『水戯庵(SUIGIAN)』で伝統芸能の能&食事A
日本橋にある『水戯庵(SUIGIAN)』という新感覚の劇場型レストラン・ラウンジでは、古来より脈々と受け継がれてきた 本物の伝統芸能・食・美術工芸品たちを集めて、創り上げた非日常世界が体験できます。
https://suigian.jp/about/
水戯庵では、現存する最古の江戸前寿司処「すし栄(えい)」の寿司、200年以上の歴史をもち日本の茶文化を守り伝えてきた京都の老舗茶舗「福寿園(ふくじゅえん)」のお茶、京菓子の老舗である「老松(おいまつ)」や「亀末廣(かめすえひろ)」の甘味などのメニューを取り揃えており、日本の食文化を五感で味わうことができます。
また、アルコールメニューは、食通・ワイン通としても知られる俳優 辰巳琢郎氏がセレクト。
純国産ワインや日本酒、ウイスキー等、厳選したメニューが多々あります。
「すし栄(えい)」の寿司&水戯庵限定のアートアクアリウム・オリジナルカクテル
上品な味わいの美味しい寿司でした。
ただ、やっぱり築地で1時間半並んで食べた“大和寿司”の方が感動ものだったな。寿司の美味しさでいったらね。
“大和寿司” https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/1203/0
“大和寿司” https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/1204/0
母は、海鮮ちらし寿司丼を注文。
海鮮たっぷりで美味しかったとの事です。
さて、以上の食事は、「すし栄(えい)」から。
嘉永元年(1848年)、京橋大根河岸で青物問屋を営む倉田家(や)の五男の栄蔵が、神田旅籠町三丁目(現外神田一丁目昌平橋近く)に開業。現在は五代目倉田元治が暖簾を継いでいる、現存する最古の江戸前寿司処です。
<寿司の歴史>
すしは、魚と飯を自然発酵させた馴れずしが起源。
江戸時代に入ると、魚に塩、飯に酢で味をつけ一晩漬ける早ずしが発達したのだそうです。
関西では箱に詰める大阪寿司(箱ずし、押しずし)として発展。
一方、気の短い(笑)江戸っ子には押す時間が待ちきれず、魚と飯をにぎった江戸前寿司(にぎり寿司)が発展。
こういうところでも、西と東の違いが出てますね。西と東の食文化の違い、面白いです。
その後、大正時代に伏見宮家の茶席で、五目酢飯を薄焼玉子焼で包んだ茶巾寿司が創作されのだとか。
大阪寿司は、魚にも飯にもしっかりと味をつけ、醤油をつけないで食べます。
一方、江戸前寿司は生魚を使うのが主流となり、ネタに醤油をつけて食べるようになりました。
また、大阪寿司は当時から高級品だった米酢を使っていますが、江戸前寿司は当時は安値で入手できた酒粕から作る粕酢(赤酢)を使っていたのだとか。
さて、寿司を楽しんだ後は、デザートとお茶。
福寿園のお茶です。
福寿園のお茶です。
以上、食事についての記事でした。
次は能を紹介。
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