『THE CROWN ・ SEASON2』
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イギリス女王・エリザベス2世の物語
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イギリス女王・エリザベス2世の物語
エリザベス女王は、国のトップですが、家族の事やご子息の教育などについては、フィリップ王配にゆだねてたようです。フィリップ王配は、非常に頭がよく、エネルギッシュな体育会系熱血マンで、しかもハンサムで社交的、人の後ろに立つような人物ではなく、むしろ人の上にたつ人物で、自分に厳しく、他人にも厳しいお方なので、長男のチャールズ皇太子に対しても、厳しかったようです。
しかし幼い頃の皇太子は・・・
少々気弱なお坊ちゃまのご様子・・・
例えば、フィリップ王配は、やられたら、倍返しでやりかえすタイプ。そして最終的にはボスになるタイプ。まあ、本当に喧嘩も強いしスポーツ万能なのですが。
しかし、チャールズ皇太子は、やられたら、やられっぱなしで、最終的には隠れてしまうタイプ。まあ、やりかえしても弱いから負けるのですが。
女王はもちろんチャールス皇太子を愛しているのでしょうが、忙しい立場でしたので、皇太子は幼い頃に、母親の女王からの愛情が思う存分に受けとれず、また父親のフィリップ王配は、王子とは正反対のタイプで、上手くいかなかったようです。息子に厳しく、息子が自分とは違う人間なのだという事を認めず、一方的に、自分の理想を押ししつける。息子は父親の期待にこたえたいけど、こたえられず、父親を残念な気持ちにさせる。
うーん、あまりたくさんのネタバレはしたくないですが・・・
こりゃ、皇太子、歪んでしまうかなと。
ちなみに、チャールズ皇太子にとって、学校が監獄なら、Nanny(乳母)との時間は天国だったようです。よく立派に大人になりました、と感心します。
といっても、ダイアナ妃との事や、カミラ夫人との事など恋愛面や結婚面では、おせじにも立派とはいえず・・・
幼い頃の事が影響しているのだなと。
今はカミラ夫人と幸せそうでなによりですが・・・
しかし、エリザベス女王の父親も、エリザベス女王も、フィリップ王配も、チャールズ皇太子も、そしてそれぞれの総理大臣も、それぞれの歴史や葛藤があるんだなと。
フィリップ王配の過去は涙なしではみられません。
色んな意味でとても良いドラマ。
シーズン3が楽しみです。
シーズン1感想
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/1031/0