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2023年05月07日

2023年の映画感想(10)★『不思議の国の数学者(2023)』

2023年の映画感想(10)★

『不思議の国の数学者(2023)』

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<個人的な評価:10点中9点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


韓国映画って本当に凄く良いのが、あるよな〜と思う。
ジャンルも種類も幅広く豊富。アジアの映画界やドラマ界の先端を進んでいるだけあるな。

今回のストーリーは、ちょっと泣けるものだったし、心に響いた。
エンディングも良かった。
私は、特待生ではないけど、学生時代は、私立の進学校に通ってて、一時期、数学についていけなくなった時があったから。子供の頃から大好きで得意だったはずの算数、数学だったので、学校の数学のクラス分けでは、いつも特進クラス。そして、高校にあがり、AP Calculus の 特進クラスに入ったが......いっきに、ついていけなくなった。周りの友達はみんなできるのに。特進クラスじゃなく、通常クラスに行く事も考えたが、そうすると大学受験に、かなり響く。アイビリーグ含むアメリカやイギリスのトップ大学が、志望校だった私は、意地でも、特進クラスに残ったけど、かなり悩んだし、学校の補習授業や、大学受験専門の家庭教師も雇ったりして、死ぬ気で頑張ったよ。まあ、なんとか最後まで特進クラスに残ったけど。大学も、そこそこ良い大学に入れたけど。しかし、あれ以来、数学は好きではなくなったな
私には、天才数学者のハクソン先生のような人との出会いはなかった。
まあ、私の目的は別に数学を好きになる事ではなく、志望大学に受かる事だったからね。

進学校に通った事がある人や、勉強やプレッシャーで悩んだ事がある人なら、響くものがある映画だと思う。
私のように、優秀な兄弟やクラスメートや友達に囲まれて育った人には、気持ちがわかるだろう。

しかし、私の性格的には、凡人の中で一番になるより、秀才エリートに囲まれてギリギリついていく方がいい。得意分野は人それぞれだが、基本的に、その分野で自分より劣る人と話しても学ぶ事はないし成長しない。優越感にひたっても意味がない。逆に、自分より賢く素晴らしい人と話すと、知識が増える。一番になれなくていいから、頭が良い人と話したい、賢い人と話したい、そうする事で、知識が増えて、自分が伸びるから。相手が内心、私をバカにしてもいい。そのぶん、私は、賢い人から知識を得て、自分の利益につなげるから。だから、私の場合は、競争や劣等感を、自分にとっていい方向に導く事ができる
あくまで、私はそういう人間。私の正反対のタイプもいるだろうね。

映画の解説・あらすじ
北朝鮮から脱出した天才数学者と、韓国一番の進学校の特待生だが、数学が苦手で落ちこぼれの高校生の交流を描くヒューマンドラマ。年齢も立場も異なりながら、共に現実に希望を抱けなかった二人が出会い、数学を通して人生を見つめ直していく。監督を手掛けるのはパク・ドンフン。
天才数学者のハクソンは、学問と思想の自由を求めて北朝鮮から脱出する。彼は正体を明かすことなく、名門私立高校で夜間警備員として働いていたが、とっつきにくく無愛想なため学生たちから避けられていた。ある日、ジウに苦手な数学を教えてほしいと頼まれたハクソンは、問題を解く過程の大切さを彼に教える


心が優しいが、不器用で不愛想な、天才数学者のハクソン&高校生のジウの友情と絆に泣けた。
それにしても、学校の教師、クソだな。
ジウの事が好きな女子学生も、図々しくって、ウザすぎ!!という感情が最後まで沸いたが、彼女のおかげで、ハクソンが、ジウ退学の一件を知ったし、ウザいけど、色々と、ハクソンやジウの手助けをしているんだよね。彼女も数学が苦手で悩みがあるが、お金持ちのお嬢様らしく、コンサートのチケットを、ハクソン&ジウにプレゼントしたのは、素敵だし、やっぱり良い子だなとは思った。

数年後のエピローグで、数学者にもどって、堂々と研究を続けているハクソンと、大学生になったジウが再会したのは泣けた。本当に美しいラストだった。

自由な世界で生きている自分は、幸せだとも思った。まあ、最近、アメリカでも日本でも、多様性の押し付けどころか多様性の強要(アメリカでは多様性の脅迫)で、本来の自由も脅かされつつあるけどね。


*************************


今年に入って、映画館で観た映画(2023年1月〜現在まで)は、10作。

好きな順番に...

1)『RRR (2022)』全体評価:9.5点

(2)『Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves (2023)』全体評価:9点

(3)『不思議の国の数学者(2023)』全体評価:9点

(4)『Air (2023)』全体評価:8.5点

(4)『Orphan: First Kill (2022)』全体評価:8.5点

(4)『Babylon (2022)』全体評価:8.5点

(7)『Everything Everywhere All at Once (2022)』全体評価:8点

(8)『名探偵コナン 黒鉄の魚影 (2023)』全体評価:7.5点

(8)『Missing (2022)』全体評価:7.5点

(10)『Veneciafrenia (2023)』全体評価:6.5点

2023年04月27日

2023年の映画感想(9)★『名探偵コナン 黒鉄の魚影 (2023)』

2023年の映画感想(9)★

『名探偵コナン 黒鉄の魚影 (2023)』

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<個人的な評価:10点中7.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


今日は仕事帰りにコナンの映画。久々に、彼と映画デートだ。
普段は一人で映画観るけど、コナンは相方も好きだから、毎年、定例行事みたいに観ている。
個人的に、近年のコナン映画より、ずっと昔の初期の方が好きだな。
でも、今回のも、なかなか面白かったけどね。
今作のメインヒロインは、灰原哀。
魅力的なキャラをしているよね。クールにみえて、意外と、とっても優しいし。
今作では、昔のエピソードも出てきて...
やっぱり、子供の頃から、クールでカッコよくて優しい子なんだ。

まあ、コナン映画って、ほぼ毎回、「キャラファンサービス」みたいなところがあるからね。
今回は、灰原哀のファンは必見だろう。
私は、灰原哀は、特に推しってほどではないが、好きなキャラ上位5位には入るし、かなり好きなキャラではある。てか、そもそも名探偵コナンのメインキャラに、嫌いなキャラっていないかも。

今作の劇場版「名探偵コナン」は、劇場版シリーズ第26弾になるんだね。
主人公である江戸川コナンと灰原哀、そして彼らの因縁の敵である“黒ずくめの組織”との対決を描いている。

内容:
世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐための施設が八丈島近海に建設された。施設の本格稼働に向け各国のエンジニアが集結するなか、顔認証システムを応用した新技術のテスト(老若認証システム)も同時並行で行われていた。園子の招待で八丈島を訪れていたコナンに、沖矢昴からヨーロッパの警察組織の職員がジンに殺害されたという連絡が入る。連絡を受け施設に忍び込むコナンだったが、施設内で一人の女性エンジニアが黒ずくめの組織に連れ去られてしまう事件が発生する。
今回の、キーポイントは、老若認証システム
これで、灰原哀が誘拐され危険にさらされてしまう!!

この老若認証システム、コナンの正体もバレそうになるんだけど。
これって、プチ整形ならともかく、完全に整形したら使えないのでは?
骨格まで変えて整形する人いるし。
コナンと灰原哀は、整形していないし、単に、大人から子供になっただけだから、バレるけどね。

それにしても、今回は、本当に、コナンと灰原哀のカップルが好きな人はお勧めだね。
私は、どっちかっていうと、新一と蘭が推しなんだけど。
でも、別に灰原哀も嫌いじゃないし。むしろ好き。
今回の映画、面白いのは、蘭も見どころはある。
灰原哀って、新一(コナン)に惚れているんだろうけど、彼女は同時に、新一&蘭の推しでもあるし、蘭の事も、自分の亡くなった姉を連想していて好きだから。
蘭を一途に好きな新一も含めて、そんな彼の事が、灰原哀は、好きなんだと思うよ。
だから、最後、灰原哀が、蘭にキスしたのは、そういう意味もある。
三角関係なんだけど、ドロドロじゃないというか、切ないんだけど、でも登場人物が全員、性格良いから。

それにしても、やっぱり、蘭って、コナンが新一って気づくと思うんだけどな笑。
本当は気づいているけど、気づかないふりをしているんじゃないのかな。

いつまで、原作は続くのやら。永遠に終わりそうにない気がする笑。
そろそろ決着つけても良いと思うんだけどね。
来年の映画は、どんなものになるかな?
キッドが出てきそうな予感。




今年に入って、映画館で観た映画(2023年1月〜現在まで)は、9作

好きな順番に...

