2022年07月14日
『“シズラー”ランチ・サラダバー&チーズトースト』
この日はサラダバー&チーズトーストだけ。
チーズトーストは美味しいので、6枚食べた。
2022年07月12日
『グランドシネマサンシャイン池袋』に初めて行った
『グランドシネマサンシャイン池袋』に初めて行った
綺麗なシネマだったが、大きいと聞いてたので、もっと大きいと思った。
思ったより、大きくなかったな。12番シアターのIMAXの会場の中は、とても大きかったけど。
ただ、受付や、会場じたいは、昔、アメリカやシンガポールに住んでた頃に、もっと大きいのにいった事あるし、SFっぽいデカい飛行船の中にいるようなシネマにも行った事があるので、グランドシネマサンシャイン池袋は、個人的に普通かな。
いつもは別の映画館で映画を観るが、今回は池袋まで言った。
一番大きいIMAXがあると聞いて。
そこで Topgun を観たけど、大きいシアターだったけど客層も色々だったのかマナーがすごく悪かった。
作中で、笑いを誘うようなシーンもあったから、笑う客がいるのは別にいいけど、時間内に席につかない連中はなんなの?
上映時間過ぎてからも人がゾロゾロ入ってきたり、まだ予告だからしょうがないと思いつつ本編始まってもウロチョロ。本編が始まって入ってきた人も、1人2人じゃなく、10人〜15人ぐらいいた。
エンドロールでも数えきれないほどゾロゾロ退散。
数えてないけど、エンドロール始まって退散したのは、2、3人程度じゃなく、私の側の通りでも、30人、40人近く、とにかくゾロゾロと出てったよ。
はっきり言って携帯は、一瞬だけなら全く気にならないんだが、こういう映画館内で、立ってウロチョロしているのが1番ウザい。ちゃんと時間内に来いよ。ほんとウザい。
いつも行ってるシネマの客層が良いだけなのかなー
なんか残念。でも映画館自体は綺麗だった。
この作品は人気だし、特にIMAXは迫力あるし人気だから、色んな客層がくるんだろうね。
2022年の映画感想(5)★『Top Gun: Maverick』
2022年の映画感想(5)★
ネタバレ注意
昨日は相方とTopGunMaverick を観に行った。
正直、私の場合は、映画館だから観た作品であって、家でなら観ない作品だろう。
私は個人的に、トム・クルーズのファンでもないし、あまり好みのジャンルでもなかったから映画館で観るかどうかも迷ったけど、苦手ジャンルでもなかったので、ずっと観たがってた相方に付き合ってみた。
まあ、けっこう絶賛されているし、どんなものかなと好奇心もあった。
どうせ観るなら1番大きいシネマのIMAX が良いと思って!グランドシネマサンシャイン池袋に行った。
さて、ポップコーンを食べながら観た感想としては...
普通に面白かったが、世間で絶賛されているほどの感動は感じなかった。
単に私が興味ないジャンルだからだろう。
元祖から観ているファンや、トム・クルーズファンは、大喜びするような作品だと思うけど、私には、単純に「うーん、まあ良かったんじゃないの?」って感想。
IMAXで観たので、映像美、迫力ある飛行シーン、音響は、とても良かった。
そこは、とても評価したい。
観るより、感じる!!!
ストーリーは、ありきたりな感動もの。良い話だが、フィクションならではの都合の良さはあるね。そもそも軍隊で、あんな規約違反はNGだから。フィクションでこういう系のストーリーだから、主人公の都合の良い方向に向かったけど。
リアルは、そんな都合が良い事はおきません。
あれを見て、アメリカの軍は、あんな感じだ!!って間違った憧れをされて入隊希望されても困る。
軍に入っている友人が何人かいるから話も聞くけど、現実はまったく違います。映画よりシビアです。
そもそも上司の命令無視はありえません!!クビになりたいか逮捕されたいなら話は別だけど。
という事で、ストーリーは一切リアリティーのない、フィクションならではの感動ストーリーだったが、飛行シーンやアクションシーンは、迫力あって、リアリティーあった。
IMAXおススメです!
