東京めぐり〜『迎賓館 赤坂離宮』の見学A
私は、平日に休みがあるときもございますので、出かけるのは平日が基本。
『赤坂迎賓館』は1人で行く予定で、抽選の応募をしたのも1名で応募をしたのですが、急遽、友人もちょうど休みがあるとの事で、一緒に行きました。私も友人も都内に住んでいるのに、一度も行ったことない。
絶対に行くべきだ!!友人は純粋な日本人として、私はハーフ日本人として、それでも日本人ですので、日本の歴史や建築物を学ぶのは良いことだと思います。
さて、残念な事に、迎賓館の内部は写真はとれません。
なので、写真は外だけ。
内部ほんとうに素晴らしかったけど、それは後ほど。
まず、この噴水がある裏庭からの写真を・・・
あまり良い写真ではないですが、色々な角度や距離からとったので・・・
この日は青空が綺麗でした。
平日だったこともあり、敬老会や、年配の方々が9割でしたね。
人が沢山いたけれど、混みこみではございませんでした。
ちょうどいいんじゃないかな。
さて、せっかくなので、迎賓館の歴史などを・・・
歴史
迎賓館のある場所はかつて、紀州徳川家の江戸中屋敷があったところです。
明治維新以降、日本は近代国家として成長、その後30年の期間を経て、洋風の東宮御所を新たに建築しようとする気運が起こり、明治32年(1899年)に着工して、10年の歳月をかけて、明治42年(1909年)に、この赤坂離宮が完成したのです!
もし、あの高杉晋作が70歳まで長生きしてたら、この完成を見ていたことでしょう。そして、感動した事でしょうねぇ。
彼はとても若くして亡くなりましたから・・・
でも、長生きした高杉晋作の妻、高杉雅さんは、この完成をみたのかしら。萩から東京に息子と移り住んだそうですから。では、この迎賓館をみたのかな?今に生きる私でさえも、これをみて感動するのだから、あの時代の雅さんがみてたら、どう思うかな?亡き夫にみせてやりたいと思うかな・・・
攘夷時代に活躍した高杉晋作や坂本龍馬の事を思うと、ああ、こういう立派な建物がたったのも、彼らのおかげ、尊大、活躍があってこそなんだなと思います。というか、彼らがいなかったら今の日本は、私達はなかったでしょう。
そして、この迎賓館、色々な歴史をたどります。
国会図書館として使用されていた時期もあったとの事。
2006年(平成18年)から2008年(平成20年)にかけては、大規模な改修工事が行われていたから、最近ですね。そして、2009年(平成21年)12月8日、旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)として国宝に指定、明治以降の文化財としては初の国宝となりました。 そして、もっともっと最近、2016年 (平成28年)4月から一般公開が開始されたそうです。あー、そうか、一般公開がはじまったのは本当に最近の最近なんですね!!去年か!どうりで、私が大学生だったときは、あまり話題にあがらず、門の外から眺めるだけだったのか・・・
色々な歴史をたどっていますが、この迎賓館の現在の目的は、外国の国家元首や政府の長などの国賓を迎え入れたときに、宿泊等の接遇を行う施設です。
実際には、接待のみで、宿泊は別のもっと近代的なホテルに泊まってるようですけどね。
最近では、安部総理大臣主催の米国のトランプ大統領の晩餐会がここでひらかれましたね!
迎賓館の裏です。裏なのに凄く立派でございます。
ヨーロッパにいるみたい、そんな錯覚。
でも、独特の日本の手入れされた木などをみると、和を感じます。ああ、日本なんだなと。
和の植物と洋の建物のコラボ。
噴水・・・
広々とした広場
東京とは思えないのんびりした優雅な場所です。