<個人的な評価:10点中9点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
『サンドマン』は、DCコミックスより出版されたニール・ゲイマン著の1989-1996年のコミックを原作としている。DCは興味ないし、実写版もほぼ観ないので、Marvel 同様に、詳しくはないが、予告のダークファンタジーな映像美と、あらすじに惹かれて観たら、Netflix にしては珍しく、けっこう面白かった。
いや、けっこう面白いというより、かなり面白かった。近年のドラマの中では一番、面白い。
Stranger Things:Season 4 (個人的な評価は8.5) も面白かったが、それより、私は、サンドマンの方が好きだった。という事で、高評価です!!!10点満点中9という評価をしたのは、すっごく久しぶりだな。
あくまでも、原作を知らない私から観た評価だけど。
ダークファンタジーが大好きだけど近年、なかなかハマるものがなかった中、これは面白いと思った。
1916年、物語の王で7体のエンドレスの1人であるモルフェウス / ドリームが、魔術の儀式で捕えられる。それから105年後の2021年、脱出した彼はドリーミング王国の秩序を取り戻すために動き出す...といった物語。
個人的に好きなポイントは...
★ 映像美!!ダークファンタジーな世界観がうまく表れている。ドリーミングの美しい世界観。それとは正反対の地獄の世界。人間界。様々な世界観が、最新の映像技術によって、美しく仕上がっている。
★ キャラクターのデザインが、とにかく個性豊かで最高!!原作は知らないとはいえ、一応、原作の主人公がどんなのかは調べた。主人公モルフェウスのデザインが原作の近いのと、主人公の敵キャラのコリント人のデザインも良い。それ以外にも、作中に出てた下宿先の個性豊かな住民のデザインも凝ってていいし、それぞれの性格も個性豊か。Netflixは、原作レイプ+ポリコレの悪利用で作品を汚す事で有名だけど、今回のはポリコレはあったが、上手くいった良い例だろう。(近年では、バイオハザードのドラマ版が駄作を通り越して酷すぎた)
★ ストーリーが、ただただ面白くて惹かれる。特に6 話の「The Sound of Her Wings」が好き。死にたくない男・Hob Gadlingのストーリーが詩的で美しいと感じたし、モルフェウスとの友情も、なんだかわからないけど感動した。100年に1回の飲み会。時代が移り変わる様。時には裕福。時には過酷。でも、どんな苦堺においても、生き続けたい!という生への執着。死を恐れているというより、未来への希望と好奇心。私には共感するところがあった。私も生への執着はスゴイからな笑。できれば永遠の命を得たいとも思っている。唯一、乗り越えなくちゃいけないのは家族や友の死だけどね。でも、普通に生きてても、家族や友達は死ぬし、なんなら、永遠に生きて、先の先の未来を経験したいと思うし、人類がどこまでいくのは見届けたい気持ちは私にもある。叶わない夢だけど。私にも、そういった生への執着があるから、モルフェウスとHob Gadling の関係性に惹かれたし、Hob Gadlingにも共感する部分があった。飲み会をすっぽかしたのは、モルフェウス、囚われてたからなんだよね。なんだかんだで、人間と友達になったモルフェウス。
ダークファンタジーな部分はそうだけど、ファンタジーという事だけにとどまらず、哲学的な事を考えさせられる作品でもあるなと思った。特に6話はそんな感じ。
以上、私が好きなポイント!!だから個人的には高評価。
しかし、隙あらばゲイ....笑。
原作は知らないけど、DCだから、1900年代の作品とはいえ、原作も、進歩的なで革新的なんだろうと予想できるけどね。それを、現代版に、さらに進歩的で革新的に改変したんだろう。
別に嫌な感じはしないし、私は別に、毎回ポリコレアンチってわけでもないので、作品にすんなり自然と溶け込んでいれば、ストーリーが面白ければ、キャラがゲイだろうと何だろうと、特に気にしないけど。
ただ、まあ、ゲイ(レズも含めて)の方が多いな〜とは感じた。
そういう世界観なんだろうね。神々の世界だし、両性具合のキャラもいるし、それが個性&素晴らしいキャラクターデザインに繋がっているのは良い。
進歩的で革新的な世界観といえば、日本の作品では、hunterxhuter だな。
冨樫義博先生は、進歩的で革新的な漫画家といえよう。
進歩的で革新的で、独特で個性あふれる作品で、最高だった。
クラピカ、カルト、アルカなど、性別が謎のキャラがいるし、それは今でも謎のまま。
ヒソカとか、独特すぎるし。
ちなみに、サンドマンに出てきた、ディザイアってキャラ。
ヒソカを連想した。デザインも良いね。ドリームの両性具有のきょうだいで、ドリームとはライバル関係。シーズン2が、あったら掘り下げられるのだろうか。楽しみだ。
ちなみに、Game of Thrones に出てた、Tywin Lannister 役のCharles Dance!!
