といっても、楽しいものが書けるのだろうかと不安ではありますので、ツイッターでみんなにアンケートをとって話の流れを投票して、“ファンのみんな”で作るお話を書こうかな〜と思います!
(私のワンピース専用アカウント:DudePerona です!ワンピースファンなら、どなたでも、大歓迎!ヨロシクね!)
さて、今回のお話は、以下にご注意ください。苦手な場合は即Uターン!別の記事をお楽しみください。
↓ ↓ ↓
★ ワンピースキャラ、ゾロxペローナ(ゾロペロ)の二次創作です。
★ かなりの悲恋要素あり。(アンケートの流れによっては結ばれないエンドかも!?)
★ 流れによって子供が出てくる可能性も有り!
では、上記が大丈夫な方のみ、お楽しみくださいませ・・・
<注意:ファンによる非公式の二次創作です。原作『ワンピース』、尾田栄一郎先生とは一切関係がありません>
初投稿:2016年9月6日
更新: 2016年9月9日
シッケアールに飛ばされてから、がむしゃらに修行をするゾロを毎日手当てするペローナ。ゾロは強くなる為、ストイックに毎日、きつい修行にも耐えながら頑張っている。ペローナは、ゾロと一緒に過ごしているので、ゾロの日々の努力を誰よりも近くで見ている。毎日手当てしても、怪我をして戻ってくるゾロに、悪態をつきつつも、ちゃんと手当てをする優しいペローナ。
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アンケート@: そんなペローナに、ゾロは?(合計43票)
・ ペローナの優しさに鈍感で感謝感謝もない→16%
・ 一応感謝はしているがそれだけ→53%
・ ちょっと気になる存在→14%
・ 惚れてしまっているが態度には出さない→17%
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だが、ゾロは彼女に一応、感謝はしていても、強くなる事にしか頭にないので、彼女に特別な感情はなく、友情というよりも無関心で、いつまでたっても、知人としか思っていないようだ。
そんな事はペローナはわかっているので、イライラをしつつも、それでも根は心優しい為に、文句を言いながらも毎日毎日、飽きずにゾロの手当て、看病やら、色々と尽くしている。
時が過ぎ、シッケアールにきてから、約1年たっても、それは変わらなかった。
毎日、ストイックに修行をする修行バカのゾロに、毎日手当てをする健気なペローナ。2人の関係も以前と変わらなかった。
ある日、ミホークに言われ、ペローナは森の中で迷子のゾロを探していた。これも日常茶飯事の出来事だ。
しかし、その日は、ペローナ自身も迷ってしまった。入ったことのない道をいつのまにか進んで、そこで綺麗な湖をみつけた。湖のまわりには、見たことのない美しく透き通った水色のクリスタルのような花が沢山咲いていた。
ペローナ: 「わぁ〜!シッケアールにもこんな所があったんだ・・・」
あまりもの幻想的な光景に目を奪われたペローナ・・・
こんな綺麗な場所で水浴びをしたいとも思い、自分が能力者である事も忘れて、裸になり、湖に入ってしまった。
しばらく、美しい湖で泳いでいたが、次第に苦しくなり、溺れそうになってしまった。能力者である事を思い出して現実に突き戻されたペローナ!!!溺れそうになったところを、何かに掴まれ、間一髪でたすかるが、自分を助けたのは、無愛想なミホークでも、自分に無関心なゾロでもなく、見たこともない、幽霊のような女だった!!!
