<個人的な評価:10点中6点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
アラビアンナイトっぽいのと、ポスターや予告のビジュアルに惹かれて観たけど微妙なので、6点。
恋愛ファンタジーらしいが、どっちかっていうと、哲学的かなと思った。
恋愛ものは、そもそも共感できるものが少ないので、これも微妙だが...
このストーリーは、「3つの願い」の原点といわれる『アラジンと魔法のランプ』をもとにしたイギリスの短編小説『ザ・ジン・イン・ザ・ナイチンゲール』の一編が原作。
3つの願いか。私なら、『金・時間・永遠の若さ』がほしい。
欲物として、不幸になってしまうかな笑。
(「3つの願い」は、教訓や不条理など、願いを叶えてもらう側が不幸になるパターンが多い)
でも、それでも、私は、『金・時間・永遠の若さ』がほしい!!!!
愛は、これ以上は必要ない。孤独も好きだし。
それに愛は願うものではなく、人生の中で、人と出会い、自然と生まれるからこその愛だと思うから。
幸いな事に、私には既に愛する人がたくさんいるから。親兄弟、相方、親友。
だから、これ以上、愛がほしいとは願わないな。
金はもっとほしいな。別に貧しくないけど、もっとお金はほしい。10億ぐらいはほしいな。
私は、お金には貪欲だよ。お金への執着も凄いよ。
そして、時間。時間はもっともっとほしい。
人間の命の時間は限られている。もっと時間があれば、趣味をもっと満喫できるし、色んな事ができる。
あと、若さ。永遠に、20歳ぐらいの見た目でいたいな〜。
こんな、強欲すぎる私なので、主人公とは正反対だな笑。
それにしても、このジン。実はあまり万能じゃないよね。
ジンの過去回想の映像は、アラビアンで綺麗だったが、どのストーリーも刺さらなかった。
ジンが関わった女は、ヒステリーな女キャラばかり。唯一、笑ったのは、肥満女の軍団かな。
特に最後の女は、天才的な発明家だが、ヒステリーすぎてウザい。
どのストーリーも、ファンやジーな美しいビジュアル以外は、特に刺さらない。
で、現代編だけど、パワー不足を感じるな。
主人公のアリシアにあまり共感できないのと、全体的に、なんだか眠気がする。
ただ、このストーリーが、実は全て、この孤独な女性アリシアの妄想なのでは?と、ふと考えてしまう。
ジンも、アリシアのイマジナリーフレンドなのかも。
幸せの形は人それぞれ。
愛の形も人それぞれ。
妄想の恋人と幸せに余生を送るのも、人生のありかたの一つだ。
ジンが、本物か、イマジナリーかは、どうでもいい。
アリシアが、幸せなら、ハッピーエンドだろう。