京都L
『料亭旅館・祇園畑中』〜夕食・水無月献立〜その壱
『料亭旅館・祇園畑中』〜夕食・水無月献立〜その壱
去年の京都旅行の記事です。
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/1281/0 の続きです。
去年の6月に、母と祇園畑中に泊まったさいの夕食です。
部屋食にしました。
上品な京懐石です。
食前酒はさくらんぼ酒。
洋食でいう前菜といったものでしょうか。懐石では、八寸というそうですね。
八寸の意味は、本来の小見は8寸(約24p)四方の杉で作った低いふちのある盆に盛りつけた料理だよ、と今は亡き祖母が教えてくれたのを思い出しました。(ちなみに、私の母は外国籍で、父も帰国子女みたいな人ですが、父方の両親は純日本人で亡き祖母は、茶道、華道の先生をしており、常に着物を着ていました・・・)
私はあまり和食や懐石を食べる機会がないので、久々でしたね。
近年、お盆も凝ってきて、8寸の四方の杉で作った低いふちのある盆なんて、古いものはむしろ珍しいぐらいですので、写真にあるような、お洒落な小皿に盛り付けるのが主流のようですね。
とても絵になります。京での食事は全てがアートのようでした。
母も京都の料理が好きです。元々薄味が好きな母ですが、薄いけどダシが美味しいのが好きとの事。
八寸はどれも美味しく頂きました。
こちらが全ての献立です。
水無月献立
(6月を水無月というなんて、素敵ですね。さすが京都。洒落てます。)
次の記事では、鱧(ハモ)料理などを紹介します。
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/1283/0