大好きなハリーポッターシリーズですが、続編があるのはご存知ですか？
日本語版はまだ発売されていないけど、そもそも私はオリジナルにとてもこだわるので、ハリーポッターは1冊目からオリジナルの英語版（イギリス版）で読んでいました。今回も英語版を購入・・・！
ハードカバーです。ぶっちゃけ、あまり期待はしていなかったのですが・・・
これが読み続けると止まらない止まらない。かなり面白い。
しかも、読みやすい。舞台版を小説にした感じですね。
暇だったら1日あれば読み終える感じです。私は2日かけて読み終えると思います。
まあ、早ければ2時間でも読み終わりますが、じっくり時間かけて読むのなら、4、5時間もあれば読めます。
以下ネタバレがあるので注意。
↓
まず、私が物語に吸い込まれた理由ですが、やはり、何年もいがみ合ってきたハリーとマルフォイの息子同士が。親友同士になるという話に引き込まれました。主人公はやはり、この2人でしょう。ALBUS ＆ SCORPIUS。2人とも父親とは性格が似ていません。SCORPIUS は、どちらかというと気が弱めで、ALBUSについていく感じですね。でも、良い子です・・・涙
彼は本当にかわいそうな子。私は、実は、全シリーズでも、マルフォイの事は憎めなかったんですよね。昔から、逆にハリーより、マルフォイが好きでした。あと、VOLDEMORT も本当は可哀想な人です。
親が死んでも、親の愛に囲まれてたハリーより、愛を知らずに育ったVOLDEMORT に感情移入してしまった事もあります。
今回のお話ですが、マルフォイの息子、SCORPIUSは、虐められっこで大人からも子供からも、よくない噂をされています。その噂というのは、マルフォイの息子、SCORPIUSは、実は、VOLDEMORTの息子だという事。
マルフォイは必死に否定しています。そこが泣ける。奥さんもその後、息子を心配しすぎて、病気になり、あっさり死んでしまうのです・・・切ない。（これとは別に、後からわかる事だけど、奥さんの家系は呪われた家系で早くに死んでいく運命。自分が早く死んでいく運命だから、孤独なマルフォイに寂しい想いをさせたくない、自分が死んでしまう後もマルフォイの人生に光を与えたいという事で、弱いからだにさらに鞭をうって、SCORPIUSという息子を産んだ、正真正銘、彼らの息子です。マルフォイ夫妻の切ない愛に感動しました。奥さん、きっと綺麗で優しい人だったんだろうな。）
しかし、マルフォイ一家が過去にVOLDEMORT側だった事もあり、色々と疑われています。マルフォイの奥さんを、過去に飛ばして、VOLDEMORTとの間に子供を作らせたとかなんとか。それが、SCORPIUSとか。そんなはずないのに！！！超ダークなお話です・・・
この過去に飛べる装置が問題で、この物語のKEY POINTになっていきます。
ALBUS ＆ SCORPIUS だったら、私は完全に、SOCRPIUSに感情移入しているんですが、ALBUSはハリーの息子ですが、実は、クラス別けでは、両親とも、他の兄妹や従姉妹たちとも違って、SLYTHERIN なんですね・・・
SCORPIUS も、もちろん、SLYTHERIN ですけどね。
そのせいか、ALBUSは家族の中でも、兄弟の仲でも孤立していくんです・・・
ハリーとジニーはそんな息子に歩み寄ろうとしていますが、ALBUSの反抗期が凄い・・・
父親に対するコンプレックスも相当あります・・・
うん、私自身が穏やかな家庭に育ったせいか、反抗期のクソガキをみるのは不快なんですけど、ALBUSもみていて少し不快。反抗期がイキ過ぎています。でも彼の気持ちもわからなくはない！！
これ以上のネタバレはしませんが、この物語の、ALBUS ＆ SCORPIUS の冒険は面白くて引き込まれてしまいます。
そういえば、反抗期のクソガキとか、NARUTOの続編っぽいですね。あれは、全然読んでないけど笑
あと過去に戻って何かを変えようとするってのは、最新映画のアリスのお話に通じるものもありますね・・・
まだまだ色々ありますし、驚きの結末もありますが・・・感想はここまでといたします。
あ、ハリーとマルフォイ、最後は結局わかりあって、共感しあって友達になりますよ！
2人とも家族想い、息子想い、愛情がある点では変わらないんですよ。
マルフォイ、やっぱり根はそこまで悪い奴じゃなかったんですよ！！この2人には友達になってほしかったから嬉しい。
ハリーポッターと呪いの子・・・
面白すぎる！！！！
中々興味深い話でしたね。
僕自身、あまりハリーは好きじゃないんですよ。
ハリーの息子もちょっと・・・
でもマルフォイの息子に対しては応援してあげたい気持ちになりましたね。
ネタバレになりますが・・・
マルフォイも奥さんも可哀想ですね・・・
マルフォイと息子には幸せになってほしいです。