(1)『RRR (2022)』全体評価:9.5点

(2)『Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves (2023)』全体評価:9点

(3)『Air (2023)』全体評価:8.5点

(3)『Orphan: First Kill (2022)』全体評価:8.5点

(3)『Babylon (2022)』全体評価:8.5点

(6)『Everything Everywhere All at Once (2022)』全体評価:8点

(7)『名探偵コナン 黒鉄の魚影 (2023)』全体評価:7.5点

(7)『Missing (2022)』全体評価:7.5点

(9)『Veneciafrenia (2023)』全体評価:6.5点

2023年の映画感想(8)★『Air (2023)』

2023年の映画感想(8)★

『Air (2023)』

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<個人的な評価:10点中8.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


これは、とっても面白かった。NIKEのエア・ジョーダンのバスケシューズ、バスケ部だった私は一時期、かなりハマってたな。小学生から高校まで、ずっとバスケ部だった私の彼も、エア・ジョーダンのファンで、マイケル・ジョーダンのファン!!バスケットボールバスケットボールバスケットボール
これは、そんなエア・ジョーダンが生まれた実話に基づいた映画だ。

ナイキが誇るバスケットボール・シューズ、“エア ジョーダン”の誕生に迫る物語。
一発逆転の勝負に出たナイキの社員たちの実話。Ben Affleckが、CEO役のフィルで出ていて、Matt
Damonが主人公のソニーを演じている。


あらすじ
1980年代、ナイキのバスケットボール・シューズは人気がなく、業績不振に陥っていた。CEOであるフィルからバスケットボール部門の立て直しを命じられた社員のソニーが目をつけたのは、新人バスケットボール選手のマイケル・ジョーダン。のちに世界的スターとなるマイケルだったが、当時はNBAの試合に出たこともない新人で、さらに他社ブランド(Adidas)のファン。そんな不利な状況をもろともせず、ソニーは一発逆転の勝負に挑だ。

最近は、宣伝が微妙といえど(NIKEに限った話ではない)、NIKEは、常にスポーツ業界、特にバスケ業界のトップを牛耳る会社と思ってたから、まさか、こんな時代もあったのかとは知らなかった。勉強になった映画だ。Adidasが、ドイツの会社だって事を忘れてたが、そういえばドイツの会社だったな。作中では、かなりドイツの印象が強かった笑。

斬新で面白いなと思ったのは、肝心のマイケルジョーダンの顔が出なかったこと!!!
ところどころ、その場にいるという設定で登場しているんだけど、マイケルジョーダンというキャラの顔は見えないんだよ。全く正面の姿が映らない!!!
逆に、本物のマイケルジョーダンのニュースや新聞などが、出ている
これ、あえて、正面から出さない事で、マイケルジョーダンのカリスマ性と凄さを醸し出しているね

あと、私がこの世に産まれる前の、80年代の時代、日本にも昭和の時代というのがあるけど、アメリカにも、あの時代ならではの雰囲気があって、それが、ノスタルジックでいい味を出してた。

本当に知らない事が結構あって、勉強になったよ。実話に基づいた映画も良いね。
例えば、キング牧師のスピーチ原稿の話、作り話じゃなくて本当の話だったんだね。
最近のNIKEは、他のブランド同様に、時代に寄り添って、BLMだのWOKEだの、色々と黒人を全面にだしているが、この会社にいたっては、言われるがままにやっているというより、信念があると思う。当時の経営陣は、白人メインだったけど、それでも、黒人の活躍もあったし、まさに黒人というか、マイケル・ジョーダンのおかげで、さらに大きくなった会社。だからこそ、NIKEに関しては、黒人に対するリスペクトがあるのが自然

ちなみに、斬新だなと思ったのは、ルール違反なのに、あえて、ルールを破って、赤色の多いデザインにしたのが凄い。ただ単にバカが反抗心の為に無責任に、やっているのではなく、勝てるという信念があったから。だからこそ、突き抜けた。その違反金を、被るのも、太っ腹。
その違反金を払っても、儲かるという算段があったからだろう。
そして、その前代未聞のシューズが、さらにマイケル・ジョーダンを目立たせるし、マイケルは勝てるという信念が、NIKE側もマイケルの母親もあったからね。

エア・ジョーダンの売り上げの何割かを、マイケルの取り分にしろっていうのも、金銭欲が意外とすごくて、がめついな...と思ったが、ビジネスといえばビジネスだし...
まあ、実際、それだけ、マイケルの母親も、マイケル自身も、自分の力に自信があったんだろうね。NIKEは、マイケルのスポンサーになったというより、マイケルと共同でビジネスをした感じだ。だからこそ、エア・ジョーダンは、一味違うし、斬新ですごい。

面白かった。

2023年の映画感想(7)★『Veneciafrenia (2023)』

2023年の映画感想(7)★

『Veneciafrenia (2023)』

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<個人的な評価:10点中6.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


かなり前から気になってた作品だが、期待ハズレだった。
ベネチアの仮面サスペンスに惹かれて観た色んな不気味な仮面や冒頭のオープニングは私好みで最高だったんだが、肝心の内容と主人公グループ(迷惑な観光客+食い逃げもする)がウザすぎた
なんか本当にもったいない。設定もテーマも雰囲気もバッチリ最高なのに。イマイチ、落としどころが微妙。

個人的には暴力描写は余裕だが、暴力苦手な人は注意だね。首チョンパもある。
でも、グロや暴力ありだが、あまり同情できない。わざわざ来てくれた婚約者が一番まともだが扱い酷いし噛ませになってるし、主人公女の印象が悪くなった
仮面の雰囲気も不気味で最高でテーマも良いんだが、もっと謎解き要素があっても良かったな。
まあ観て損ではなかったが期待以下ではあった。秘密結社はもっと掘り下げてほしかった。もったいない。

本当に仮面のデザインとか、すごく不気味で、そこはとっても良かったんだよ。
私好みに、ゴシックだし。
でも、殺戮する側のストーリーは、もっと掘り下げてほしかった。
それに、ミステリー要素が全然なかった
思いがけない人が犯人!?ってのが、面白いのに、そういうのがなかったんだよね。
仮面をかぶっているんだからさ。匿名性の仮面をいかしたミステリーがあっても良かったじゃん。
実は黒幕は、警察とか、ゴンドラのおっさんとか。実は黒幕は、観光客のうちの1人だったとか。
そんな、どんでん返しがなかったよ。

あのゴンドラのおっさん、なんなの?あいつが一番いらないキャラだったんだけど。
殺戮する側の仲間でもないし、観光客である主人公の女(しかも婚約者がいる)に惚れて最後まで手助けしただけの人じゃん。マジでいらない。そいつのせいで、主人公女の印象も悪い。お前、婚約者いるだろ。
相手をよく知らないのに惚れるとか、婚約者や恋人がいるのに、よく知らん出会ったばかりの他の人に惹かれるとか、私、そういう人って、男女問わず、大っ嫌いなんだよね。

つか、本当にウザい観光客はウザいよね。大型客船も、ベネチアの人からしたら、かなり嫌だわ。
私が住民だったら凄くイヤ。観光客もマナーを守る少人数は、ぜんぜん良いと思うんだけど、うるさい集団観光は、私も何度も何度も、ウザいって思った事あるし、嫌いだもん。

最近の日本でも、観光客のぶんざいで、人にぶつかって人の弁当をこぼしたあげくに、弁償もせず、暴力をふるったフランス人男性が話題になったな
人様の国にいって、その国の人達に迷惑行為をしたり、最悪、暴力をふるうような奴は最低のカスなんだけど。国際問題に発展してもいいぐらいだよ。

私は、日本在住のアメリカ人だけど、卿に入れば卿に従えは、ある程度、肝に銘じておきたい。その国に行ったからって、別に自分の価値観を変える必要はないけど、列にちゃんと並ぶとか、電車は降りる人が先とか、土足禁止とか、電車やバスでは静かにするとか、公の場での最低限のマナーは、常識あれば簡単に守れるでしょ。
間違っても、旅行先で食い逃げするような事はしないわ。(映画の中の主人公グループ)
そういえば、前に、旅行先で、日本人の学生が、世界遺産に落書きした件が国際問題に発展したね。
日本人でもアメリカ人でもフランス人でも、どこの国でも、一定数、そういうカスがいる。
そういうカス達に、セカンドチャンスはいらない。もう二度と、自分の国から出られないように厳しい罰則をつけるべき。

今は、働いてないけど、私も、数年前は、国際線のCAをやってたから...
この業界、旅行好きが多いけど、だからこそ逆に私のように、マナーを守れないウザい観光客が許せない人達も多い。そういう連中は、もう飛行機が飛ぶ前に、追い出したい気分だよ。
実際にマナー守れない危険性がある乗客を、機内から降ろした事があるわ。
降ろして良かったよ。そういう連中、他国にいっても、暴力行為をして国際問題に発展しそうだもん。
CAは、機内のウエイトレスって勘違いしているバカもいるけど、私は、機内の警備員という自覚で仕事をしてたわ。あまり給料があがらない職種だし、体力にも限界があるから、給料を2倍くれるという企業からのヘッドハンティングで、やめたけどね。でも、いい経験だったし、色んな乗客がいたよ。

大型観光船の観光客は疫病、だから疫病の仮面をかぶって、町を一層する。
だから、この映画は、なんというか...
主人公グループより、ベネチアの住民の目線で観てしまった。
でも、あの狂った首切りの道化師は、ウザかったけどね。怖いというより、ウザさが増した。そいつより、黒幕のボスが気になったな。最後は、なんなの?自殺エンドかな。

首切り道化師のキチっぷりが、ヤバかった。路上で人を晒し、人殺し。明らかにエンタメではないのに、スマホで撮っている観光客も、狂っている。普通、わかると思うんだけどな。

それにしても、主人公グループはマジでうるさかったわ〜
冒頭から、超うるさかったし。マナーが悪い連中なんだろうな〜と第一印象からわかる。
旅行先で、はしゃぐのもいいけど...
やっぱり最低限の常識やマナーは守りたいよね。
国それぞれ、文化も違うけど。
共有する世界常識はあるものだよ。

それは、礼儀&謙虚さ...だと思うね。
礼儀&謙虚の心に加え、警戒心があれば、あまり海外では問題はおきないと思うけどね。
私の経験上、旅行に行く国の文化や習慣やマナーも、事前に下調べした方がうまくいく。

2023年04月14日

2023年の映画感想(6)★『Missing (2022)』

2023年の映画感想(6)★

『Missing (2022)』

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<個人的な評価:10点中7.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


