2022年10月02日
Novel ★『Gossip Girl 〜 I will Always Love You...』
Gossip Girl のドラマには原作小説があって、これが原作小説の最終巻。
ドラマとは内容が全く違うしドラマで大人気な Chuck & Blair のカップルがまず存在しない。
Blairは多数の男達と付き合うので、Chuckとも一時期付き合うが、BlairはNateだけを愛していて、ドラマのChuck&Blairような危険で甘くてエロい関係性とは全く違うし、そもそもChuck ママが存在している時点で原作と内容が全く違う。Chuckママは金持ちお節介マダムで、Blairママと仲が良いし笑。
小説はNate、Blair 、Serena の三角関係が中心。3人は幼馴染。Chuck はNateの親友として出てくるが、バイセクシャルキャラ。
恋愛小説は普段読まないけど、Nate Blair が好きだから読んだ。
ドラマとはキャラの性格がかなり違う。なんだかんだで、私はやっぱりドラマ派だなと思った。
ただ活字を読んでいる時も、頭の中に思い浮かんでいるのは、若き頃のChace Crawfordが演じるNate &Leighton Meesterが演じるBlair。ドラマのキャスティングは最高だったな。
ドラマでは、Nate のBlair への愛や未練や複雑な想いをシーズン2で別れた後は描写せず、Blair も本命はNate ではなく、Chuckに変更されたので残念だった。
原作版では、Blair は、色んな人と付き合うが、ずっと全巻を通してNate を愛している。
Nate もタイガーウッズ並みに何度も何度も浮気をするし、B&Sの間で最後まで揺れるが最終巻でなんだかんだ本命はBlairっぽい。とはいえ、Bと付き合ったら付き合ったで、どうせまたSと浮気するんだろうなと、浮気癖は治らないようだ。そして、Sと付き合っても毎回、Bの事を思い出して浮気する。
Nateも色んな女性と付き合うけど、どの女性と付き合っても、B、もしくは、Sを連想していて未練タラタラ。
そこらへんもドラマと違う。ドラマでは他のぽっとで女と沢山付き合っているが、付き合っている間は別に、SやBの事を連想してなかったしな。ドラマでは、あの熟女セクシーおばさんに夢中だったし笑。
ただ小説では、Nateにとっては、B&Sが人生で一番大切。幼馴染だからね...
特に、Bの事は世界の全てらしい。“You are my North, my South, my East and West. You're My Girl...”とか、勝手にBが泊まっているホテルに不法侵入して、Bが寝ているベッドに侵入して、クッサイポエムを、吐いている奴だからな。ドラマでもロマンチックだったけど、ドラマはキモさがなかった。
小説はキモさがある笑。牛(雌)やヤギ(雌)とかをペットにしているし、それで女を連想する想像力もヤバい。そうそう、ドラマは変態ではなかったけど、小説では、変態じゃね?と思った。
本当に毎回毎回、Confused しているキャラだから、たぶん、一番良いのは、B&Sとの一夫多妻エンドだと思う笑。それにしても、本当に救いようがない男。超絶イケメンでモテモテなのに、なんかヘタレ。そこらへんがドラマとちょっと違うかな。ドラマはもっとクールだったと思う。
小説は、さらにドラマよりツッコミどころ満載だった笑。
キャラが破天荒なのはドラマもそうだけど。なんつーか、Nateがヤバい。
吃驚したのは、Blair と恋人と高級ホテルに泊まってたんだけど、なぜかそのホテルの部屋に中に、酔っぱらったNateが忍び込んで夜這いをしようとした事。これ、Blair の家とかならわかるけど。
ホテルだよ?高級ホテル。そもそもどうやって入った!????って疑問が残るんだけど。
普通に怖くない?Nate が怖いじゃなくって、ホテルのセキュリティが怖い。
なんで鍵もってるの???オートロックのはずだから、明らかに第三者であるNateは鍵を持ってないはずだよね?
