さて、HUNTERxHUNTERが連載再開してから9回目の連載。
今回は、いよいよ気になっていた、暗黒大陸と王族関係の話がきます!!
以下、詳細です。
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HUNTERxHUNTER 〜 ハンターxハンター 358話
タイトル: 前夜
★ 場面は前夜祭。
★ BW号の目前に設営された超超巨大特設ステージ。大勢の人が押し寄せている。熱気に包まれている来場者。ステージではピエロのような恰好の司会がハイテンションでマイクを握っている。
★ 司会: 「レディ〜〜〜〜ス エン ジェントルメ〜〜〜ン!!! いよいよこの日がやってまいりました!! 人類の!!更なる発展に向けての新しい門出です!! 新大陸への旅立ちィィイーーー!! 前夜祭イイイーーースタァーーーーアットオオオオ!!!」
★ 司会: 「ごきげんよう!! 偉大なる歴史の生き証人達よ!!! これより先!! 諸君らが体験する事すべてが歴史だ!!! そう君は歴史だ!!! それでは早速登場していただきましょう!!!」
★ 司会: 「現代の箱舟を実現させし偉大な巨人!!! 我らが国王!!! ナッスビィィイイイィイイホイコォ〜〜ロォオオ〜〜〜〜オ!!!」
★ そして、派手な演出で、ステージにせり上がってきたホイコーロ王。王は宝石をジャラジャラと身につけつけ、両手を高々と突き上げている。(←見た目からして成金っぽくて頭の悪そうな王だけど、権力と金はたっぷりあるのがうかがえる。)
★ 王がステージにあがってくると、観衆からひときわ大きな歓声が聞こえてくる。(←人気はあるんだね。)
★ 人差し指を天にかざして、群集に言葉を発する国王。以下台詞。
★ ホイコーロ王: 「言いたいことは1つだホイ!! ワシは!! 偉大なるカキンの王である!!! 新大陸は!! 我らと共にあるホイ!!」
★ そして、群集からの熱狂的な国王コール。
★ 司会: 「そしてェ第二会場では総責任者であるビヨンド氏と偉大なる国王の血を受け継ぎし王子たちが歴史的航海の第一歩を待っております!!」
★ 片手を掲げ観衆にアピールするビヨンドと王子たち。ワブル王子を抱いたオイトの姿もあった。笑みを浮かべつつ手を振りながらも、内心は継承戦のことで様々な思惑を胸に馳せている。
★ 第1王子ベンジャミン: (前夜祭には全員参加か…明日のセレモニーに一体何人が残るかだな…)
★ 第3王子チョウライ: (まぁ最後に勝つのはこの私だ…!)
★ 第4王子ツェリードニヒ: (愚民共よく見ておけよ このオレが)
★ 第5王子ツベッバ: (この私が 次の王…!!)
★ 第6王子タイソン: (アタシこそが…)
★ その後、一面に国王の絵が描かれたヘリコプターがBW号へ飛んでいく。
★ 司会: 「さぁ〜〜〜いよいよ国王を乗せた飛行船がB・W号に向かいます!! 向かいます!! 命を懸けて自ら前人未到の地へ民衆を導く王が!! かつていたでしょうか!? いや いない!!! 偉大な国王が!! 偉大な船へ!! 今正にィィィ!! 偉大に到着いたしましたァァアアアアーーーーーア!!!」
★ 司会: 「王子とVIPを乗せた飛行船が次々と後に続きます!! 海上では一般乗客を乗せたフェリーがB・Wに向かい始めました!! どうだ世界よ!!! これが偉業だァッ!!! 我々も大いに楽しみましょう!! 祝いましょう!!」
★ その後も町を挙げてお祭り騒ぎが繰り広げられている。街はハイテンションな人々で埋め尽くされている。
★ 一方、BW号船内では、さっそくVIPを招いたパーティが繰り広げられていた。正装に着替えた王子たちも参加している。さまざまなVIPと談笑する王子たち。ハルケンブルグはツェリードニヒと談笑していた。(←この二人はやっぱり仲が良さそうだね。)
★ 場面変わり、第一王子ベンジャミンの警備隊が集合をしている。BW号の見取り図を開いて今後の作戦会議。
★ B・Wは5層構造。1層が王族とV5の政財界の要人。2層が各界の著名人と富裕層。3層以下が一般渡航者区域。(←かなり巨大で、これが既に1つの街みたいですね。層1つが、巨大ビル3個〜5個ぶんは、ある大きさだから、全体で言うと、巨大ビル15個分以上の大きさですね。でも、私が滞在するとしたら、4層と5層は安全上、絶対に嫌だな。できれば2層。最低でっも3層には泊まりたい。)
★ 各層の連絡通路は王立軍によって戒厳令に準じるレベルでの警備が行われているとの事。特に2層と3層はぶ厚い壁で遮断されており非常時、しかも2層からしか開閉できない仕組み。(←非常時、一般市民は見捨てられるんでしょうね。)
★ ベンジャミン警護隊指揮官: 「故に"狩場"は1層と2層のみだが船の中では節度を保て。本格的な祭は二か月後、上陸のセレモニーが終わった後だ。それまで我々は兵ではなく警護だからな。唯一ベンジャミン殿の命令があった場合に急襲作戦を敢行するが余程条件がそろわないと厳しい。各王子の居住区は厳密に区切られていて生活の全てがその中で済む為、各護衛同士の接触も少ない。王子全員が集うのは毎週日曜に予定されている要人を呼んでの晩餐会だが これも王子ごとの入退館時間が決められており移動中に王子同士がすれ違う事はない。」
★ 同じように、クラピカとオイトも、自室で今後の予定について会議をしている。周囲にはメイドやほかの警備兵の姿もみられる。
★ オイト: 「──というわけで今の所は全く機会がありません もしかしたらずっとこのままかも…」
