トルコ冒険記N 〜 『幻想的なイスタンブールの地下宮殿』
2年前にも記事を14つアップしてたのですが、まだまだ半分もアップしていません。
もう2018年ですね。10年前のトルコ旅行の冒険記録の続きをアップします。
今日は、イスタンブールの中にある、とても幻想的で非日常的な場所を紹介します!!
RPGのゲームに出てくるような場所・・・
そう、Basilica Cistern、イスタンブールの地下宮殿です!
地上の入り口は、しょぼいんですが、地下に降りていくと、すっごい空間が広がってます。
すっごい神秘的でしょう・・・
私の大好きなダン・ブラウンの小説「インフェルノ」にも登場するイスタンブールの地下宮殿ですよ!!!この非日常的な空間は、小説や映画の舞台にもぴったりですよね。てか、RPGゲームにもピッタリ!
それと、オペラ座の怪人に出てきた地下迷宮のようですね。
こんなところにも泳いでいる魚・・・
よくみえないけど・・・こんなところに住んでいたら奇形にならないのかな?
あと、コインを投げている観光客もいて、投げ入れると願いが叶うんだとか。
私はお金を投げるのは好きではないので、投げてないけど。
すごい幻想的で広い空間でビックリです。
観光客がいなければ、まるで別世界に迷い込んだかのようですね。観光客の存在が現実に引き戻させる。まあ、私も観光客なんだけど・・・かなりの観光スポットなので、年中、人は多いです。
さて、こんなに幻想的な空間が広がる地下宮殿ですが、入り口は地味で、見落としてしまいがちです。
場所は、「イスタンブル歴史地区」にあります。有名なブルーモスク、アヤソフィアに挟まれているスルタン・アフメット広場の向かい側に、ぽつんと入り口があります。
この地下宮殿は、正しくはバシリカ・シスタン (Basilica Cistern) といいます。
また、トルコ語では「地下宮殿」を意味するイェレバタン・サラユ (Yerebatan Sarayı) 、あるいは「地下貯水池」を意味するイェレバタン・サルヌジュ (Yerebatan Sarnıcı) という名前でも知られています。
トルコ共和国のイスタンブールにある東ローマ帝国の大貯水槽で、現存する東ローマ帝国の貯水槽としては最大のものらしいです。イスタンブール歴史地域として世界遺産にも登録されています。大きさは幅が65メートル、長さが138メートル!!336本の大理石の円柱が煉瓦造りの天井を支えています。これによって78,000m3の水を貯えることができたとの事です。この巨大な地下貯水池は、東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌスによって建設されたものです。
涙の柱
さて、地下宮殿を探検していると珍しい神秘的なデザインの柱を発見!
どうやら、こちらは「涙の柱」と呼ばれる柱です。このデザインの柱はこの地下宮殿で1本だけです。
デルフィ島のアポロン神殿から持ってきたものだとか!!
神秘的ですね・・・これもRPGに出てきそうだ・・・
これにはジンクスがあり、どうやら、柱の穴に親指を入れて、そこを中心に残りの指をコンパスのようにぐるっと360度まわせたら願い事がかなうと言われているんだそうです!
私ももちろんやりました!!何を願ったかは忘れてしまったけれど・・・叶ったのかどうかも覚えてない笑。
この柱は、いつも濡れています。なぜかというと、メデューサによって石に変えられた人をもとに戻すことができるのはメデューサの涙だけ。だから、濡れているんですね。そして、だから、涙の柱といわれているんですね。
また、この模様には諸説があり、メデューサの涙、孔雀の羽の目玉模様、またはトルコのお守りナザール・ボンジュではないかとも言われていますが、実際は謎に包まれたままです。
次の記事では、そのメデューサを紹介します・・・
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