一転二転三転する世界に、自然と引き込まれていった〜
一時も目が離せない。最後は、そうきたかーーーっと度肝を抜かれた。吃驚。
CIAだかFBIだかが、役立たずで、もしかして、黒幕か?と予想してたが、違った笑。
母親が実は過去、CIAかFBIのスパイかとも思ったが、それも違った。
意外と、ごくありふれたオチだった。

まず、この映画を観ようって決めたキッカケは、あらすじを読んだ事。
母親を探すというミッションに共感できた。
私自身、母親がとても大切だから、もし急に行方不明になったら、絶対に何かしたいと思うから。
そういう意味からも、主人公目線で観る事ができた。

私は映画に関しては、何でも観るタイプじゃないから、ポスターや予告やあらすじを観てから選ぶ。
特に映画館で観るものは、私はケチなので、けっこう厳選する。
rotten の批評家と一般評価(一般と批評家の差に注目)や、他人の感想を読んでも大体、雰囲気は掴めるから、間違って地雷映画を選ぶような事は滅多にない。
この映画は、あらすじに共感して惹かれてみた。評価も良さそうだったし。
ちなみに、私は前編は見てない。娘を探すというテーマより、母親を探すテーマに、私自身が共感したから、今回は観た。

9割、パソコンの画面上でドラマが展開する。
恋人との旅行で、旅先で行方不明になった母親を捜すため、デジタルネイティブ世代の主人公ジェーンが、SNSなどを駆使して捜索を試みるストーリーだ。

ジューンの母親は、恋人と南米コロンビアを旅行中に消息を絶つ。
麻薬カルテルなどもあるコロンビア。実際に、拉致や監禁や拷問殺人事件も多く、一般旅行客を狙うギャングの犯罪も多い。とっても危険な地域だから、何があってもおかしくない。
デジタルネイティブ世代のジューンは、検索サイトやSNSなどを駆使して捜索を試みるが、手掛かりはつかめなかった。母の失踪はSNSで瞬く間に拡散されて憶測が飛び交い、国境を越えた話題になっていく。さまざまな情報に翻弄(ほんろう)される中、ジューンは真相を追い求める...

で、物語の真相は、ジェーンの実父にあるんだね。
死んでなかったのかい!!!!
DV&薬物関連で、刑務所に入ってたんだね。
まさか、DV夫だったとはね。娘には優しかったようだけど。
幼いジェーンも、父親の良い思い出しかなかったからね。
母親も、父親は、死んだって事にして、父親の良い思い出しか残さなかった。

うーん。
でも、こんな凶行を犯した父親が、全面的に悪いけど、動機は、娘に会いたいって所にあるんだよね。自分を刑務所に入れた妻への復讐もあるけど
ただ、こんなクズでも、娘とは一緒にいたいのか〜と思うと、少し切ないね。
その愛情表現の仕方が、かなり強引でヤバイけど。
しかし、ジェーンも18歳なのだから、母親から真実を知る権利はあったし、どんなクズでも、そんな父親とどういう関係を築きたいかは、ジェーンに決定権があるべきだと思うね。

ちなみに、亡くなった母親の親友の弁護士女性、可哀想。
当初は、彼女の事を疑ったりもしたけど、良心の塊だったわ。DVの件も、無料で引き受けてたなんて。

さて、真相がわかってスッキリしたエンディング。
やっぱり、私が一番好きなのは、ジェーンの手助けをした、コロンビアの掃除屋のおっちゃんだな。
良心でしかない。彼も人の親だから、ジェーンを通して、自分の息子を思い出し、他人事ではいられなかったのだろう。
事件が解決したあと、ジェーン&母親で、コロンビア旅行に行くのかな。そこで、おっちゃんとおっちゃんの息子と会って、本当に楽しい旅行をしてほしい。おっちゃん、色んな楽しい所を知ってそうだし。

で、この作品、ストーリーの中には目立ったポリコレはないけど...
アメリカで制作される作品には、ポリコレリストというものが存在するし、ある規定をクリアしないといけない。その規定も色々あるんだけど、その中の一つが、人種。
今回、この作品は、そのポリコレ規定をクリアする為に、主人公を黒人にして、異人種カップルを複数出した事だね。これで、ポリコレ規定のいくつかはクリアしている。
主人公の母親&父親。黒人女性と白人男性のカップルはアメリカでも珍しい。
そして、主人公母親&恋人の中国系男性。これは本当にレアの中のレアで、アメリカでは凄く珍しい。
白人と中国系(もしくはアジア系)は、都心部ではよく観られるし、特にアジア系が大半を示しているCalifornia には多いけど。でも黒人xアジア系のカップルは、本当にレア。
レアな異人種カップルを出してきた事で、この作品は、既にポリコレ規定をクリアしている。
なんでもかんでも、ポリコレって言うな!と、実際に、映画製作の現状を理解してないポリコレ派の日本人ファンはいうけど、実際は、その逆で、ポリコレ配慮されていない作品は、ほぼ今は存在しないんだよ。
ポリコレ規定が実際にある時点でね。

別に個人的に、エンタメ目線でみれば、ストーリーが面白ければ、ポリコレでも何でも私は良いんだけど...
ただ、そのような規定や制限がある事に対して、私は、政治的Propogandaや思想の押し付けだから、作品に...ではなく、業界そのもの、アメリカの社会に反発心はある。

それに、不自然なんだよね。
アメリカ人として思うには、実際は、そんなに異人種カップルはいない。
白人は白人と、黒人は黒人と、アジア系はアジア系と...ってのが、やっぱり多いんだよ。
例外ももちろんいるが、やっぱり、似た文化や似た環境で育った人と結婚する事がとても多いから。差別ガーっていうより、好みや共感性の問題で、多民族、多人種国家では、そんなことが多い。
人間が、血が繋がっていないと確信できる、でも自分と似た人に惹かれやすいのは、科学的にも実験されていて、根拠がある。
お互いを知らない生き別れになった双子が、なんだかんだで、出会ってしまうというのも実際にあったし。

だから、異人種カップルが、最近、やけに映画やドラマで出てくるのは、不自然ではある。
実際はそんなにいないからね。国際結婚も異人種結婚もレアだし、あっても離婚率がかなり高い

まあ、エンタメだから、宇宙人と人間のカップルでも、何でもいいんだけどさ。
でも、これは、明らかに、アメリカのPropogandaだから。
異人種交流、異人種カップル、同性愛、LGBTを推しまくっているのが現在の政党。
だから、エンタメで、宣伝しまくっているんだよ。


特定の政治思想をエンタメを利用して宣伝するなど、政治の息が強くかかかったアメリカのエンタメ業界に私は反発心を抱いている。

それとは別に、エンタメとして、普通にこの作品は面白かった。


2023年04月13日

2023年の映画感想(5)★『RRR (2022)』

2023年の映画感想(5)★

『RRR (2022)』

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<個人的な評価:10点中9.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


先日、ついに観に行った!!RRR!期待通りに熱かった、面白かった。
こういう王道で熱い真っ直ぐなスーパーヒーローアクション映画は待ってたんだよ。
私もラーマ&ビームの熱い友情に痺れた1人
シータは健気でかわいいだけじゃなく本当に一途で機転が効いて賢い女性。大好き。
ジェニーも優しい美人だよね。

ポリコレとか変な配慮がない、真っすぐな熱血ヒーロー映画
アメリカも、見習えよ... と思う。

あと、IMAX で見たけど全然混んでなかったわ。
予想通り、春休み終わった平日を待って行ったのが良かった。
1人で邪魔されずゆっくり観たいし。
私の列には誰もいなかったし、1人客が多くて迷惑な連中はいなかった。
経験上、一人客は映画好きしかいないのか、迷惑な客は見た事がない。マナー悪いのは、デートできているであろう、大体は若いDQNカップル。老夫婦とかは逆に落ち着いていてマナーが良い。
だけど、平日のレイトショーは、本当に静かな客や一人客が良いので、おススメ。

ちなみに私の中では、『RRR』がアカデミー賞を受賞していいと思った。
3時間だったので、一番大きいサイズのポップコーンを食べたけど、尿意は全然大丈夫だったわ。
思いのほか、3時間があっという間で時間を忘れるぐらいに熱くて面白かった

アクション映画が、苦手な私でも、かなり楽しめたし、今年、観た映画の中では、トップ1。
だから、個人的な評価は、9.5点だな。

巷で少し話題になっている暴力描写だが、アクション映画+独立戦争を扱ったものなら、こんなものでしょ。
小さい子供向けではないと思うから、12PGにした方が良いと思うけど、そこらへんは、家族それぞれの判断だよね。なにがOKでなにがダメか、家族によって違うし。
私の場合は、8歳ぐらいの頃から、普通に、暴力ありの映画やアニメを親と一緒に観てたし、慣れている。
逆に、私の母親は、暴力描写に関しては緩いが、性描写&恋愛描写には厳しいので、そういうのがある恋愛系の映画は、子供の頃は、一切禁止だった。まあ、ぶっちゃけ興味もないけど。少年漫画は読んでもいいけど、少女漫画はダメってタイプ。

この作品は、インドの独立戦争をテーマに描いているけど、フィクションだね。
私は、あくまでも、フィクションとして楽しんだ。とはいえ、当時のインドの背景を少し知る事も、できた。
イギリス統治下にあった当時のインドは、恩赦を受けてたインド人もいれば、制圧された生活を強いられたインド人もいた。そして、やっぱり後者の方が多かったんだろうね。