今回は、モルフェウスを捕えた魔術師として、最初のストーリーに出てきたね。
彼も好きな俳優の一人だから、この作品を見ようとしたキッカケの一つでもある。
GoTのキャストといえば、ルシファー役の人も、GoTのBrienne役で出てたな。
GoTでは、不細工で男よりデカい女戦士という設定で出てたな。正義面がウザかったので、苦手なキャラの一人だったけど、デカい女で強い奴だった事は覚えているな。
今回のルシファーに関しては、適役かどうかはわからないけど、個人的に、堕天使ルシファー感がしなかった。デカいので存在感はあるけど、ルシファーといえば、恐怖さえも感じるほどの美しさがあるんじゃなかったっけ?原作は具体的には知らんけど。でも、このルシファーからは、怖さも美しさも感じなかったな。甘さや優しさは何故か感じたけど。どれぐらい強いのかも、わからないが、このキャラも、モルフェウスのライバルなんだろうな。シーズン2があったら、掘り下げてほしい。
シーズン2があったら、モルフェウスの他の兄弟姉妹も、掘り下げられるんだろうか。
どういった内容になるか楽しみだ。
特にこれといった超推しキャラってのはいないけど、興味もったキャラは複数いた。
モルフェウス / ドリームは、もちろん、相棒のカラスが可愛い笑。
ローズは、普通に良い子で、弟も面白い。2人とも無事で良かった。
コンスタンティンは、ドラマ版のVICTORIAに出てた子だね。けっこう好きなドラマだった。
良いキャラだな〜、モルフェウスと良い感じになるのかな〜と思ってたが、レズだったのは残念。
私は、レズの恋愛には興味ないので。
ローズの弟を虐待してた養父以外は、特に胸糞悪いと思うキャラは出てない。
それにしても、ああやって、お金を不正受給して、優しいふりして、恵まれない子供たちの里親になっている連中って、アメリカでは多そうだな。
アメリカでは離婚も盛んで、考えなしに子供を産むバカ親も盛んで、クソガキが子供を産むのも盛んで、それで生まれた子供達が、不遇な環境に身を置いている事も多い。
不遇な子供を増やさない為にも、中絶は絶対に必要だし、離婚に関しても、もっと厳しく取り締まるべきだし、16歳以下の不純異性交遊は、妊娠した場合は、絶対に中絶させて、男女共に厳しく罰してもいいぐらいに思う。大人も子供も、異性愛も同性愛も、みんな自由に恋愛やセックスしすぎ。いらない妊娠、いらない性病。増えすぎ。民主主義の悪い点は、愚民の量産制度。ポリコレの悪い点も愚民の量産。権利ばっかり主張して自分自身は努力しないという愚民の増加。デモしている連中をみれば大体わかる。中身はもちろん見た目も終わっている連中ばっかり。権利ばっかり主張している奴がどんな奴らか。ポリコレは中絶大賛成派だけど、女の権利がーとかクソフェミが吠えているが、私からすれば、レイプ&病気以外だったら、女の自己責任。だから、そういう女に親になってほしくない。不遇な子供を増やさない為にも、虐待を増やさない為にも、中絶は必要。日本も虐待はあるけど、アメリカは家が大きいし、地下もあるから、虐待とかバレないこともあるんだよね。銃社会だから、銃とかで子供を脅す人もいるし。子供を虐待している奴をみると、ドラマでも映画でも胸糞悪いね。私は子供はいないけどね。相方&私は、経済力はあるが、一応、責任感もある人間なので、しっかり育てる余裕も自信もないうちは、あえて作らない。
とにかく、ローズ&弟が無事で良かった。
コリント人とのやりとりは良かったけどね。
胸糞悪いといえば、あの殺人カルト集団!!!!ただ、あれはフィクション的には必要悪だな。あいつらはあいつらで、とても個性的だったな。
シーズン2!!待ってます!!!