夜中に寝てて、誰かがベッドに忍び込んできた。恋人かな?連続殺人犯かな??って、Blairは、ビクビクしてたんだけど、元カレNate の香りがして、良い夢のようだ...って思ってたら、耳元で甘い声で寒いポエムを吐いて、甘い夢から覚めたBlair....笑。Nateの声って気づいて、目を開けたら本当にNate だったオチ。ロマンチックどころか普通に、こわい。Bの “What the Fuck !?” って反応は当たり前だよ。まさに、What the Fuck だよ。さすがに、Bは怒ったけど、タイミング悪く、そこへ本当の恋人が帰ってきて、ベッドの上にいる二人を発見。カオス!!!!!!!
またもや、Nateのせいで恋人を失ってしまったBlair。でもBも、Nateの突然の出現に心が揺れたよね...
もちろん、Nateは、Blairが恋人と一緒にニューヨークにきているのを知ってて、それでもあえて夜這いをしようとした。自分&Serenaのせいで別れた事もスルーして、今回も甘い言葉を囁いて、エッチをしたら、またBlair とヨリを戻せると思ってたようだ。超絶イケメンで幼馴染だからって、調子乗りすぎだろ笑。
私も、イケメンで甘いマスクのNateには弱いけどさ笑。ヘタレなのに〜。でも可愛いんだよね。
イノセントな眼をしている金持ちイケメンはズルいな。見捨てないで〜みたいな目で見つめてくるらしい。
Blair もNate には弱いし、Nateもそれを知っているから、その恋心を利用するんだよね涙。
それにしても、Nateはともかく、ホテルのセキュリティが怖い。
クレーム大好きなBlair。なぜ、ホテルにクレーム出さない笑。
Blairが、ニューヨークに久々帰ってきて、連絡をとってもらってないのに、どこに住んでいるかも知らないのに、なぜか宿泊先までゲットして、なぜか鍵までゲットして部屋のベッドまで忍びこめるNate。
久々に地元に帰郷してホテルに泊まってたら、連絡してないはずの、1年前に別れたはずの元カレが、ホテルの部屋のベッドにまで忍び込んできた。
これ嫌いな元カレだったら確実に逮捕コースだな。そして高級ホテルはセキュリティー問題で、大々的にニュースになるだろう。いや、Nは大物政治家のご子息の超大金持ちだからもみ消しコースかもしれないけど笑。Blairも大金持ちファッションデザイナーの娘だから、失うものが多すぎて黙ってるだろう。
しかし、ホテルはクソだよ!
と、考えるのが普通なんだけど、そういえば Chuck の一族が所有しているホテルの一つだったのでお察し(笑)。
でも、こんな感じでツッコミどころ満載。キャラに関しては、どうせNate & Blair だし、ドラマでもChuck & Blairが、危険な香りがするカップルという感じでも、Chuckが支配的でDVっぽくても、セクシーで面白いから、それはそれでいいんだけど。さすがの私も、彼氏と旅行にきているのに、元カレがホテルの部屋に不法侵入した挙句にベッドに忍び込むのは、マジでありえないわ〜と思った笑。でもChuckのホテルって事で、Nateの不法侵入も全部納得。どうせマスターキーもらったんだろうな。さすが金持ちの権力者同士。
それにしても、小説の内容も面白い意味でヤバいな。何度も浮気するのもヤバいけど。
それで、何度も何度も、よりを戻そうとするNate も笑。許してもらえると思っている甘さがスゴイ。
幼なじみだからか、腐れ縁なのか、愛着があるからなのか、もうマザコンレベル。
Blair はお前の母ちゃんじゃないんだけど。
それでも、Nate の事をムカついても、やっぱり無性の愛なのか、BもNに愛着があって、許しちゃうのかな。恋人の域を超えているでしょう。恋人であって、親友であって、幼馴染であって、甘えられるお兄ちゃんであって、可愛い弟でもあって、守りたい息子でもある。そんなように思っているレベルなのかな。愛が深い...笑。
彼が戻ってくるたびに、なんだかんだで「この人には私がいてあげなきゃ!」みたいな母性本能なんだろうか。小さい頃から一緒にいたから、なおさらそう感じるんだろうね。あの瞳で見つめられたら見捨てられないっていう。