この映画に出てた、インド総督スコット・バクストン夫妻は、典型的な差別主義者の害悪クズキャラだけどね。人の国で、ほんとうに好き放題やるなー。許せん。
ただ、夫の方より、妻の方が、サイコパス臭がして、暴力好きで、ヤバかった。
クズ夫婦だけど、そんな妻を、スコットは、それなりに愛していたから、愛妻家ではあるんだよね。
それとも、クズ同士と似たもの夫婦だから、おしどり夫婦なのか。

ひっそりと謙虚に暮らしているゴーンド族の村を訪れ、村人たちに、とてもよくしてもらったのに、総督夫人は、芸術の才能を持つ少女マッリを、強引に連れ去ってしまうのか涙。
母親の事は殺したのかな、酷すぎ!!とずっと思って観てた。
けど、最後、母親も生きているらしく、怪我も治っていて、マッリと再会できた。
あれ、結局、殺さなかったのか。殺す価値もなかったという事なんだろうけど。
マッリは、ふだんは、大きな屋敷で、監禁されていて、たまに、総督夫人のパーティーで、芸術と披露するような生活をしていた。精神的虐待ではあるけど、肉体的虐待とかされていないので、ひとまず、体は健康。

しかし、幼き仲間を連れ去られたゴーンド族は許さん!って事で、そこで立ち上がるのが、ビーム

そして、エリート警察官のラーマ
ビームとラーマの出会い。唯一無二の親友になる。
すっごく王道だけど、こういう友情が大好き。

総督の姪っ子ジェニー&ビームの、仲を取り持とうとするラーマ。
のちに、命の恩人のシータの為に、親友ラーマの為に、ラーマを救うビーム。


欧米映画にありがちな、1人のヒロインを取り合う兄弟とか男同士とか、そういうのは一切ないからこそ、ラーマ&ビームの、友情は、まっすぐで熱いし、思いやりであふれているし、大好きだし、応援したくなるんだよね。

育った環境も違うし、歩んだ道も違う、ラーマ&ビーム。
でも、出会った時から、二人の志は同じだった
命がけで、幼い少年を救ったラーマ&ビーム。
そこで、もう同じ価値観を共有しているとわかるし、だからこそ二人は親友になった。

色々とあったけど、最後はやっぱり、同じ志を目指すものとして共闘した。
最後、ラーマは、「お礼に、君の願いを叶えさせて欲しい」とビームに語りかけ、ビームは「読み書きを教えて欲しい」と返答したのが、最高にいい。
森で育ったビームは、自分に学がないがゆえに、短縮的な思考で、唯一無二である親友ラーマを見殺ししそうになった。ラーマは、賢く、全体像をみて、将来のために、国の為に、行動する男だった。
天の導きのおかげで、シータと出会い、ラーマの本当の目的を知る事になったけど、もし知る事がなかったら、仲違いしたままだった。
ビームは、ラーマと力をあわせて、インドを独立に導きたい。
そういう想いがあったからこそ、「読み書きを教えて欲しい」を言ったのだろう、
ラーマが、ビームに、総督にトドメをさせって指示したのも、ビームと志を共通しているとわかってたから。

ビームは、ラーマと出会う事で、森で生きる屈強だが、世間知らずの男から、国の為に戦う戦士になった。
ラーマは、ビームと出会う事で、志の為に国の為に、心を押し殺して、翻弄してきて、心を失いそうになったが、原点に戻る事ができた。

この2人が協力したら、インドも最高な国になるだろうなという、希望が、最後の場面であった。

もっと色々と、感想を言いたいけど、とりあえず、ここまで。
観て損はなかったし、暑かった。

あと、Naatu Naatu !!!
この映画を観る前までは、Naatu Naatu のダンスしか知らなかった笑。
あのキレキッレの熱すぎるダンスが面白すぎるから、正直、ちょっとギャグが入っている映画?という面白い先入観があったが、全然違ったし、思いのほか、シリアスだったよ。笑える描写は少しあったけどね。
Naatu Naatu のダンスの場面は楽しいし!

ちなみに、ビーム&ラーマも、熱すぎる最高キャラ達なんだけど、インド人って濃いなと改めておもった。
性格も濃いが、見た目も濃いよ笑。
個人的に、ヒゲ男&濃すぎる男は苦手なのもあって、そういう理由で、インド映画も避けてたんだけど。
白人でも、ヒゲがある男は苦手。剃ったらイケメンなのに、綺麗な顔が、もったいないと毎回、思ってしまう。ちなみに、ラーマも、ヒゲを剃ったらイケメンだと思うんだがね。

まあ、男達の見た目は、ともかく、そんな私でも、RRRは、すごく楽しめた。
内容がすっごく良かったからね。

逆に、ジェニー&シータは、見た目も性格も良くて、こういう女キャラ、好きだな〜と思ったし、欧米の作品で、こんな感じの女キャラって少ないよな... と思ったり。
特に、シータは、可愛いだけじゃなく、賢く機転がきくし、頭がいいし、勇敢。彼女も彼女なりに戦っているのだなと思う描写もあった。なにより、一途に健気に、幼馴染で許嫁のラーマを想っているのが最高に萌える。信頼関係がないとできない。
幸せになってほしい。こういうカップル大好きだから、応援したい。幼馴染最高。

逆に、ジェニー&ビームは大丈夫だろうか?全然、バックグランドが違うんだけど。
森で育ったビームと、おそらく貴族階級のイギリス人のジェニー。
この2人に未来はあるのか?幸せになってほしいが、二人の恋愛は、前途多難だなと思う。
総督の事は好きではなかったとはいえ、総督はジェニーの叔父だし。
叔父を殺した相手と、恋愛関係になれるのか?とちょっと、心配。
RRR 2って、あるのかな。
続編があれば、観たい。



今年に入って、映画館で観た映画(2023年1月〜現在まで)は、5作。

好きな順番に...

(1)『RRR (2022)』全体評価:9.5点

(2)『Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves (2023)』全体評価:9点

(3)『Orphan: First Kill (2022)』全体評価:8.5点

(4)『Babylon (2022)』全体評価:8.5点

(5)『Everything Everywhere All at Once (2022)』全体評価:8点



2023年04月05日

2023年の映画感想(4)★『Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves (2023)』

2023年の映画感想(4)★

『Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves (2023)』

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<個人的な評価:10点中9点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


最高に面白かった!こういう王道RPG系ファンタジーを観たかったんだよ。
ストーリーも良かった。キャラ全員、個性あって面白かったし好き。
今年に入って観た映画の中では、トップ1だ!!


ちなみに、ゲームに関しては、一度もプレイした記憶はない。
しかし、私は、RPGが大好きだ。
特に『Dragon Quest(ドラクエ)』や、『Final Fantacy』が大好きで、他のRPG系ゲームも、小さい頃からプレイしていた。それらのRPGゲームの原点ともなった『Dungeons & Dragons』
『Dungeons & Dragons』は、1974年に制作・販売されたアメリカのファンタジー・テーブルトークRPGである。世界で最初のロールプレイングゲーム(RPG)であり、他のRPGの原点ともなっているのだ。
面白くないはずがない。

でも、ぶっちゃけ、観る前までは、大きな期待はなかったんだよね。
近年の過激なポリコレに侵されたアメリカの映画業界に、あまり大きな期待をしていないのも本音。
しかし、そんな中、それでも自分にとって、当たりの作品をみつけた時は嬉しいものだ。
この作品は、当たりだ。

動物変身やテレポート魔法やドラゴンに人喰い宝箱!!!
好きなRPGファンタジー要素たっぷり。紅の魔術師は不気味だった。
仲間のホルガは本当の意味でかっこよくて強さも母性もある面白い強い女戦士だ。(近年の作品にありがちな男をいちいち下げる系ではなく、熱血キャラと同時に冷静で男や別種族とも協力するタイプ)

この作品は、IMAX で観るべきだ!
ドラゴンや壮大な魔法ファンタジー系の映画は迫力ある大画面で観るのが最高。
ドラゴンも、複数出てきたけど、デブドラゴンもいたわ笑い。
ダンジョンにドラゴンに魔法の兜に巨大迷路に人喰い宝箱に闘技場にもっと色々なRPGゲーム満載。


途中から、展開は予想できたけどね。
妻を生き返らせる事はしないだろうな〜とは、予想できたし、ホルガあたりが大怪我をして、ホルガを救うだろなという予想もできたから、それらは別に衝撃的展開ではなく、ありきたりな展開なんだけど。
そんな、ありきたりな展開でも、感動したし、良い話だった。
キーラにとって、ホルガは、大切な育ての親で母親同然だよね。エドガンにとっても、ホルガは、恋人ではないけど、とても大切な親友で仲間で、妻を亡くした自分&娘を救ってくれた恩人でもある。男&女の友情も成立するんだよね涙

短縮的なポリコレなら、ホルガをレズビアンにするだろうなと嫌な予感はしていたが、予想を裏切ったのは良かった笑。ホルガは普通に異性愛者で、しかも愛情が深く熱血。前の旦那にまだ未練タラタラなのも人間味があっていい。その元夫は、ドルフ。そのドルフの新しい妻も、デカい女だったのは笑った。
ホルガは、バイオハザードに出てた、Michelle Rodriguezが演じているのも最高だけど、本当に良いキャラしている笑。

エドガンは、イケメンのChris Pineが演じているんだが、少々マヌケだが、面白くて、人間味があっていい。人の良い部分を引き出してくれるようなキャラだ。

動物変身能力がある女の子もすごく面白い戦い方をしているな。
ハリーポッターを思い出した。
あと冒頭が、Game of Thronesのドラマの冒頭 に似てた。
全ての魔法やファンタジー要素が入っている映画だ。

紅の魔女も、そのボスも、ちょっと怖かったな。
ハリーポッターの、ヴォルデモート卿のような不気味さがある。
悪役には、こういう怖さや不気味さがあった方が、ホラー要素があり、盛り上がる。

意外とあっさり魔女がやられたのはアレだが笑笑。
ドラマだったら、もっと引っ張りそうだけど、映画だからね。

とはいえ、面白かった。
全体的に、今年に観た映画の中では、トップ1。



今年に入って、映画館で観た映画(2023年1月〜現在まで)は、4作。

好きな順番に...