あと、良い身体をした男達がたくさんいるのも目の保養。
個人的にタイプの俳優はいなかったが、みんな良い身体をしているね〜上半身。
あと女優も美人。ヒロインの人も美人だし、ヒロインの娘もとっても可愛い。
恋愛要素も、嫌味な感じがなく、ドロドロ感もなく、普通に面白かった。
近年の作品でありがちな、ポリコレ押し付け要素が一切ない(少なくとも私は感じなかった)のも良いね。
それにしても、トム・クルーズ、けっこう年いっているはずなのに、まだ若くみえるんだけど!!
作中のルースターとは、けっこう年齢差があるはずなのに、同年代に見える。
まあ、最後なんだかんだあって、みんな仲良しで終わり。
個人的な評価は、10点満点中7.5点。
面白い映画ではあったが、My BEST 映画リストには入らないだろう。
ネタバレ注意
<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
昨日は相方とTopGunMaverick を観に行った。
正直、私の場合は、映画館だから観た作品であって、家でなら観ない作品だろう。
私は個人的に、トム・クルーズのファンでもないし、あまり好みのジャンルでもなかったから映画館で観るかどうかも迷ったけど、苦手ジャンルでもなかったので、ずっと観たがってた相方に付き合ってみた。
まあ、けっこう絶賛されているし、どんなものかなと好奇心もあった。
どうせ観るなら1番大きいシネマのIMAX が良いと思って!グランドシネマサンシャイン池袋に行った。
さて、ポップコーンを食べながら観た感想としては...
普通に面白かったが、世間で絶賛されているほどの感動は感じなかった。
単に私が興味ないジャンルだからだろう。
元祖から観ているファンや、トム・クルーズファンは、大喜びするような作品だと思うけど、私には、単純に「うーん、まあ良かったんじゃないの?」って感想。
IMAXで観たので、映像美、迫力ある飛行シーン、音響は、とても良かった。
そこは、とても評価したい。
観るより、感じる!!!
ストーリーは、ありきたりな感動もの。良い話だが、フィクションならではの都合の良さはあるね。そもそも軍隊で、あんな規約違反はNGだから。フィクションでこういう系のストーリーだから、主人公の都合の良い方向に向かったけど。
リアルは、そんな都合が良い事はおきません。
あれを見て、アメリカの軍は、あんな感じだ!!って間違った憧れをされて入隊希望されても困る。
軍に入っている友人が何人かいるから話も聞くけど、現実はまったく違います。映画よりシビアです。
そもそも上司の命令無視はありえません!!クビになりたいか逮捕されたいなら話は別だけど。
という事で、ストーリーは一切リアリティーのない、フィクションならではの感動ストーリーだったが、飛行シーンやアクションシーンは、迫力あって、リアリティーあった。
IMAXおススメです!
あと、良い身体をした男達がたくさんいるのも目の保養。
個人的にタイプの俳優はいなかったが、みんな良い身体をしているね〜上半身。
あと女優も美人。ヒロインの人も美人だし、ヒロインの娘もとっても可愛い。
恋愛要素も、嫌味な感じがなく、ドロドロ感もなく、普通に面白かった。
近年の作品でありがちな、ポリコレ押し付け要素が一切ない(少なくとも私は感じなかった)のも良いね。
それにしても、トム・クルーズ、けっこう年いっているはずなのに、まだ若くみえるんだけど!!
作中のルースターとは、けっこう年齢差があるはずなのに、同年代に見える。
まあ、最後なんだかんだあって、みんな仲良しで終わり。
個人的な評価は、10点満点中7.5点。
面白い映画ではあったが、My BEST 映画リストには入らないだろう。
安倍晋三元首相、ご冥福をお祈りいたします。
We, American, our hearts are with the family and friends of Mr.AbeShinzo and the heartbroken Japanese people. The flag of the United States shall be flown at half-staff out of respect for former Japanese PM ShinzoAbe, who was assassinated in Nara, Japan, on Friday morning.
ご冥福をお祈りします...
本当にとてもとても残念です。
撃たれたと聞いた時は、本当に吃驚した。
助かってほしいと祈った。もしかして希望あるかも!と奇跡を信じたかった。
普段政治に興味ない人でも、日本人ですらない私(アメリカ国籍)でも、シンガポールやアメリカでも
安倍晋三元首相 を知らない人はいなかった。とても影響がある人だった。
アンチや野党の一部が不謹慎なツイートしてて引いたけど、どんな政治思想であれ、暴力での解決は動物以下がする事。
心から助かってほしいと祈ったが、でもお亡くなりになられました...