Serenaは、ドラマも嫌いだけど、小説でもい。Nate &Blairが復縁するたびに、妨害工作。
隙とあれば、Nate と浮気。何度も何度も、Blair を裏切っても、何度もまた友達になれると思っている頭のレベルもヤバい。男だけじゃなく、昔から、ぬいぐるみも奪ったり、Blairが持っているものは何でも欲しがって大学まで真似をするレベル。S→Bの恋愛妨害で、Bと喧嘩別れして嫌われているのに、他にも行く大学があるはずなのに、あえて、BlairがいるYale に行こうとする根性がヤバい。その上、口をきいてもらえてない最中なのに、Blairの親の別荘に不法侵入を企んでたのもヤバい。Sの図渦しさには感服。これも幼馴染だから遠慮がないんだろうか。
勉強なんかどうでもいいくせに、頭もよくない癖に、Yaleに行けたり、どんな大学にも合格できたり。裏口入学か??恋愛も略奪愛も、友達の恋愛の妨害工作も不法侵入も、やりたい放題。マジで破壊女。
Blairを親友と言い、執着する様は異常。Blairから全てを奪いたいんだろうね。自分だって大金持ちの癖に。
そもそも親友なら、最初っから人の彼氏を寝取らないよな笑。
でも、ドラマとちょっと違うのは.... 小説では、本当に、S&B&Nは、幼稚園の頃からの幼馴染なんだよ。小さい頃から3人でお泊り会をしたり、動物園にいったり、本当に3人で仲間だった。
もしかして、幼馴染S&Bへの執着をみると、Nateってマザコン+シスコン気質があるなと思った。Nateは、一人っ子だからね。でも幼い時から、ずっと二人の可愛い女の子たちが側にいた。
だから、Sにとっても、Nate は幼馴染で初恋で愛着がある。そして、Blairも幼馴染だから腐れ縁。何がムカつくかって、こいつ、人の恋人を寝取ったり、略奪したりするのが大好きな破壊女のくせに、なぜか脳内では自分が被害者で、Nate と Blairが復縁するたびに、「Nate をBlairに 盗られた!!」という思考回路になるんだよね。お前が盗ったんじゃん先に。でも、幼馴染3人で仲良くしてたのに、ある日、そのうちの二人が恋人同士になったからムカつく!と思っているんだろう。妨害工作もそういう感情があっての事なんだろう。幼なじみ同士じゃなかったら、Sは、ただの略奪愛大好きなクソ破壊女だけど、幼馴染同士だから、まあ、うーん。複雑だね〜と思うよ。だから、Sはやっぱり嫌いだけど、なんだかんだで、小説の中では、BNSの三角関係はしょうがないな〜とも思うし、複雑な感情もあるし。私がそんなポジションにいなくて平和で良かったと思った笑。でも同じポジションに私がいたら、本当にメンドクサイ関係性だなとも思う。そういう意味では、あの3人が羨ましいというより、同情する。
なんだかんだで、Nateにも同情する。
めんどくさいな、男一人、女二人の幼馴染は!!しかも3人とも超が付くほどの美男美女の大金持ち。ドラマでは、Chuck も加わって、4人組の幼馴染だけどね。
ただ、ドラマでいうと、幼馴染レベルでいうなら、Nate & Blair の方が、かなり昔から、長く知っているんだよね。大人になると、赤子の時に知り合ったとか、幼稚園で知り合ったとか、小学校から知ってたとか、あんまりそう変わらないかもしれないけど。
ドラマでも、Nate & Blair が一番長い幼馴染設定だったな。それに加え、親同士が仲が良いから小さい頃から一緒にいた時間が長かった。
ドラマではNateが、「Blairとは幼稚園の頃から付き合っていて人生の半分以上を、Blairと結婚すると思って生きてきた...でも俺は今一人...元カノの結婚式に参加しなくちゃいけない」って複雑な心境を、Danに語ってたな。Blair&王子との結婚式の朝に。
そういえば、ドラマ後半では、Dan → Blair があったけど、Dan & Serena はとっくに別れてたのに、ずっと、Blair にDan を盗られたと被害妄想してた。Blair もお前にだけは一番、言われたくないよ笑。