(1)『Dungeons & Dragons: Honor Among Thieves (2023)』全体評価:9点

(2)『Orphan: First Kill (2022)』全体評価:8.5点

(3)『Babylon (2022)』全体評価:8.5点

(4)『Everything Everywhere All at Once (2022)』全体評価:8点


皮肉にも、アカデミー賞を受賞した『Everything Everywhere All at Once (2022)』が下位になってしまったけれど、あれはあれで面白かったよ。ただ他の作品の方が、私の好みってだけだ。
普段、映画館には行かないで、家で観る派。だから映画館で観た映画の数は、まだ少ないけどね。
映画館には、年に10回行くか行かないか。

2023年の映画感想(3)★『Orphan: First Kill (2022)』

2023年の映画感想(3)★

『Orphan: First Kill (2022)』

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<個人的な評価:10点中8.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


そうきたかーーーーーー!!!前作が怖くて好きだから、ずっと気になってた映画、昨日のレイトショーで観たが、そう来たかー!!と予想外な展開で面白かった!!!
前作もこれも、サイコ系ホラーのジャンルでは私の好きな映画の歴代トップ3には入る。
前作の映画は、過去に2回も観たが、この新作に関しては、予告も観てないし、事前情報なしで、どんなアプローチでくるのか知らなかったから、こういう展開だったとは新鮮だった。

この作品は、作中の時系列では、前作の前だ。前作の優しいコールマン家に引き取られる前の物語。

エスター (本名は、リーナ)は、まさに凶暴なサイコパス殺人鬼だな。しかも知能が極めて高いから、たちが悪い。物語は、リーナが、警備が厳重なエストニアの精神病院から脱走を計画するところから始まる。
脱走計画も、まさに緻密に計算されていたのだった。
リーナは外見は少女だが成長ホルモンの異常で成長が止まった31歳の成人女性。
脱走したあとに、殺害した療法士の自宅でワインを飲みながらネットで行方不明者リストの中から自分の外見と似た少女エスターを見つけ出してなりすます。

アメリカのコネチカット州の裕福なオルブライト家に行方不明から戻った娘として迎え入れらる。オルブライト家は、ただの金持ちじゃなく、Old Money。つまり、アメリカの名門の旧家だ。
行方不明になった娘を溺愛していた、父親は、戻ってきたエスターを、疑う事なく喜ぶ。
しかし、母親と兄は、エスターに違和感を募らせていた。
そして、本物のエスターの行方不明時に捜索をしていたドナン刑事も、彼女を不審に思い独自の捜査を始める。

そして...そうきたかー!!!!!
母親や兄が、エスターに不信感を募らせていた理由が衝撃的だった。
本当の母親だから、知っているであろう、エスターの見た目や言動や思考に対する違和感というより、
死んだはずの、エスターが、戻ってきたから吃驚したのだったという。
そう、本物のエスターを殺したのは、エスターの実兄。息子が犯した妹殺害を隠蔽したのが、エスターの母親。本物のエスターは、実の母親と兄の手によって、埋められていたのだった。
行方不明ではなくて、死んでいたのだった!!
時分の手で埋めた死んだはずの、娘が、突然現れたら、そりゃ吃驚するよね。

サイコパスのリーナが、エスターになりすまして、やってきた裕福な名門旧家も、サイコパスの家庭だったという。

エスターの兄は、フェンシングの腕は確かだし、なかなかのイケメンではあるが、典型的な有力者のクズ息子。兄妹げんかの事故で、本物のエスターを誤って殺害した。
母親は息子が犯した妹殺害を隠蔽。息子を溺愛しているのもあるが、それより、名門旧家のスキャンダルを恐れたのだろう。だから隠蔽して、行方不明ということにした。
それにしても、実の娘なのに、よく、あんなことができるな...
墓もつくらず、行方不明のままにしておくなんて。
この母親が、自分の娘より、自分の息子と、名門の家を守る事に執着していたのがわかる。
その執着が、もはや、サイコパスだよ。

そんな家にやってきたリーナ。
ドナン刑事はオルブライト家を訪問してリーナの指紋が付いたレコードを密かに持ち帰り、採取した指紋が本物のエスターの指紋と一致しない事を突き止める。その瞬間、以前からドナン刑事を警戒していたリーナが殺そうと襲い掛かる。殺しに手こずる中に母親がドナン警部を拳銃で射殺する。
この場面は吃驚した。
そうきたかーーーーーー!!!!!!!
母親は、最初からこいつが偽物と知ってたのかーーーーー!!!!

お互いの秘密を共有して、仮面の親子をしばらく演じるが、最終的に、悲劇となる。

そして、前作に繋がる

前作でも思ったけど、リーナは、父親をよく誘惑しようとするね。毎回失敗に終わるが。
いくら、中身が30代の大人の女性とはいえ、人の夫、人の父親を誘惑しようとする根性が腐っている。
しかし、リーナは、精神異常者で、サイコパスなので根性が曲がっているのは、当たり前か。
凶暴で冷酷な殺人鬼の癖に、父親には本心で甘い顔をして誘惑しようとしているギャップが、彼女のサイコパス感を、さらに際立てている。だからこそ、リーナは、恐ろしいのだ。

2023年03月17日

2023年の映画感想(2)★『Babylon (2022)』

2023年の映画感想(2)★

『Babylon (2022)』

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<個人的な評価:10点中8.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


昨日が上映日の最後だったのでレイトショーでなんとか観に行けた。
私はこれ、けっこう好き。エブエブ より好きだな。冒頭から超汚いけど、映画館で観れて良かった。史実のストーリーを基にしたのだろうか。コアな映画ファンは、これを見て色々と想う事があるかもしれないからこそ、おすすめ。
3時間と長い映画だったけど、濃厚だったよ。

私は言葉下手だからうまく言葉にできないけど、悲劇なんだけど喜劇のような、とにかく狂っている世界観
でも、実際の映画業界をモチーフにしているから、リアリティーもあるんだなと。
時の移り変わりで、映画に命をかける、男と女達の物語だ。

冒頭の象の糞から、汚すぎてヤバイけどね。
グロすぎて、笑っちゃった。
過激なセックスシーンや裸シーンは、バッググランドの一部なので、個人的には、そこまでエロとは思わないし、むしろ芸術
だが、糞とゲロはキモイ笑。偽物とわかっているから、キモイと同時に、笑いが込み上げてくるけどね。
この映画、ところどころ、笑える箇所がある。
映画をつくるたびに、現場にしろ、パーティーにしろ、死人が出るのがヤバイんだけど、実際、裏で死んだ人はたくさんいるんだろうなと、やるせない気持ちになる。でも、それを面白おかしく描いているから、暗い雰囲気はないんだが、悲愁は漂う
そして、ドラッグやらギャンブルやら糞まみれやら、色々問題がある登場人物が多いが、それでも、みんな映画に命をかけているのをみると、不思議なリスペクトさえも感じる。同時に、危ういなとも感じる。

あと、ギャングのボスの顔がヤバくて怖いんだが面白い
ドラキュラ伯爵のような顔で、薬のヤリすぎって感じ。
トンネルの地下に連れていくから、実は、大金が偽物って知ってハメようとしているのかな〜と、私までドキドキしたが、本当に、マニーと映画を作りたかっただけでした笑笑
あのトンネルの地下世界は、見世物小屋であり、監禁や拷問場所でもあるんだろうな。実際にそんな感じの場所がこの世には沢山ありそうだな。
マニーの事は、ハメようとしたのではなく、本当に、お気に入りの人間ペットを見せたかっただけなんだね。
最後に、金が偽物とバレて、ギャングに追われる羽目になるけど........
それは、ギャングもキレるよね。これも全部、ネリーの借金が元凶なんだけどな。


昔の映画は、そういえば、セリフがなかったんだね。サイレント映画か。私は観た事ない。
そして、時代が変わっていく。今もどんどん変わっていく。
最後のシーンに、AI や Avatar の画像も出てきて、どんどん新たな技術が加えられ、変わっていく映画界に、ウルっとした。

ジャック・コンラッド の自殺はショックだった。自殺しそうだな... と予想はしてたが、本当に自殺したのはショックだったな。最後まで、カッコ良かったな。そしてクールで切ない人生の終わり方だった。
私は、事前情報なしで、この映画を観たから... 
ジャック、ネリー、マニーが、3人で、ヒット映画を作るに至る内容かなと思って観た。
でも、予想を裏切った。悲劇だった。
ネリーもね.... 
ジャックが死んだので、ネリーも死ぬだろうなとは予想してたけど。