死を巡って色々私も考えずにはいられない事がある。
犯人は一人のようだけど本当にそうなのか。
動機が完全なる逆恨みで、本当の動機が別にあるのではないのか。
SP警護がクソすぎて実はグルではないのか。
日本が銃になれていない社会とはいえ、一般人の反応はともかく、訓練されたSPのあの対応は、ひじょうに悪い意味で、驚かされた。
一発目と二発目の間には時間があったのに、何もせず、野次馬と同じような行動をしていた。
二発目は防げたはずだ。
そもそも、警備なのに、なぜ、背後に注意をしなかたのか。
なぜ、あんなに近寄らせたのか。
本当にただただ驚かされる事だろう。
他の国の要人が、来日するさいは、ぜひ、日本の警備に頼るのではなく、自国の警備隊をそのまま連れてくる必要があるのね...
私は、SPと警備に強い怒りと困惑を感じているが...
こういうのは、ちゃんと警察に捜査を任せたい。ちゃんと捜査してくれると信じたい...
かなり日本の警察への信頼が落ちたけど。
普段は政治関連の話をしないアメリカ人の親友も私もショックを受けたし、悲しいですよ。
私の母はシンガポール人で、現在シンガポールにいるが、ニュースで葬儀の様子をみて、悲しすぎて見てられないと途中で観るのをやめたと言ってた。泣いてしまったとの事。
私もまだショックから覚めてない。夢のような出来事だ。だって数日前までは元気に演説してたのに。
亡くなる数時間前までは元気に演説してたのに。
ショックだ。とても悲しい。
銃規制が厳しい日本でおきた事件!というのもショックだ。
規制されているなら自分で作る!という発想にいたった犯人。
彼は頭が良い人だったと聞く。
アメリカなら銃犯罪は、日常茶飯事とはいえ、さすがに、日常茶飯事だから、SPや警察は常に目を光らせているし、一般市民も自己防衛はある程度できる。
まず、銃声をきいたら、即逃げる!!身を屈める!!!!これ徹底して、教えられた。
私も小学校の時から訓練を受けた。(日本の地震訓練みたいな感じ)
だから、安部元総理が撃たれた時、まわりに共犯者がいるかどうかもわからない、爆弾が仕掛けられているかもわからない、テロ攻撃の可能性も大きくあった状態なのに、一般市民は、野次馬のごとく、スマホをとり、現場に近づき、ゾロゾロ、きょろきょろしてた事に心底驚いた。
ああ、平和な日本ならではの態度だなと。
一般市民はともかく、SPや警備の人まで、そんな感じだったのには、呆れてものがいえない。
この事件で、コピーキャットが出る可能性がある。
銃規制とかもはや関係ない。人が家で、何をしているのかなんてわからない。
銃を作成しているのかもしれないし、爆弾を作成しているのかもしれないし、毒薬を作成しているのかもしれない。そんな世の中だ。
それもふまえて、常に命が危険にさらされている覚悟で生活しないといけなくなった。
あの時、一般市民は、不幸中の幸い、巻き込まれなかったが、巻き込まれて死んでもおかしくない状況だったのが怖い。
安倍さんはもう戻ってこない。
あの笑顔はもうない。
本日、葬儀のようだけど....
数日前までは、元気に演説してたよね...
虚しい。
安倍さんはけっこうアメリカでも有名な日本の総理でした。
トランプ前大統領と仲がいいのも知られてました...
本当に本当に残念だし、お悔やみ申し上げます....
Even I feel sad …
ご夫人や、高齢のお母さまの事を想うと、ただただ悲しい。
一番辛いだろうに。
私はアメリカ人とはいえ、日本で暮らしているし、アメリカ&日本はとても密接な関係だから、安部さんの政治信条や価値観は、賛同するもの(特にトランプとの関係、国際的影響力、憲法改正、靖国神社参拝、保守的なナショナリストの姿勢に共感)もあれば、批判したもの(特にコロナ対策)もあるけど、日本だけじゃなく、世界の為に、奮闘した総理大臣だった。
だから、私も日本のみなさまにお伝えしたい。
私もとても悲しいです!!!