なんだろう。Serenaって、友達の彼氏と浮気したり(被害者・Blair)、友達の彼氏と略奪婚したり(被害者・詐欺師)、元カレの既婚者の従兄と不倫したり(被害者・Nateの従兄の妻)するような奴に限って、自分がされたらキレる。いや、そもそもされていないのに、恐れる。
自分がそういう女だからって、周りもそういう女だって思い込んでいるんだろうね。
世の中、お前みたいな人の男が好きな最低女ばかりじゃないよ。
ドラマでも、Sは、ずっとそういうキャラだったな。小説でもそんな感じだけどね。
不倫も浮気も、男も同じぐらい悪いけど、Serenaの場合は、何度も何度も色んなキャラに対して同じパターンだから、明らかにSerenaに根本的な問題があるんでしょ。実際に、自分の恋人に対しても浮気してたし、誠実ではなかった。友達にも誠実じゃない、恋人にも誠実じゃない。そんなキャラだから嫌い。
嫌いなのに、でも面白いキャラ。いないとつまらないし。まあ、ドラマだから面白いのかもね。
Blairだけが主人公だったら、私がBlair を好きになる事はなかったし、Serenaとの張り合いがあるから面白い。Serenaというライバルがいるから面白い。同じように、Serenaが主人公だったら絶対に観ないし、でもBlairというヒロインもいるから、Serenaだけが毎回美味しい展開になるわけじゃない。むしろ、ざまあみろ!なカルマ的な展開になる事が多い。だから面白い。
それより、Serenaより、嫌いな女がいるわ。小説ではJennyが一番嫌い。
ドラマでもどんどんシーズンが進むにつれて嫌いなってたけど、小説はもとヤバい。
とにかく気持ち悪い。Nateとも付き合うんだけど、Nateへのストーカー気質&執着っぷりが本気で気持ち悪いし、ぶりっ子設定が吐き気するほどキモイ。こんな女と付き合うNateもどうかと思うが、基本的にNateは、来るもの拒まずの精神だからな。だから浮気キャラなんだけど。
あと、Jennyは、EASY だったらしい。楽。だから付き合った。
S&B の両方に愛想をつかされて、両方にフラれて、面倒な三角関係に疲れたから、色んな意味で楽勝なJennyのアタックを受け入れた。でも、もちろん、Jennyと付き合っている時も、一見、甘い優しい彼氏を演じているが、内心は、Blairを思い浮かんだりしてたな。小説Jennyは、ブロンドではなく、ブルネット。
付き合っているうちに、最初は甘くても、なんだかんだで、楽な女扱いされている事に、ようやく気付いたJennyは、Nateと別れたけどね。小説では、かなり頭おかしい気持ち悪いカップルだから別れて良かったよ。
そういえば、気持ち悪すぎて、Nate&Jennyが一緒にいるのをみて、Serena&Blairは、コソコソと笑ってたな笑。モノマネまでしてたよ笑。そういう時だけ結託するS&B。Nateはもちろん、S&Bに意識がいっているので、自分がS&Bに、影で笑われているのを知っているという悔しさ。これだから幼馴染の女たちが結託するとめんどくさい笑。そのあと、S&Bは結託して、邪魔なJennyをパーティーに行かせるよう仕向けて、S&Bで、Nateの家に侵入。2人とも合鍵をもっている笑。(こいつら幼馴染特権なのか、別れても、相手の家に不法侵入するよな)Nateのベッドで、S&Bが下着姿で勝手にくつろいでいて....起きたNateも怒らないどころか、超ハッピー。Nateは、世界で一番愛する幼馴染たちが側にいて、仲良くしてくれて、すっごく幸せらしい。
昔のように3人までベッドでアイスを食べて過ごしてた。3Pはなかったけどね。
なんだかんだで、それが一番平和な描写だったな。
Nateとしては、本心は、たぶん二人と永遠に一緒にいたいんだろう。マザコン・シスコンだから。
でも、2人が自分のせいで喧嘩するのが辛い。二人とも自分と一緒にいて、喧嘩しないで仲良くしてくれるなら、天国なんだろう。
最終巻で、なんだかんだで恋人として愛しているのはBlairで、Serenaは大親友なんだろうけど。
でも、一方と誠実に付き合うのは、こいつには無理だからな。
なんだか、Nateを見ると、ただの浮気男というより、子供みたいに思えてくる。