本当に、世界観とストーリーが面白かったな。ダークファンタジーな世界観が美しく凝ってて、神々や神話や悪魔や死神や魔女など色々と出てきたし。アメコミを読んでない人も、ダークファンタジー好きなら楽しめると思う作品だった。
ちなみに、私が、観た作品の評価は、毎回、個人的な感覚によるものなので、私と感覚や価値観が違う人にとっては、全くあてにならないだろう。でも価値観や感覚が似ている人には参考になると思うからおススメしたい。どっちにしろ、自分の記録の為に、毎回、観た作品の評価はつけている。
評価は10点満点中で、7以上だったら「観る価値があった・面白かった」
評価のポイントは、色々あるし、ジャンルにもよって違うが、やっぱり一番は、
ストーリーが面白いかどうかだよね。あとキャラが個性的で面白いかどうか。
そこから、評価が、9以上になると、ストーリーが面白いってのも当たり前だが、感情移入したり、自己投影できるキャラがいるかが高評価の繋がる事が多い。
このサンドマンでは、残念ながら、自己投影できるキャラはいなかったけどね。
でも感動した描写につなげたキャラ達はいた。だから、高評価の9にした。
ただ、私が、普段、9以上にする場合は、自己投影できるキャラがいる事が多い。
自分がそのキャラになったつもりで冒険したり、戦ったり、そのキャラの目線で物事をみたり、疑似恋愛したり。近年、そこまで好きになれるキャラはいないけど。だって、あ、いいかも!と思ったキャラでも、蓋をあけてみれば、レズだったり。その時点で、100%異性愛者の私は一気に冷める。それで、そのキャラを嫌いになる事はないけど自己投影はない。
ちなみに別に、私は、マイノリティーに消えろと言っているわけじゃない。ぶっちゃけ、どうでもいい。基本的に私は過激なポリコレやフェミニスト的な思考は嫌いだけど。でも私や私の家族友人に迷惑かけない限り、私の個人的な価値観や好き嫌いやプライベートに干渉してこない限り、赤の他人がプライベートで何をしようが興味ないし、赤の他人がLGBT++でもどうでもいい。
私自身は、30代女性で、根っからの異性愛者。裕福な中流階級の出身。そして、アジアで一番金持ちの国・シンガポール育ちの裕福なアメリカ国籍のアジア人。家族は伝統的で保守的。経済においては自由主義でもあるが、それ以外に関しては、縁故主義&権威主義でもある為、ポリコレ信者&フェミニスト達が一番嫌っているタイプの人間だろう。私もポリコレ信者や過激なフェミニストが、大っ嫌いだからお互い様だね!笑。リアルでも関わらないようにしている!ちなみに好きなセレブの見た目に関しては、白人で金髪碧眼で長身でマッチョな清楚系のイケメン男性。憧れる女キャラもスリムな白人美女。アジア系でも好きなセレブはいるけど、白人とミックスの人が多い。ただの個人的な好みの問題だけど、ポリコレ信者は、個人個人の好みにも干渉してきて差別ガー!とか吠えている事が多いね。勝手に吠えてろ笑。
とはいえ、それは見た目の好みだけの話。見た目がすごく好みでも、中身が不倫略奪愛女や、児童虐待クズや、正義面したクズだったり、無理な場合は、よくあるよ。
見た目も大好きで、中身も好きで、共感もできるってキャラは、近年はあまりいないな。
個人的に近年の欧米的なポリコレ作品は苦手。そもそも価値観的に自分とはあわないんだろうな。その影響もあって、最近の作品で、そこまで共感できるキャラはいなくなったのが残念。だからこそ、自己投影できるほど、自分とマッチしたキャラに出会えた時は、すごく感動する。Game of Thrones や Gossip Girl にはいた。登場人物の特定の女性キャラに凄く共感したり、自分を照らし合わせて物語を楽しんだりした。だから自然と作品に対しても高評価で、9点以上になる。(もちろん自己投影といっても、私は絶世の美女ではないので、その女性キャラは見た目的には、別に自分そっくりではない笑。ぶっちゃけ、見た目に関しては憧れの女性像というか、中身でグッと共感できる部分があるとか。主に恋愛面や家族面で凄く共感や同情する点があるとか)
最近の作品で、9点以上の作品はない。よくても8点ぐらい。それでも、8点の作品に出合えた時は嬉しい。
だから、自己投影できるキャラがいなくっても、サンドマンは、9という高評価にしたのは、自分でもびっくり。良作に出会えて素直にうれしい。
Netflix には期待してなかたけど、バイオハザードのドラマで、失態を犯したから解約しようかと思ったけど、まだ解約しなくてよかったよ。この先はわからないけどね。