そういえば、前に、私のブログでも、安部さんに救われたって方がいらしてた。
私が安倍さんの布マスクを批判した時に、コメントをいただいた、同じくワンピースという漫画のファンだった人。あの人はどうしているだろう。ショックを受けているだろうか。
安倍さんに救われたという一般人。
そういう人達は沢山いるだろうな。
この場をお借りして....
私の心はあなたと共にあります...と伝えたい。
国葬にするかどうかは、アメリカ人である私が言う立場ではないけど...
でも、国葬すべきだと思う。
これだけ世界に貢献した人はそうそういない。
日本人はどんな政治信条であれ、彼のような人を誇るべきだ。
だから、アメリカ人の私からもお願いしたい。
国葬にしてください。
安部さんは保守的な方ではあるが、誰よりも多様性をわかっており、様々な立場から物の観点を観れる人だった。
だから国際的影響力もあったし、外交でも人気だった。
自分の国の経済と伝統と文化を守りつつ、それぞれの他の国々にも理解と共感を示す。
アメリカのポリコレ糞リベラルと違って自国の価値観を他国に押し付けるのではなく、私達はそれぞれ違うけど、みんなで協力して、一緒にビジネスをして、みんなで発展しよう!!ってスタイルの安部さんはかっこよかったと思う。
トランプ元大統領との関係も面白かったし良好だった。
私は、どちらかというと、政治にあまり興味がないとはいえ、一応、昔はリベラル寄りの保守との中間だったけど、現在では、リベラル派が暴走しすぎて見るに堪えないし下品すぎて恥ずかしいので、どちらかというと保守的(共和党派)になった。とはいえ、トランプ信者ではない笑。トランプの政治信条には、私も賛否両論がある。
例えば、私は違法移民には容赦ないし国境を厳しくすべきだというスタンスだが、壁を作るのは大反対。壁より、軍隊を配置して、違法に侵入してきた奴らは敵とみなして容赦なく攻撃すべきってのが私の意見。
その代わり、私の意見では、違法移民には容赦なく徹底的に武力をもって、ぶっ潰すべきだが、合法に入ってきた移民に対しては、一切の差別をすべきではないという考えだ。そして多種多様な文化をリスペクトすべきだ。保守的なムスリムの人がアメリカでどんだけ差別されているか...
中国に対して差別的な発言をしたのもどうかと思った。なぜならアメリカには合法の中華系&日系も含むアジア系民がたくさんいて、トランプ元大統領と過激な信者のせいで、その人達までも差別される事があるからだ。そういう事も踏まえて、私はトランプ元大統領の差別的発言には、首をかしげる事もあった。
しかし、彼がアメリカを愛しているのはわかる。
同時に、安部元総理が日本を愛していたのも感じた。
だから二人は仲が良かったのだろう...
根本的な価値観が似ていたから。。
本当に本当に、ご冥福をお祈り申し上げます。
Requiescat in Pace
R.I.P.
R.I.P.
2022年07月10日
『呪詛 (2022)』★Movies & TV series 2022(50)★
<個人的な評価:10点中7点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
久々の台湾ホラーを観た。呪いがテーマ。
日本のホラーもそうだけど、アジアのホラーってジメジメして怖い。
個人的に欧米ホラーより怖い。
この作品は、冒頭を観ても呪われそうな雰囲気がある笑。
あの祈りの言葉は、呪いの言葉なんだろうな〜と冒頭から予想できたわ。
だから私は呪われないように、言葉を覚えなかったし、画像も不気味すぎるので小さくしたよ笑。
そして呪われそうな場面は、半分にして観た。
例えば、呪われたくないので、最後の仏像の顔も拝んでません笑。
なにがおきたかは、わかったけどね。こんな感じで、工夫をして観た笑。
フィクションだとわかってても、不快な気分になるからね。
まあ、この呪文を覚えろ!!って言われて、覚えるかよwwって思ったので、逆に頭の中で念仏を唱えたわ笑。
グロはあった。蟲が出てくるよ。
私は、蟲系キライだからなー
でも欧米ホラーの方が、グロさはあるから、これはこれでグロいけど許容範囲!