S&Bが喧嘩しているのをみて、耐えられなくなっている姿も、まるで大好きな父親&大好きな母親が喧嘩しているのをみて、耐えられなくなっている純真な子供のよう。プラモデルが壊されたしな。
「うわあああ。いっつも二人は喧嘩ばっかり。いっつもそうだ!!もうお前らなんか喧嘩してばっかりで嫌だ!!!もう嫌だー。僕はもう消える。追ってくるなよ〜!!!!!!!」っていって家出するあたり笑。
ドラマにはない、かっこ悪さ。子供っぽさ。ヘタレすぎるけど、憎めない子供らしさ。
だから、Nateは、S&Bがまた一緒に家にきてくれたのが嬉しかったんだろう。
S&B が、喧嘩せず、仲良く自分を囲んでベッドでアイスと食べたり映画を観たり。それが幸せ。
まるで、父親&母親に囲まれている子供じゃん....
まあ、あわよくば、二人ともエッチできたら良いな〜とか思っているだろうけどね。
それにしても、Jennyのキャラ、マジできもかったな。
Nateの身体を狙ってるのもキモ過ぎ。
ドラマでも、Nateを狙ってたよね。Nate &Blairが付き合ってる時も虎視眈々と狙ってたし、別れたら即アタックしたり。Nate&Serenaが付き合っている時も、Nateに勝手にキスしたり狙ってたり。
どんだけ男好きなんだよ。Nateがダメだったら、今度はChuckを狙ったり。
ぶっちゃけ、昔からNateを知っているSerenaより、ぽっとでの癖に何様なんだよと、Jennyに対して思ってたし、性格も、どんどんクソになっていったから、ドラマではどんどん嫌いになってたな。でもドラマは良い所もちょっとあったんだよね。ファッションデザイナーとしての才能があり、必死に働いてたし、実力があって努力家だったし、Blairに憧れてて本当は友達になりたかったのに嫌われて意地悪されて、それを負けずにやり返したという感じだったし。だから、あえて被害者ぶらずにやり返した彼女の行いは納得できる部分もあるけど。それでも、ただ色んなへの感謝の気持ちが足りないのと、立場を弁えてないのと、調子乗りすぎなのと、自己中心的で、男好きすぎるところが、どんどん表に出てきて、嫌いになったな。Sの義理の妹になった時も、Lilyが義理の母になった時も、いっきに庶民から大金持ちの仲間入りをして、急に偉そうにふるまってたし。金で品性は買えないなと思った。
S&B&N&Chuckと比べて、Jennyを観ると、Old Money のご子息ご令嬢 & 成金の図々しい女....という構図が思い浮かんだ。ドラマではJennyは調子乗りすぎて退場。逆に兄のDanは、なんとか、ニューヨーク貴族のご子息ご令嬢と友情や恋愛を、じっくり狡猾に築いたから最終的に、有名な小説家になって成功したんだなと人生勉強な面もあるのがドラマ。
まあ、なんだかんだで、キャラはそれぞれドラマの方がマシ。
小説 Jennyは、ただただ気持ち悪いだけだったし。
Gossip Girl の世界は、カルマの世界。男も女もゲイも、カルマの世界。
親友の恋人と浮気する奴は、自分も似たような目にあう。悪だくみをした奴は知っぺ返しがくる。
やられたらやり返す。いじめっ子はいじめられっ子になる。そして “IT GIRL” は永遠ではない。
どんな美女でも老いがくる。
しかし何だかんだで、お金持ちの世界は、弱肉強食の世界。
上手く立ち回った者達だけが勝つ夢の世界だ。
けっこう好きだな。入りたくない世界だけど。
ただ、金持ちかどうか以前に、私も私の親友も、親友の男どころか、人の男には手を出さない性格なので、たぶん住んでいる世界が違うのだろう。私は友達の元カレとも付き合わないしな。向こうからの誘惑もあったけど普通に断れるし。
ただ、事前に親友と結託して、同じ男を連れて、男一人女二人で、ハロウィーンパーティーに参加した事はあった。学校で一番人気の男だったし親友の幼馴染だったので私も仲良くなった(そう、Nateほどイケメンでも素敵でもないけど、学校で一番モテモテの男はいた)
彼は親友の幼馴染で初恋の相手だけど、幼馴染だからあえて付き合わないで友情を大切にするという親友の決断がかっこよくて素敵だった。(恋人は別れがくるし、親同士も親友だから微妙な関係になるのがイヤで、友達だったら永遠に一緒にいられるという...)