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アンケートA: 女の幽霊は?(合計19票)
・ 金髪の絶世の美女でミホークの元恋人→16%
・ 蒼い髪の絶世の美女でミホークの元恋人→32%
・ ミホークを襲い返り討ちにあった魔女→37%
・ ビッグマムより醜く恐ろしい風貌の魔女→15%
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ペローナ: 「キャーー」
ペローナ自身がゴーストプリンセスなのに、本物の幽霊は怖いらしい。
バタバタと暴れるペローナだが、水の中だけに思いのほか力が出ない。
謎の女: 「妾はこの湖の精霊カーミラ。恐れるな。」
助けられた事を思い出し、ペローナは大人しくなる・・・
ペローナ: 「あ、ありがと・・・」
だが、怖がりなペローナの心臓はまだバクバクしている。
この島にミホークの他に、生きている人間がいた事にも驚いている。
この女性の血の気のない風貌からして、生きているような実感はないが・・・
ペローナの知るところではないが、実は、この湖の精霊と名乗る女は、一度死んでいる。
生きている間は、錬金術や黒魔術に精通をしており魔女と呼ばれていた女海賊だった。
この魔女は、過去のミホークを知っていた。ミホークに心底、惚れていたが、シッケアールまで追いかけても、相手にされなかった。その腹いせにミホークを襲ったが、返り討ちにあい、怪我をした。
そのショックと恨みで、呪いの言葉を吐き、湖で自殺をしたのだった。
元々シッケアールは暗く湿った血塗られた呪いの土地だった。
その土地がもっていた血塗られた歴史と、魔女カーミラの怨念、未練、愛憎、様々な想いが、交差して、魔女カーミラは、怨霊となって現在もこの湖で成仏できずに存在していたのだ。
嫉妬深い魔女カーミラは、昔、自分を相手にしなかったミホークや、凛々しく若いゾロと暮らしている若くて無邪気なペローナを1年間ずっと憎んでいた。ミホークの城には十字架や魔よけ鏡などがあり、ペローナもミホークにいわれて、ずっと十字架を持ち歩いていたから、魔女は近づけなかった。しかし、この日、ペローナは急いでいた為にお守りを忘れてしまった。それが、この湖の森に迷い込んだ理由かもしれない。
魔女は、ペローナの心を読んでいた。
そして小さな意地悪をする。だが、この小さな意地悪が、後に、ペローナ、ゾロ、ミホーク、そして魔女自身の運命も変えることになるとは、その時の魔女も想像できなかった。
まだ、ガタガタ震えているペローナに魔女はいう。
魔女: 「恋を叶えてあげよう」
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アンケートB: ペローナの反応は?(合計19票)
・ 「こ、こいなんかしてないもん!!」→53%
・ 「わ、私はモリア様一筋だ!」→16%
・ 「こい?こいって何?美味しいの?」→11%
・ 「本当に叶えてくれるの?」→20%
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アンケートC: ペローナはゾロに・・・(合計22票)
・ 完全に恋をしていた→23%
・ よくわからない感情があり、時々ドキドキする→64%
・ 少し気になる存在だった→9%
・ 純粋に修行頑張ってほしいと願っていた→4%
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突然、“恋”とか言い出した魔女に、ペローナは驚き、緊張が和らぎ、変わりに顔が真っ赤になる。
自然とゾロの顔を思い浮かぶ。
ペローナ: 「こ、こいなんかしてないもん!!」
とっさに、そうはいったものの、ペローナはゾロに対して、今まで感じたことのない、よくわからない感情があった。
毎日、一生懸命仲間の為に修行をし、傷を作って帰ってきては、手当てをするペローナ。
何で仲間の為にそんなに無茶するのかペローナは不思議だった。
時々、仲間の話をしてくれる。そして仲間を思い浮かべているであろうその横顔をみるとドキドキする・・・
汗を流し修行をしているゾロをみると胸がキュンとする。何故だかわからない。
ゾロは自分に無関心なのに・・・
でも何で自分はこんな気持ちになるのかわからない。
ゾロと一緒にお酒を飲んで、目があった時とか、最近、特にドキドキする。
一年ミホークと修行して、ゾロは顔つきも身体も以前と比べ、かなり男らしく鍛えられていた。
ドキドキする。なんで、こんな気持ちになるんだろう。
ペローナはわからない。
ペローナは、物心が付く頃から、ずーっとモリアのスリラーバーグで暮らしていたので、学校にもいっていなければ、お友達は何でも言う事を聞いてくれるゾンビ達しかいない。
そんなのは本当の友達じゃねーよ、ってゾロが言ってた。
モリアに会いたくて泣いているときにも、モリアもお前の能力を利用しているだけだ、ってゾロは言っていた。
じゃあ、ペローナに友達はいないのかって無性に寂しくなった・・・
昔、スリラーバーグの図書館においてあった本・・・
誰が好んでおいたのかは知らないが、童話もたくさんあり中には「恋物語」もあった。
それらを暇つぶしで読んでいたペローナ。
恋という言葉を始めて知ったのはその時だ。
その本を読んだペローナの考える恋とは、“王子様とお姫様が互いに惹かれあい発生する不思議現象”だ。
王子様がお姫様に惹かれないとはじまらない。
そして、恋をしたら結婚をして、結婚をしたら自然と子供が生まれる。
And They Lived Happily Ever After ・・・
どの童話にもある最後の文章。
自分には縁のないものだなと子供ながらに思っていたペローナ。
だから、恋といわれて、恋なんてしてないもん!っていうのは嘘ではなかった。
だって、ゾロは、絵本の王子様と違って、自分に無関心なんだから・・・
今日はここまでです。
まだまだ続きます。
ペローナはどうなるんでしょう?
引き続きツイッターでアンケート開催中。
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続き楽しみにしています。
悲恋っぽいけどペローナちゃんがあまり可哀想な事にならないように
ツイッターアンケート参加します・・・
けど、どんどん可哀想な方向に向かっているような気が・・・
頑張ってください!