マニーだけが生き残って、家庭をもって、落ち着いた生活をしているようだ。
彼だけが、救いかな。
全員死んだら、さすがに悲しすぎる。

ネリーのキャラは、独特。
誰にも得意不得意があるし、彼女も完璧な人間ではないけど、毎日生きるのに必死だった。
その必死感が伝わってくる。
ドラッグやギャンブルの悪い癖は抜けきれなかったのが残念だが...
ただ、ヤバイ女なんだけど、応援せずにはいられないようなキャラだった涙。
輝いたのは一瞬だけ。でも確かに彼女は輝いた。その歴史は永遠に映像に残る。
ジャックもそう。彼の時代は潮時で、残念な事に彼は自殺の道を選んだが、彼の作品は永遠に映像に残る。
ネリーもジャックも、映画の亡霊として華やかに永遠に生きる。
ネリーのモデルは実在した名女優クララ・ボウ
実際のクララは、結婚もしたし、60歳まで生きたようだけどね。(心臓麻痺で死亡)

最後のマニーのシーンは、切なかったが感動した。





2023年03月08日

2023年の映画感想(1)★『Everything Everywhere All at Once (2022)』IMAX

2023年の映画感想(1)

『Everything Everywhere All at Once (2022)』

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<個人的な評価:10点中8点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


IMAXレイトショーで観賞!主演女優 MichelleYeoh が良かった。
普段、アクション系は観ないけど、今回は、彼女目当てで観た。Michelle Yeoh は、アジア系アメリカ人で一番有名なハリウッド女優。もう60歳なのに、信じられないぐらい、体格がいいし、パワフルで綺麗。中華系アメリカ人として知られているけど、彼女のルーツは、マレーシアで、マレーシアの小さな町 Ipoh 出身。
私もアジア系アメリカ人で、母は元々はシンガポール出身で、その先祖を辿ればマレーシア出身でもあるから、同じルーツの女優として、ずっと家族で応援してた。

Michelle Yeoh が演じるのは、主役 Evelyn。この映画では色んな世界のEvelyn が見れた。
私はゴージャスなEvelynの世界をもっと観たかった。
むしろ、あの銀幕のスターの世界のEvelyn が、リアルのMichelle Yeohだよね。
場面展開が早すぎて滅茶苦茶だけどファンキーで笑いあり涙ありで面白かった。
絶賛とまではいかないが久々に良い映画なので、評価は、80点!(10点中8点)
個人的に、人生が変わる映画ではないし、感動で震える映画でもないけど、良い映画だった。
唯一、個人的に、ちょっと無理って思ったのは、犬を蹴ったりぶん投げたりするシーン。
本物の犬じゃないのはわかっているけどね!短いシーンだけど。でも、愛犬家は視聴する時は気を付けて。個人的にグロや殺人系には慣れてるんだが偽物と分かっても犬が痛い目に合うシーンとペーパーカットのシーンは思わず目を瞑った。

この映画も他のアメリカ映画同様に、アメリカの WOKE Propoganda が入っている。 (ポリコレ教をバイブルに作れた作品)最近のアメリカ映画は検問がかかっているからしょうがない。作品の本来の良さが消されてなければ、私は特に気にしない。個人的にポリコレを抜きにしても面白かったから。

下品なネタはアホなアクション要素だから別に気にならない。(他のwokeドラマにありがちな下ネタをシリアスに描くのは下品さが増して吐き気がするが)カオスすぎる世界観だが、主人公を応援した。Woke教では有害な男と言われるalpha maleが好きな私だが、主人公の夫Waymondのような人もカッコいいと思った。(ちなみに、私にとっては有害なのは、alpha male ではなく、Woke 教だから。今のアメリカの分断と惨状はほぼ、Woke 教が元凶)

それにしても、Evelyn の夫のWaymondが、弱そうにみえて本当に良い人だな。
彼は確信を突いているんだよね。世渡り上手も優しさも、立派な才能だよ。
Evelyn 忙しすぎて大変だな〜と思ったらアクションシーンも凄い! 
Michelle Yeoh 姐さんしか出来ない役柄。この映画、本来はJackie Chanの為に制作されたらしいけど、それも納得。Jackie Chan は、もうハリウッドで仕事してないもんね。中国贔屓だからで。まあ彼の気持ちもわかる。
アメリカ VS 中国は、どっちもどっちだし、ぶっちゃけ腹黒さなら同じぐらいだよ。アメリカが戦争屋なのは、平和ボケの能天気じゃなければ、わかる。アメリカ人の私だって、わかるぐらいだもん。
で、この映画も、他のアメリカ映画同様に、アメリカの WOKE Propoganda が入っている。 (ポリコレ教をバイブルに作れた作品)
それは、もう最近のアメリカ映画では、しょうがない。検問がかかっているからね。
わざとらしく、しつこくなければ、作品の本来の良さが消されてなければ、私は特に気にしない。
ポリコレを抜きにしても面白かったから。

テーマは家族愛


異次元間SFアクション映画でもあるけど、根本的にあるのは、家族愛だから、ファミリー映画。
だが、下ネタもあるよ笑。
私もアジア系アメリカ人だけど、私とはバッググランドが異なる家庭。
親子で微妙に価値観ズレてるの大変。
私は親とはそんな問題なかったし、親に対しては、私は世渡り上手というか、狡賢かったから親とはうまくいってたけど。だからJoy は生きづらい人生だな〜と思うし、彼女の行動は理解できない面もあるけど、なんだかんだ最後は家族愛だな。オープンマインドの優しい両親で良かったね。

さて、タイトル通りに、カオスな内容なんだけど、色んな世界のEvelyn は、ちょっとづつでしか出てこない。
現実世界のEvelynが、色んな世界のEvelyn の能力をゲットして、ジョブ・トゥパキ(Evelyn の娘)というラスボスに立ち向かう物語

アクションシーンが毎回ハチャメチャで面白いし、コンフーカッコいい。
指がソーセージの変な世界もある。

アライグマのコックは可愛い。
Evelyn が歌手の世界も素敵。

銀幕のスターの世界も、ノスタルジックで素敵。あの世界でもWaymondと巡り合ったのは感動。
夫Waymondと結ばれなかった世界... もしかして、結ばれない方が二人は成功できたのか?
でも根っこは同じ。優しい夫のWaymond。

石の世界のEvelyn。そのまんま石だけど可愛い笑。


....

そして現実世界の Evelyn は....

コインランドリーを経営する女性で、税金対策に頭がいっぱい。
中国からきた車椅子の父親、優しいが頼りない夫(実はEvelyn と離婚したがっている)、価値観が異なる反抗期の娘。仕事や税金に追われて忙しいのに、家族の心もバラバラ!!
私は、とにかく、最初から、そんな大変なEvelyn に同情したよ。

Evelyn の娘は、レズビアン。恋人のBecky は、良い子っぽいけど、いちいち価値観が違う高齢の祖父にまで、カミングアウトしなくてもいいのに... とは思ったわ。両親は認めているんだし。もっとうまく立ち回れよ。
でも、あのアメリカで、WOKE洗脳や、LGBT洗脳教育を受けて、そして、自分の家族はどっちかって言うと保守的なアジア系の価値観だから、Joy も困惑するし、生きづらいよね。

下記はリアルの現状や、自分と照らし合わせた話になるけど、実際、今、アメリカでは、公立小学校から、イキすぎたポリコレ洗脳教育をやっているんだよ。アメリカではそのような事態を防ぐ為にホームスクールやフロリダやテキサスに移住する人もいるし、裕福な家庭は私立に通わせている。CA州はアメリカの中で一番ポリコレ洗脳が酷い。甥っ子が、NYにいるけど、幸い、幼稚園から私立で元気に育っている。変な洗脳を受けずに。兄夫婦は事前にWoke有害性を知ってたから。子供の教育はとても大事で幼い頃の洗脳はなかなか解けない。困惑はトラウマになるし、さらに生きづらくなって、自殺も増える。大学になると、大体どの大学もWokeだが、大人になると自分の頭で冷静に考える事ができるので、まだ子供の洗脳よりマシ。
私はアメリカ生まれだけど、私の頃は、ポリコレがなかったけど、元々、両親は、アメリカの甘い子育て方法や、リベラルな価値観に共感できなったな。父の仕事と同時に、アジアの世界を私に見せて、視野を広めたかったとの事で、私も弟も、小学校からシンガポールの私立のインター校で学んだ。夏休みなどは、アメリカの私立のサマースクールに通う事もあった。5歳年上の私の兄は、幼稚園からずっとアメリカの私立だった。私達家族がシンガポールに移住した時は、兄は、全寮制の私立の進学校へ。
一般アメリカ人からは考えられないほどの、教育脳で厳しい両親のもとで育った私達3兄弟は、なんだかんだで、大人になった今でも親を尊敬しているし、感謝しているし、全員、そこそこ裕福な人生を送っている。
今の私の価値観も、親の価値観と、そんなに変わらない。
中学生や高校生の頃は、それは色々試したいから、色々やったけど親に迷惑をかけるような事はしなかった。
私の家は、タトゥー禁止の家庭だったし、家族は誰もタトゥーしてない。それは最後まで守った。
他の人はやっているけど、人は人、うちはうち。
「友達の●●もやっている!」は、うちでは通用しない。
「友達の◇◇は、イスラム教だけど、あなたも改宗する?」と言われるだけだし。
タバコも禁止。ドラッグは論外。
私が反抗したっていうか、隠れてやったのって、ヘソピぐらい笑。怒られたけど、お婆ちゃんが可愛いって言ってくれたから母親の怒りも落ち着いた笑。タバコは隠れてやったけど臭かったので、すぐにやめた。
未成年飲酒に関しては、親は知ってたと思うけど、時々怒られるが、問題をおこさなかったので、特にきつく咎められる事はなかったし、パーティーに関しても、彼氏か、男の親友と行く事を条件に、基本的に自由。
なにより、私の成績は常に上位10位だったし、陸上やピアノでも賞を貰ったし、大学にも自信があったし、やることはやってから遊んでた。その後の私は、ちゃんと大学卒業して大企業に就職して、20代後半で、マンションを買ってる。親が投資の為に私に買った複数の不動産以外にも、ちゃんと私は自分の金で、マンションも買っている。自分のものが欲しかったから。ちゃんと両親を旅行に連れてったり親孝行もしている。
我ながら立派だと思うけどね。自分には自信があるよ。