私も彼に対して、ちょっとした憧れはあった。でも女癖が悪い事でも有名だったので、彼とはそういう関係にがならなかったな。よくクラブに連れてってくれたり、クラブの後に家まで送ってくれたり、エレベーターでキスされたり(私の親友も知っている事)、色んな思い出はあったけど、彼とは最後まで何もなかったのが、逆に良かったな。彼と何かあったら、親友とも複雑な関係になりそうだし。
付き合ってないとはいえ、親友の初恋の人で幼馴染には手を出したくないわ。
キスに関しては、そいつは親友にもキスをしてたので。付き合ってなかったとはいえ笑。
そいつは親友の従妹にも妹にもキスしてたし。
大人になった今でも、親友とよく冗談をかわすネタで良い思い出。
当時も、そいつのせいで親友と喧嘩した事はなかったよ笑。
むしろ女癖が悪いのが有名だから、私もキスされた!私も!!って感じで笑ってた。
今でも、同じ男にキスされたねwwってねって。良い思い出だよ。
本当に女癖が悪い男だった笑。人妻ともやってたし。女にはモテモテだったけど、私と親友は、あいつに本気で惚れたら負けと思っているので、正式に付き合う事は一切なかったな。
なんだかんだで、平穏が良いし、モテすぎる男は嫌なので....
そんな平穏な私にとっては、Gossip Girl の世界は面白すぎる。
Blair には憧れるな。幼馴染たちへの忠実さがスゴイ。よく許せるな〜って毎回思う。
ドラマでは、Chuck、Nate、Serena。
小説では、Nate、Serena。
全員、Blair を傷つけたのに、よく愛し続けられるな〜。
せめて、Serenaとは縁を切れよ...と思うんだけどな。
Bは、滅茶苦茶な面もあるけど、なんだかんだで、S と違って不倫しないし、Sの彼氏とも寝てないからね。(Sの元カレとは寝たけど笑)なんだかんだで、Sと比べたら何倍もマシだよ。
ちなみに、小説のエンデイングは、ドラマとは違う。
SもBもシングルのまま終わり。
Nもシングルのまま終わり。
将来はわからないけど、結局、最終巻の最後のストーリーでは、Serena&Blair が、Nateより、お互い自身を選んだエンデイング。
SとBが、旅行にいく計画をたてて、Nが、俺も行く行く〜って一緒に連れてってもらえると思ってたのに、結局「あんたは留守番。女だけよ」って置いてけぼりにされるエンデイングで終了。
でも、We will always love you 〜で、Nateの事もずっと愛しているよ〜とは伝えた。
(恋人より、もう家族としての愛情かも)
まだまだ、21歳と若いから、この先どうなるかはご想像にお任せします....そんなエンデイングだった。
なんだろう。誰ともくっついてないという事もあって、ちょっと切ない甘酸っぱい青春のエンディングだったな。
ああいう若い時代は戻ってこないんだろうなと。
ノスタルジックで憂鬱な、ちょっと寂しいエンディングだった。
小説は活字だけど、最終話のエンディングシーンは脳裏に浮かぶ。
ニューヨークの夜、キラキラ光る摩天楼の中、二人の美女が、「愛しているよ、バイバーイ〜」って笑いながらタクシーで去っていく中、ちょっと待てよ!って感じの複雑な心境の男が一人取り残される...
