『MATRIX(マトリックス)4DX』
この前、相方と観に行きました。私からすれば、ちょっと古い映画で当時観た時は感動しました。
けど改めてみると、うーん??普通という感じですかね笑。面白いんですけどね。
1999年9⽉11⽇に公開。私が、まだ小学生ぐらいの時ですかね。
全世界の観客を熱狂させた華麗なカンフー・アクションと脅威のVFXで映像⾰命を起こした『MATRIX』。
あの時は、確か、兄と弟と友人達交えて、6人ぐらいで観に行ったかなー。
あの頃は、VRとかわけわからなくて本当に不思議な世界観で、すごいはまった。
今は、VRとかすごく身近になってきたし、そういう類の作品もたくさん見てきたから、あのころの新鮮さがないかな。まあ、一度ストーリーを知ってるからかもしれない。通常、私は同じものを2回見ることはしないので。よっぽどのことがない限り。
でも今回は、製作 20周年を迎え、公開当時には存在しなかった4DX(体感型映画上映システム)技術と時を超えたコラボレーションで、さらにパワーアップし てるらしいので、4DXというものを体感したかった私は相方と観に行ってきました!
点数をつけるとしたら、10点満点中、7点でしょう!!
日々、進化するVRの技術により、仮想現実が⾝近になった今だからこそ、仮想空間を舞台にした作品を、夢物 語ではなく現実に迫る物語として楽しめるはず、と思ったんですけど。でも実際は、4DXって席が動いてるだけで・・・うーん。これが3D眼鏡付きで、映像にも立体感がでてきたら、物語に入りこめるのに、実際は、普通の映画をみて、椅子がガタガタ動いたりしてるだけ。空気とかも出てはくるけど。
やはり、私はせっかくなら映像も3Dでみたかった。
また、3DのLION KINGの方が、物語に入りこめましたね・・・だから少し拍子抜けでした。
さて、ここからはネタバレ有りです・・・
ネタバレ注意
ネタバレ注意
ネタバレ注意
舞台はご存じのとおり、現実と仮想空間の物語。
なんだか、胡蝶の夢 を思い出した・・・
“昔者荘周夢に胡蝶と為る。
栩々然として胡蝶なり。
自ら喩しみて志に適えるかな。
周たるを知らざるなり。
俄然として覚むれば、則ち蘧々然として周なり。
知らず、周の夢に胡蝶と為れるか、胡蝶の夢に周と為れるかを。
周と胡蝶とは、則ち必ず分有らん。
此を之れ物化と謂う”
<引用:『荘子』齊物論第二>
栩々然として胡蝶なり。
自ら喩しみて志に適えるかな。
周たるを知らざるなり。
俄然として覚むれば、則ち蘧々然として周なり。
知らず、周の夢に胡蝶と為れるか、胡蝶の夢に周と為れるかを。
周と胡蝶とは、則ち必ず分有らん。
此を之れ物化と謂う”
<引用:『荘子』齊物論第二>
映画には、このポエムは出てきませんが、私は映画をみて、このポエムを思い浮かびました。
昔から私の好きなポエムです。
まさに、この作品のテーマでもあるのではないでしょうか?
いや、仮想現実が身近になったからこそ、ちょとリアルでも考えされられる事かもしれない。
胡蝶の夢(こちょうのゆめ)は、中国の戦国時代の荘子(荘周)による、夢の中の自分が現実か現実の方が夢なのかといった説話です。
今、生きている自分が、現実なのか、私も実は考えたことが何度かありますね。暇なときに笑。
実はこの世界こそが、VRで、私たちは駒で、死んだらゲームオーバー、またはすべてのデータ(記憶)が消えて、リスタートで、私たちを操ってるのは、宇宙にいる宇宙人とか・・・そんな事を考えたこともあります。
でも考えてもしょうがないので、まあ、人生を楽しく、趣味を満喫して、生きようって感じですかね。
現実だろうがゲームだろうが、楽しんだ方が勝ち、と私は開きなって生きてます。
ちなみに、昔も今も、MATRIXで私が一番好きなシーンは・・・
NEO & Morpheus の戦闘シーン!!!!!!!!!!!!
あの道場の仮想現実世界での戦闘シーンは、今も昔も、most favorite scene!!!
なんだかんだで、総合的にみて、やっぱりMATRIXは面白かったですね…
恋愛要素の部分は昔も今も一切興味なかったしヒロインの女にも、あまり感情移入できないけどね。
でも、NEOの戦いのシーンは好きです。
そういえば、小学校の時のすごく仲良しだった女友達が、Keanu Reeves の大ファンだったなー。
確かに、映画の Keanu Reeves は、ちょっと儚い系のイケメンでしたね…
20年でだいぶ変わったけど。
でも、私も小学生から、アラサーになったからな笑。
あと私たち人間の老化だけじゃなく、どうしても目にはいったものがあります笑。
あの頃は全然気にならなかったというか、普通にかっこいいとさえ感じたけど、今では、古すぎと感じるもの。そう…笑。パソコン!!!!!!古い・・・笑。
でも私も最初にコンピューターを学校で習った時もあんな感じだったんですよね笑。
あの時は、マジで接続も遅かったな。今では考えられないわ!!!今のに、慣れてしまったからな。慣れって怖い・・・昔に戻れない。
シュールなのは、普通、SF映画とか、まわりの舞台が最先端技術で包まれてることが多いじゃないですか。
時代劇なら古いものをあえて使ってるけど、SF映画とか、本当に最先端が未来的なものが多いですよね。
20年前に、MATRIXをみたときは、すごーーーーいい!!って感じたものも、今みると、ちょっと古いと感じたり、SF映画なのに、古くね?って感覚がついてまわりました。そのシュールさも、中々、普段味わえないものなので・・・まあ、よかったですけどね。けどドキドキはあまりしなかったな。
まあ、たまには昔の作品を観返すのもいいかもしれませんね。
パソコン古い!!!
改めて古い作品見ると面白い発見があって楽しいですね。