★ クラピカ: 「警護上はむしろ好都合です その間に継承戦を回避する道を探りましょう。」
★ オイト: 「ええ」
★ クラピカ: 「船内電話で他の王妃や王子へのコンタクトは可能ですか?」
★ オイト: 「下の妻から上の妻へは電話する事は出来ません。それに電話は軍が管理しているはずです。中立の立場で継承戦を見守る王立軍が通路を監視しています。行動は全て把握されている状況…これでは暗殺なんて到底不可能な話。王の真意がよくわかりません。」
★ クラピカ: (もちろんこの状況でも抜け道は多数あるが…念能力者の存在を考慮に入れると可能性は無限に等しい。まずは敵の戦力を把握し力関係を測らねばならない…現状は各王子が所有する警備兵の数しかわかっていないが。念能力者の有無を抜きにしてもこちらの戦力は乏しい…居住区外の警備を担当しているハンターも我々の味方ではない…むしろ危険だ。試験当時カキン側の受験者にすら裏事情は知らされていなかったのだろう…それによって殆どのカキンの警護兵はオレの鎖もすり抜けた…! 渡航中だけの期間限定での準協会員資格であり身内の護衛という事で暗黒大陸組よりは審査が甘かった点も裏目に出た形…これによって1層の王子居住区の外には150名近い臨時のハンターが裏の任務を隠しながら徘徊する事となった…十ヶ条の改訂を避けて第二条に準会員という副項目を付けるといういかにも中道的な対処は結果的に白黒をつけてリスクを明確にしておく場合よりも余程。不確定要素を増やし想定外の事態を招く確率を上げた気がしてならない…! それとも…ツェリードニヒへの接触と血生臭い王位継承戦に関わっているオレ固有の事情がオレを過敏にさせているだけなのか…)
★ そして、クラピカにミザイから着信がきた。
★ ミザイ: 「クラピカ」
★ クラピカ: 「ミザイか どうした?」
★ ミザイ: 「俺は一般乗客に専念だ。予想よりはるかに犯罪発生ペースが早い。チケットの偽装・盗難 人種衝突やら酔っぱらいの喧嘩やら、なりすまし 窃盗・暴行・諸々だが虚偽報告も多数確認されてまさにカオスだ。どうやら犯罪行為で誰かのチケットが無効になるとすでにチケットを持っている者の乗船枠が増える、というデマが発端らしいんだが。告発者のチケット枠が増える、というって所まで噂がエスカレートしている。カキン軍の対応も一貫性が無くてこのままだと最悪暴動が起きかねない状況だ。そこでボトバイとオレが補佐役で軍と民間警備を統率する事になった そんな訳で出発直前の十二支ん会合には出席できない。カキンの杜撰さを大分過小評価していた。計画書はまったく意味をなしていない。 特にひどいのは医療チームだ。診療施設が3層では3か所 4層と5層は1か所だけで5層にいたっては医者が常在しない。施設数は計画の1/5 医者は当初予定の1/15という有様だ。逆に上位層は20人に1人が医者だって言うからあきれる。やむを得ずチードルがスタッフの補充と再編成に奔走している真っ只中だ。」
★ クラピカ: 「その様子だと会合そのものが飛びそうだな。」
★ ミザイ: 「かもな オレも出発前の連絡はこれが最後かもしれない。くれぐれも気を付けろよ。」
★ クラピカ: 「ああ」
★ しばし考え込むクラピカ。下が混乱するのはタイミングによっては利用できるかもしれないと、考えている。
★ クラピカ: 「オイト王妃、万が一に備えて非常時の避難経路を確認し情報共有しておきましょう。」
★ オイト「…非常時?今以上の何が起きると言うのですか?」
★ クラピカ: 「例えば事故や暴動などで火災が発生した場合、2層と3層間の連絡ゲートが解放される可能性があります。」
★ オイト: 「!!」
★ クラピカ: 「上手くいけば軍と王子達の目を逃れて一般客に紛れることも可能かもしれません。」
★ オイト: 「本当に…そんな事が」
★ クラピカ: 「何が起こるかわからないから備えるのです。他にも飛行船や救命艇、救命ボールの配備位置や使い方もしっかり把握しておいてください。『知る事』で生き残る確率は大幅に上がります。 『わからない』よりも『出来るかもしれない』方が生死を分ける状況判断で結果に著しい成果をもたらすのです。」
★ ガタガタと震えだす王妃。(←私は、まだこの女が怪しいと思う。)
★ クラピカ: 「王妃…?大丈夫ですか?」
★ オイト: 「私は…覚悟していました…この船で……私たちは…死ぬ…と…それが…望みがあると思ったら急に……」
★ クラピカ: 「…少し休まれた方がいいでしょう その間に私が必要な資料をそろえておきます。」
★ オイト: 「…ええ、ありがとう。」
★ クラピカ: 「王妃と王子を寝室へお連れしてくれ。」
★ 王妃たちに背を向け船内電話を使用するクラピカ。
★ クラピカ: 「システム管理室につないでくれ。」
★ その時、クラピカの背後でベビーカーからどす黒い禍々しいオーラが漏れ出す!驚き振り返るクラピカ。
★ オイト: 「? どうかしましたか?」
★ クラピカ: 「…いえ」
★ ほかの警備兵たちは何も気づいていない様子。(←いったい、誰のオーラなのか。まさか赤子の王子自身も念を持っているとか?ハンターハンターは予想外の展開になる事が多いから、きっと予想もしていない展開が待っているのだろう。)
今週は以上でした。話が進んできました。そして、まだ休載じゃない!
今週号の感想が遅れたお詫びに、次号のネタバレ情報もゲットできたので今夜、少し載せます。
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