<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
最後まで観終わった感想。
タイトルの通り、本当に、TURE DETECTIVE だった。
テンポは、かなりスローで寝落ちしちゃう場面もあるんだが、最後は、グッとこみあげてくるものがあって、涙が出た。探偵や刑事ものの中では、良作だろう。
まだシーズン1しか見てないが、このシーズンは、ルイジアナ州を舞台とし、ルイジアナ州警察殺人課の二人の刑事、ラスト・コール&マーティン・ハートの17年にわたる連続殺人事件の捜査を、8話にわたって描いている。
あらすじ:
時は2012年、それぞれに警察を離れていたルイジアナ州警察殺人課の元刑事、ラスト・コールとマーティ・ハートは、ハリケーン・リタの被害によって書類が失われたとの理由で、過去の捜査に関する聞き取りに呼び出される。二人は1995年にドーラ・ラングという女性の猟奇殺人事件を解決して有名となった後、2002年に仲違いをしてからの10年間、互いに音信不通だったという。個別の聞き取りのなかで、ラストとマーティは過去の捜査や刑事としての生き方を振り返るが、経緯が明らかになるにつれ、ドーラ殺人事件はまだ解決していないのではないかという疑惑が浮かび上がっていく。
2人が呼び出されたの本当の理由は、犯人が逮捕されたはずの1995年と似た猟奇殺人事件が、また2012年におきたからだった。警察は、ラスト・コールが真犯人なのではないかと疑っていた。
2人がそれぞれ話す内容から、過去の事件の容貌がみえてきた。2人が隠している事も。
私は、真犯人は、マーティーではないかと疑っていた。
実際は違ったけどね。
2人は、本当に、事件に真相に迫りたい、熱心なDETECTIVEだったよ。
事件の内容より二人の関係性が面白い。相棒になったが、性格は異なり、仲良くはできない。
でも、お互いがお互いの警官としての腕を尊敬していた。それは、仲違いした後も。
2人とも決して完璧な人間ではないが、特に、マーティーはクズだ。
クズ女たちと不倫するし、妻を裏切るし、手が早いので、すぐにの暴力に走る。
クズだから、実は、彼が真犯人なのではないかと疑った事もあったが、彼は根は熱い人で良心の心がある。
子供が犠牲になるのが本当に許せないという熱い心がある。
それに、彼は脳筋タイプの単細胞だから、犯人ではないな。
ラストは、マーティーとは正反対の性格で、孤独な一匹狼タイプ。
天才肌の頭脳派ではあるが、実は腕っぷしも強く、マーティーより強いのだ。
影がある男で、彼も怪しいなと思う面もあったが、マーティーと同じく、根っこは悪人ではなく、猟奇犯罪を本気で許せないタイプで、真犯人をみつける事に命をかけた。
悪魔崇拝のカルト教信者や小児性愛者の集団による幼い少年たちや、若い女性の監禁拉致の猟奇殺人事件。
最後の真犯人自身は、カルト教一族で育った男だったが、彼自身も精神をかなり病んでいるんだろう。
過去に彼自身も父親によって虐待されていたのだろう。
ハンニバルのレクター博士のように、幼い時に虐待をうけて異常で危険な人物になってしまったというパターンだ。過去には同情するが、だからって犯罪には同情の余地はいっさいなし!
あの精神障害者の妹も、実際に殺人は犯してないと思うが、同じ思考回路なので、同罪だな。
事件の内容はともかく、二人の警官の相棒の関係性が面白かったし、最後は、唯一無二の友人同士になったな。