し言われ
結局質問も3つくらいで終わってしまったそう。



『でも、俺はもう頭を切り替える。
悔しいけど、次に向かって勉強する。
ご飯食べたら塾に行くわ。』



そう言って、塾に行きました。



1号を見送ったあと、エリンパとリアンマは
1号が可哀想で涙が出ました。。。



結局、翌日の合格発表で、
1号は不合格でした。

しかも1号の前の談笑していた生徒は合格。
1号からあとの生徒は殆どが不合格でした。



1号は覚悟はしていたけど
不合格を知り、やっぱりショックを受けていました。



しばらく部屋から出て来なくて、お部屋からは
すすり泣く声と嗚咽が聞こえていました。。。



頑張れば合格できるものではないのが入試ですから、
こう言う経験は誰でもが起こりうることです。

でも、時間配分が下手な面接官の都合に
割りを食った気がするのはリアンマだけでしょうか?？



ここでひとつ教訓を得ましたよ。


願書はとにかく早めに出す



少なくとも今回はもっと早い受験番号だったら
もう少し条件が違っていたかもしれません。

ただ、書類審査での入試だったので
もしかしたら面接は顔の確認だけで
すでに合否は決まっていたのかもしれません。



それでも、出願は早い方が条件は向上したかもしれないので
来年受験する方はここは気をつけた方が良いと思います。



ではでは。







最後までお付き合いくださいましてありがとう ございます。

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