そんな甘酸っぱい青春の終わりをつげるような場面。
最終回って他のドラマでも小説でも、イメージする光景があるんだけど、朝焼け、夕焼け、冬の世界、春の訪れなどなど、色々ある。この小説の最後は、夜。キラキラ光る騒がしい夜の町だど、ちょっぴり寂しい。
そんな感じの終わり方だった。誰ともくっつかなかったしね。
逆にドラマのエンディングは、もっと明るかったと思う。Dan&Serenaの結婚式で終えたし。B&Chuckは家庭を築いていて息子も生まれている。Nateはシングルだが、立派な議員になっている。みんなそれぞれ、ちゃんと将来を歩んでいますよ〜ってのがドラマでは描かれてたね。
ドラマでも、Nateは一人だったけど、B&Chuckは熱愛の末に結ばれたし、SはDan と結ばれたし。
しかも、ドラマではBもSも本命はNateじゃなかったんだよね。そこが小説と一番違うポイントかな。
ちなみに小説では、Serenaは最終巻のストーリーでは、Danにフラれている。SerenaにとってDもやっぱり将来の相手ではなく円満に別れたようだ。
小説、最終巻の最終ページ、SNBの3人はシングルになったけど、この先は想像できないけど。
でもちょっとヒントは出てくる。少なくとも、ようやくSerenaは気づいたみたい。
Serenaは最後、Nateをみて将来の相手ではないな...と心の中で気づいた。
だから、もしかして、Serenaの中では、Nateへの想いは決着ついたのかもしれない。大切な親友には変わりないから愛しているけど。
Blairに関しては、やっぱり最後まで内心、本命はNateだったみたい。でもNateにはウンザリでまた裏切られるのがイヤだから、もうNateとは恋人になるのは辛いという感じ。だから一緒にいたくないと。
Blairは、作中の中で何度か別の男性にプロポーズされている。最終巻の中盤まではPeteという恋人がいた。
Peteという恋人は最高だったし私もPeteは大好きだけど、Blairは、Peteとの将来をNateに台無しにされた。
その後、Chuckと付き合って、Chuckも真剣に将来の事をBlairと考えてたが、Blairは、彼とは将来を想像できないし、やっぱり愛してないので、彼女の方から別れた。
なんだかんだでBは、一貫してNateだけを愛していた。でも、また復縁するのはもうウンザリなのでバイバイといった感じ。
Nateの中では、S&Bの間で揺れ動いているようだけど、最終巻で、内心、本命はBlairと本人が心の中で確信している。でも、Sへの浮ついた浮気心も消えないようで、ふらふら。
しかし、Nateにとっては、幼い頃からSerenaは親友ポジで、しかも小説では、Nの回想で、幼い時のSerenaは、“plain”(地味で平凡というな見た目という意味) でお転婆な親友って表現があったので、幼き日のNateの初恋はSerenaではなく、女の子っぽくて可愛らしいBlairだろう。しかし、その後、Serenaが、どんどん成長して超美人になったから、Serenaに浮気な気持ちを抱いてた感じ。親友で幼馴染が凄く美人になったら誰だって浮つくよな。しかし、どんなに浮気をしても、Blairには未練タラタラ。本命はBlairなんだろう。ホテルでBに夜這いをしかけた時、Blairにすっごく拒絶されたから、たぶんそれが最後までショックで、その後は、Bに積極的に復縁を迫るより、Bに幸せになってほしいし悲しませたくないから身を引いてたみたい。でも未練たらたら。
この3人が将来どうなるかわからないけど、なんとなく、SはNとは結ばれないと思う。
NはやっぱりSの親友ポジション。
最終巻を読んだ感想としては、Nateは将来、人間的にも精神的にも成長して、Blairと復縁して結婚する可能性もあると思う。でも、その前に、Blairが他のもっと大人な男性と結婚してしまう可能性もある。