この映画のJoy は、ぶっちゃけ落ちこぼれだよね。大学を中退したようだし。
あまり裕福な家庭じゃないっぽいから、私が、Joy なら、親をもっと楽にさせようと、勉強も仕事ももっと頑張るんだけどな。
そんな娘でも、人間は完璧じゃないから、なんだっていいんだよ!!ってのが、この映画のテーマ。
うん、まさにアメリカのリベラル、ポリコレな考え方だ。
その価値観じたいは、悪い事じゃないし、そういう価値観もあっていいと思う

ただ、自分!自分!じゃなく、まず親を思いやる、家族中心に考える、そして、家族で団結して生活レベルを上げる努力も、とても重要だと思うんだけど。少なくとも私の価値観ではね。

まあ、この映画の、Joy も彼女なりに悩んでいたし、両親の事を愛しているからこそ、自分の事をもっとわかってほしい気持ちはわかるんだけど。母親ともっと腹をわって会話したいというのが根本にあるし。忙しすぎる母親は、それができなかったから。
だから、Joy も、根は良い子なんだよね。もっと腐った反抗クソガキってのは、親と話したくない奴だから。
家族とすら話せない奴が、どうやって社会でコミュニケーションできるんだよ。
その点、Joy は、母親と対話を試みてたから、母親と価値観は多少違えど、愛はそこにあるし、最後は、家族でハッピーエンドなのは、良かった。

そういえば、うちの家族には同性愛者はいないから、自分が同性愛者だったら親はどういう反応するのか、わからないな笑。他の人が同性愛でも、私には関係ない、興味ないので、どうでもいいけど。
でも、自分がレズと想像するだけでも気持ち悪い。根本的に男好きで、女が苦手だからかな(自分と家族と友達と好きな女優は例外)。女より男の方がわかりやすいし。経験上、女の方が腹黒だし。女だからって、赤の他人でも、女の味方をするってのは絶対にない。赤の他人は赤の他人。相手を知らないうちは、嫌いとか敵とかって思わないけど、全般的に女が苦手。だから、自分がレズって想像するのは気持ち悪い。
ただ、女友達は普通にいるし大好きだし、好きな女優やモデルもいる。うーん。しかし、それは美人や賢い人への憧れで、その人のようになりたいってだけで、その人と、どうこうしたいのは全くない。
だからレズの気持ちはよくわからない。
でも、仮に自分が同性愛だったとしても、親から縁を切られる事はない自信はある
まあ、縁を切られる事はなかったとしても、良い顔はしないだろうね。
でも、親は最初は絶対に困惑すると思うし、他の保守的な親戚への紹介では、恋人って紹介せず、女友達って紹介するだろうな(Evelyn が最初ににやったように)
そして、最初は困惑しても、性別じゃなくて、相手の中身をよく知る事で、良い人ってのはわかっていくはずだから。だって、異性愛でもクズ恋人とかいるじゃん。それと同じ。性別じゃなくて、中身をみる。
でも、私がレズになる事は、命をかけて、絶対にないけど。兄(既婚者)や弟が、ゲイになる事もない。
なので、Evelyn と比べたら、私の親は、そのような困惑はせずにすむだろうな。

なにはともあれ、アクションあり、SFありの、ファミリー愛が中心の映画だった。

2022年12月08日

2022年の映画感想(10)★『The First Slam Dunk (2022)』IMAX

2022年の映画感想(10)★

『The First Slam Dunk (2022)』IMAX

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<個人的な評価:10点中9点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。

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ついに観に行った!!
冬休みで混む前の平日に行けてよかった...
感染対策もそうだけど、私自身がポップコーン食べたいし、まわりに人がいるのが嫌なので、一人で観る時は、だいたい、いつも前方に座ってポップコーン食べてる笑。今回も前から3列目。
まわりに誰もいなくて快適だった!!!!!私の列は誰もいないし、前にも誰もいない。後ろは通路なので後ろから誰かが蹴ってくる心配もなく快適な席だ。
座席図を確認したら、それなりに人はいたけどね。前方は私だけだった黄ハート

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私はスラムダンクの原作&アニメファン。だが、この映画のために、過去のアニメを観返したわけではないので、忘れている部分もあるが、昔は、本当にファンだったし、今でも好きな漫画、好きなアニメのトップ3に入る。山王戦が映画化されると聞いて、前から絶対に観たいと思ってた!
観た感想としては、キャラ掘り下げに関して意外だった部分もあったけど脚本も監督も 井上雄彦先生なのでこれがオフィシャルという安心感はあった。

この素敵な記念品コースターもゲット。

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他にも自分用に、これ買った。
映画のパンフレット&ジュースホルダー。
三井が欲しかったが三井だけ売り切れ。
流川をゲットした。
たまたま私が行った所が売り切れだったのか...でも三井かなり人気だからな。
花道か流川で迷いましたが流川にした笑
まあ、みんな好きだけどね。

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さて、これからネタバレ感想を書くが....
実は予告編も観ずに、前情報なく、映画を観に行ったので驚きだったが...

今回の主人公は、宮城リョータだ!!


みんな知っている事だが、原作&アニメは、もちろん桜木花道が主人公。
今回の映画も、花道メインかなと思いきや、彼ももちろん試合では活躍するんだが、フォーカスは間違いなく宮城リョータだったね。
宮城リョータの過去話(家族の掘り下げ)もけっこうあったな。そこらへんは原作になかった知らなかった部分もあったので、すごく良かったし、でも思いのほか悲しい過去編だったので泣いた...
桜木花道の選手生命にかかわる大けがが心配で、彼はどうなったのか...その後の事が書かれてなかった映画なので....井上 雄彦のスラムダンク『あれから10日後-』を読んでない人は、心配になるかもね。
私はすでに、かなり前から、『あれから10日後-』を読んでいるし、花道がめげずに、リハビリをしているのもしっているので、彼がいつか復帰するのは予想できた。そして実際に、資生堂のコラボCMで、復活しているような描写があった
この映画をみて、花道やほかのみんながどうなったか知りたい人は、ぜひ『あれから10日後-』と、このコラボCMを観てほしい。



この映画は、あくまでも、リョータにフォーカスしたものだ。
そして映画を最後まで見てびっくり。
リョータもアメリカに留学したんだね。
沢北アメリカに留学するのは、原作にもあったけど、リョータも行ったのは吃驚。
逆に流川は日本に留まるんだよね。流川が日本に留まるのは原作でも書かれてた。
けどリョータがアメリカにわたったというのは新情報だな。

背が小さくても、PGとしては素晴らしい才能をもっているのは確か。
だが、それにしても、体が大きいアメリカ人と比べると大変だし、困難な道だと思うな。
成績もあまりよくなかったし英語もできないだろう。
PGだから、特にコミュニケーションがうまくできないと。
まあ、アメリカといっても、さすがにNBA選手とかだったら無理がありすぎるが、おそらく高校留学だろう。もしかして大学かもしれないけど。観客が少なかったから、たぶん高校かな。大学だったら弱小チームかも。

スラムダンクも、アメリカのバスケを美化しているが、NBAがある国だしアメリカといえば、バスケ&フットボールではあるが、アメリカ出身の私がはっきりいってしまうと、ぶっちゃけ下手な高校や大学もたくさんある。
下手〜普通な奴の方が割合が多いし練習も日本ほどハードじゃないかも。
もちろん強豪高校や大学、NBA目指してる選手は凄いし、プロのコーチつけたり、また個人でも練習しまくってるのもいるが。
だから、いっちゃなんだが、もし交換留学とかなら、リョータの高校が弱小高校の可能性もある。日本からきて英語も下手なリョータをスタメンにいれるほどの弱小高校とかね。その可能性も否定できないから、リョーター、アメリカでバスケか!!!すげーーーーー!!!!とは、思わない笑。
凡人の私すらも、アメリカでは、バスケ部だったから笑。中学だけだったけど。
ただ、リョータのチャレンジ精神は認める
アメリカで、どこまでいけるのかが重要。
バスケだけなら、キツイだろうな...ってのが私の本音。
バスケで挫折した時に、困るから。コミュニケーション能力があり、それなりに勉強もできてないと。
私が思うのは、あの湘北チームで、アメリカにいって成功するのは、ゴリだろう。
バスケで成功できなくても、ゴリは頭が超良いし、熱血でコミュ能力もあるから。

私の高校はそれなりに強豪だった。200cmも二人いたし、チームの平均身長が185pだった。その中でNBAにいった人は一人もいないけど。大学からスカウトきてた人は何人かいた。奨学金でアイビリーグに行った人も複数いたけど。しかし、なんだかんだで、みんな今は、バスケ選手にはなっていないし、金融マン、商社マン、弁護士、親の会社を受け継いで社長など。私が知っている限り、スポーツ選手はいないな。
高校の試合では、100点ゲームはよくある事で、相手チームを2倍や3倍差で、ボロ負けにすることも多かった。でも、部活の練習時間はスラムダンクに出てくる高校とは比べ物にならないほど少ない。しかし、運動部の男子たちは、普通に家で筋トレしまくってたよ。スポーツのためかモテるためかは知らんけど、私も長身(180以上が理想)で筋肉が綺麗な男が好きだから笑。それにしても、アニメだから、どこまで本当か知らないけど日本の部活の練習、信じられないぐらいすごいなと思う!ちなみに私の高校、進学校で成績が上位の人しかバスケ部入れないので湘北でいうとゴリとメガネ以外はアウト笑。なんだかんだで、スポーツできる人は頭が良かったし。いや、頭が良いからスポーツも上手なのか。
私は高校ではバスケやめたけど。当時、付き合ってた彼氏もバスケ部の副キャプテンだった。今の相方もバスケ部出身だけど。練習きつかったのは知っているが、普通にデートする時間、家族とごはんにいく時間、勉強する時間や、友達と遊んだりPartyに行ったりする時間、習い事をする時間(ピアノ、バイオリン)もあったので....スラムダンクに出てた高校ほど、練習してたとは思えない。

まあ、リョータがアメリカでどこまでやれるのかは何ともいえないけどね。
リョータだけじゃなく、みんな大人になって、バスケで収入を得ている人はどれぐらいいるのかな?
流川や花道あたりは、バスケ命!だから、それに人生を捧げそうな予感だけど。

映画ではリョータの過去が掘り下げられていた。
兄が亡くなったのは知らなかった。その前に父親も亡くしてたなんて。
家族のキャプテンだった兄との絆...
リョータの母親が、けっこう弱い人だったな。
夫を亡くして、子供3人。母親が子供を支えるというより、長男(リョータの兄)に母親が支えられてたのか。その長男も海難事故で亡くして......涙。
リョータは兄の代わりになりたかったけど、それができなかった。
母親との関係も悲しかったな。
母親は、一種のうつ病だったのではないかな。兄が亡くなったあとのリョータの家庭、誰のせいでもないけど、悲しい家庭だったな。リョータの元気な妹は癒しだ。
あの妹は本当に明るくていい子だ。

さて、この映画を、10点満点で評価すると...
(個人的な評価だから、私の感性によるもの)

ストーリー → 8点
まとまり → 6点
表現 → 6点
臨場感 → 8点
原作を知らなくても楽しめるか → 4点
花道のその後がわかる『あれから10日後-』を知らなくても楽しめるか → 3点
原作ファンとしての今回の映画化に対する感謝の気持ち → 10点 


しいていうなら、『あれから10日後-』を映画の後半に入れてほしかったな。
まあ、リョータにフォーカスした作品だったから、かわりに後半に、リョータのアメリカ留学を入れてきたけど...ほかのキャラは??と、拍子抜けした涙。
スポーツの試合をアニメ化、そして映画化、どう表現するか難しいと思う。

ちなみに、山王に勝ったに、あの最後の10秒。無音だったが...あえて無音にしたのはよかったが、最後の花道のシュートは、音を入れてほしかった。
あの、シュートの静かな音だけは入れてほしかった。
ダンクでもなく、あの静かなシュートがいいのだ。
花道の、「左手はそえるだけ...」のセリフも入れてほしかった。
まわりは全て無音で、花道のセリフ&シュートの音だけは、入れてほしかった。
私が監督なら、そういう表現にしたいと思ったけど...
でも、まあ、脚本も監督も 原作者の井上雄彦先生だから、あえてそうする理由はあったんだろうね。

下記、原作↓
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流川&花道のハイタッチも、本当に良かったよ。
感動してこみあげてくるものがあったね。
さすが、脚本も監督も 井上雄彦先生だ!!


シネマにあったポスター。

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2022年10月05日

2022年の映画感想(9)★『Avatar (2009)』IMAX 3D

2022年の映画感想(9)★

『Avatar (2009)』IMAX 3D

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<個人的な評価:10点中8.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


映画好きじゃなくても知っている人が多いだろう大人気映画。
2009年の映画だけど、実は、私は観た事がないので今回が初だ。
IMAX3D で観れて本当に良かったと思う。
ぶっちゃけ、私からすれば、映像美が最高だったので、IMAX3Dじゃなかったら、評価は7.5点ぐらいにしてた。ストーリーも感動する部分はあるんだけどね。
やっぱり、この作品は、IMAX 3Dで映画館で観賞する為にあるでしょう。

映像美は本当に本当にすごい!!!IMAX 3Dは迫力ある。

でも、主人公のジェイクの当初の生意気な態度にイラついたので、ジェイクはあまり好きじゃない。別に嫌いでもないけど。
終盤で、かなりヒーローぽっくなって印象は良くなったが、ご都合主義な面もあるなと思った。
元々、その土地で生まれ育ったわけでもないのに、ナヴィ達からしたら、ぽっとでの人間の癖に、空の王者・トゥルークを手懐け、トゥルークに受け入れられた伝説のトゥルーク・マクトとなったのは、ご都合主義というか、アメリカ映画的だなと思った。
よそ者の癖に、既に婚約者がいるネイティリと恋仲になり結ばれたのも略奪愛じゃん。
ツーテイ(ネイティリの婚約者)からしたら、ぽっとでのよくわからん奴に婚約者を奪われたどころか、リーダとしての立ち位置も奪われた感じだな。地球人への敵対心が強いのも当たり前だろう。地球人(というかアメリカ人)がやってる事は、侵略と破壊でしかないんだから。後に、ジェイクがトゥルークを手なづけ、伝説のトゥルーク・マクトになった事で、和解して、共闘する事になるが、最後の決戦でイクランを駆って奮戦した果てに都合よく戦死。これも、制作側がジェイクをリーダーにするために、邪魔なツーテイを消した感じのように思えて、ツーテイもジェイク万歳!の踏み台みたいな感じでなんだかな。
フィクション映画だし、ご都合主義なのは当たり前だが、私はこういう系のストーリーは、主人公より、脇キャラに感情移入するから、主人公が、ぽっとでの癖に、略奪愛までして、ヒーローになるという展開は好まない
まあ、よそからきた者が、いずれリーダーになって、パンドラを救うだろう...みたいな予言はあったんだろうけど。

ただ、戦傷で下半身不随になったジェイクが、アバターとして、ナヴィ族になって、生きる喜びや意味を見出したのは良かったし、感動する面もあった。
普通の健康な人間より、下半身不随のジェイクだからこそ、心にグッとくるものは確かにあった。

ジェイクが、人間サイドから寝返り、最終的にナヴィ族の救世主になったのは良かった。ナヴィ族との生活を通して、ハンターとしての修行を積む過程を通して、ナヴィの生き方を学び、ナヴィ族とパンドラの為に戦い、最終的に本当にナヴィ一族になった場面は感動した。ネイティリへの愛の為だけじゃなく、ジェイク自身が、本当にナヴィ一族として、パンドラを愛するものとして、成長したのは感動した。
埋葬した死者の魂も、死後も大地に戻って生きていくという価値観。狩りでしとめた獲物の死骸にも祈りを捧げるナヴィの自然観。自らの命も含めたすべての生命エネルギーが大自然の中を循環してゆく。
惑星全体を取り巻く雄大な連鎖の中で各々の生を位置づけるその生き方は、環境破壊によって母星を瀕死の状態にまで追い込んでしまった地球人とはまるで異なる。

ナヴィ一族として生活をして、身に染みて、それを学んだジェイク。

それにしても、人間の軍人のボスみたいなやつ。
あの男、見た目も性格も、軍人のボスのような奴で、すごくしぶとかったな。
行動が早いし、軍人としては立派だろう。だが、彼は破壊者だ。

フィクションだが、今の時代に観ると、色々と考えさせられる面もある。
環境破壊が進んでいる地球、未だに侵略行為をする国々がある地球、生き物や植物への感謝の無さ。
100年後、150年後、私はとっくに死んでいるが、地球はどうなっているんだろうか。
もう住めなくなって、他の星を侵略しにいくのだろうか。そういうSF的な展開もフィクションではなくなるかもしれないね。

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★Layla★
はじめまして。このサイトは、自己満足目的の気まぐれなブログです。英語NATIVE、日本語検定1級、バイリンガル。日本在住12年のアメリカ人。(日系 1/2、華人 1/4、ポルトガル系1/8、イギリス系1/8 の混血) 日本在住12年目。1年のうち、25%は出張か実家か旅行で海外。ブログは趣味記録&日本語上達の為に開設。自己満足ブログですので自分の書きたい事を素直に書いてます。辛口の時もあります。好きな事を書いているだけなので文法も誤字もチェックしてません。 私は多趣味です。グルメ、読書、旅行、スポーツ、謎解き&リアル脱出ゲーム、映画やドラマ観賞、漫画、ゴシックファンタジー等が大好き。スポーツは特に水泳とバスケットボールが好き。尊敬する人は、英国のエリザベス女王&フィリップ殿下、両親、兄、弟、彼、親友。 ブログでは、旅先の事、美味しい食べ物の事、リアル脱出ゲーム、漫画、本、ドラマや映画の事などランダムに書いています。 漫画に関しては、アニメ派とコミック派にはネタバレなので自己責任で!ワンピースに関しては最近は貯めてからいっきに読んで感想を書く事が多いです。 映画やドラマ感想も全部ネタバレあるので、自己責任で。観てない人は要注意!! ワンピース以外にも『ハンターxハンター』など色々な漫画を読んでいます(少年漫画メイン)。 欧米のドラマや映画もよく観ます。ジャンルは色々観ます。 『GAME OF THRONES』が大好きです。 Lannister家の双子、Cersei & Jaime を愛しています。 『GOSSIP GIRL』も好きで特に、Blair Waldorf & Nate Archibald が大好き。Blair関連のカップルも、全部好き。(Chuck, Prince Louis, Dan ) Twitter : @golden8twins
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