そして、これも予想の一つだけど、Nateはもしかして幸運な事に、Blair&Serenaを足したような素晴らしい運命的な女性に合うかもしれない。もちろんただの予想なので、そんな女がいるかどうかは知らんがな笑。
「大親友」で「幼馴染」で「恋人」で「姉」で「妹」のような関係。
3人の関係はそんな感じだろう。それぞれの枠の割合がそれぞれで違うかもしれないけど。
おそらく、Nateの中では、「恋人」という枠では、Blair の方が割合が高いだろう。なんだかんだで本命だし。でも「親友」の枠では、Serenaの方が割合が高いかもしれない。
人間の感情は複雑なもの。それも幼い頃から兄弟姉妹のように育ってきた3人。
しかし、なんだかんだで、私はドラマの方が好きかもな〜
キャラも小説より、ドラマかな。
ドラマは、Chuckというキャラにかなり力を入れていて、小説とは別路線を辿ったし。
小説では、Nateは男のメインキャラで、Chuckは脇役だけど。
ドラマではメインカップルは、Chuck&Blair だった。
色々と違うけど、小説でもドラマでも、私が好きなキャラは、Blair。
見た目も性格も好きだし共感できる部分が多い。Nateの事はとても愛しているけど、なんでも許しちゃう感情も、もう何度も傷つけられたから復縁するのが怖いという気持ちも切ない。
小説でも容姿が詳細に描かれているけど、最高に美しく可愛いらしい。
Serenaとどっちが美人かとかなくて、二人とも、トップレベルの美貌をもった女性キャラで表現されている。Nateはもちろん、Serenaの容姿にも惚れ惚れだが、Blairにもゾッコン。
小説Nateは、別れたあとも、毎回、Blairをみるたびに、最高に可愛いと惚れ惚れ。
Jennyといても、一緒にシャワーしていて、脳裏に思い浮ぶのは裸のBlair 。
Blairは、美しいブルネットなロングヘアで、超小顔で、超端正なパーフェクトな顔。とてもセクシー。身体は華奢で小さい。小悪魔で超可愛い天使。
Serenaは、美しいブロンドでロングヘアで、背が高くて、何もかもがゴージャスな女優セレブ。明るく太陽のようで、美の女神ヴィーナス。
これが小説の表現。
改めて、ドラマのキャスティングは良かったなと思った。
さて、小説もいいけど、やっぱりドラマがいいので、ドラマを観なおそう。
少なくとも、ドラマのNateの方がクールだ笑。
ちなみに、ドラマと大きく違うのも、Blairの家族構成。ドラマでは一人っ子だが、小説ではもっと複雑な家庭で兄妹がたくさんいる。再婚で兄になった人とか、Blairのお母さんが高齢出産で産んだ赤ちゃんの妹とか。Blairがその妹を凄く可愛がってて面倒も積極的にみているので、Blairの隠し子と思われても仕方がないような感じ。むしろ、Nate&Bの隠し子設定にした方が面白かった。
あと、Blairには、弟のTylerもいる。最終的にJennyと付き合っている。その他にも、父親のゲイカップルが養子にしたカンボジアの男女双子がいる。とにかく小説では兄弟が多い。
Serenaにいたっては、Ericがいるが、小説では弟ではなく、兄。ゲイでななくストレート。
この兄も、Blair と付き合った事がある。Nateは一人っ子で変更なし。
あとドラマでは、DanはSerenaやBlairにゾッコンで、Vanessaへの態度は冷たい時があったけど、小説では、Serenaより、Vanessaへの愛が深い。妹はJennyで、超男好きな設定。(マジでうざい女)Jennyはブロンドヘアではなく、ブルネット。そんな感じで、ドラマとは変更がある。
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