なんかツイッターで絶賛されているけど、個人的にそこまで絶賛するほどか?って思ったので良作ではあるけど、評価は10点満点中7点かな。
私からみれば、新鮮さもどんでん返しもない。(私の場合は、冒頭から、最後のネタが予想できたし想像通りだった)
もちろん怖いのは怖いんだけど感覚が麻痺しちゃったのか、内容が想像できたのか、思った以上の怖さはなかった。瞬間移動ババアとか怖かったが、あのババアが来るのはわかってたから心の準備はしてたよ笑。予想通りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 怖いけど笑っちゃった笑。
ただ、POV形式っていうのかな。リアリティーがある撮り方のホラーは好きだ。まさしく恐怖のリアリティー。視聴者も巻き込まれている感覚が、この映画の面白いところだろう。
まず、冒頭もそうだけど、作中にも、後半にも、母親が視聴者へ、一緒に祈ってくれ!と悲願する場面があるんだが、普通に怪しすぎるので、これは、実際は、視聴者も動画を見て、この祈り(呪い)の言葉を覚える事で、呪われ、多数が呪詛にかかる事で、娘の呪いを軽減させようとしているんだろうなって、はじめから想像ついた。呪いのビデオ的な感じ。これで、100万人が観たら、かなり呪いは軽減されるだろうな。
とにかく、驚きも何もない。人間不信な私からすれば、冒頭から、この母親のトリックはバレバレだった。
それにしても、何の罪もない幼い娘が呪いにかかって苦しむ姿は切ないし悲しい。
最後、助かって良かったけど。
あと、血が繋がってなくても娘を愛し、あの母親も助けようとした、養父も可哀想。
彼も何も悪くないのだから、死なないでほしかった。
母親にいたっては、ちょっと自業自得な面もあるな。
そもそも、6年前の出来事がね。
好奇心旺盛な若者らしく、踏み込んではいけない事に踏み込む。
迷信を信じてない人はそうだろうけど...
でも、だからといって、無礼に土足で踏み込んではいけないよね。
うーん。私は、やっぱり、多種多様な文化や宗教がある国で育ったし、自分は仏教徒だけど、他のよくわからん宗教でも、土足で踏み込もうとは思わないな。日本にもあると思うけど、けっこう他の国でも、こういうカルト系な密教は沢山ある。
だから、ホラー映画でありがちな、好奇心旺盛な無礼な若者たち、絶対に呪われて死ぬであろう若者たちの行動には、一切共感できないし、死んでも、自業自得だな〜、バカだな〜としか思わない。
今回の作品も、呪いのキッカケは、ありきたりなバカな若者たちの責任。
ただ子供にまで呪いがかかってしまうのは悲しい。
ちなみに、今作はなんと高雄で実際に起きたショッキングな事件に触発されて制作されたと言われている。調べてみると面白いが、2005年に、台湾・高雄にて、神に憑依されたと主張する6人家族が、自傷行為など奇怪な行動を繰り返し、死者が出るに至った事件があったのだ。
台湾では、過去にもいくつもの、宗教にまつわるような奇怪な事件がおきている。
台湾人にも、宗教や呪いを信じる人が多い。日本人より多いと思うな。
私は日本人の友人は少ないから、日本人がどれぐらい、そういう事を信じているかは詳しくは知らないけど、台湾人の友人は、とても多いので、私のまわりは、10代の若者の時から、みんな信じているんだよね。
親や祖父祖母の影響だろうね。
私も、若干信じているから、絶対に好奇心で、変な事には、かかわらないようにしているんだけど。
親にもそう言われたし。自分を守る為だよ。
それは実際に、好奇心で、かかわってしまって、事件になっているのを知っているからってのもある。
日本では、現代ではそういうのは隠蔽されているかもしれないけど、海外では、堂々とニュースになったりもするから。「好奇心で、こういうものに関わっちゃダメ、呪いがふりかかるよ。もし何か過ちをしたら、しっかりお祈りをして、寺院でお浄めする事」的な教えは、祖父祖母世代から親へ、親世代から子供へ受け継がれている。ちなみに、道端に落ちている赤い袋を拾ってはいけないとか、赤い服はパワーがあるとか、そういう事は、私も小さい頃から聞いている。私はシンガポールで育ったけど、中華系の人達の宗教感は、台湾と似ている。
さて、この映画、監督自身も「今まで自分が撮った中で一番邪悪な映画」と公言している。
確かに、冒頭から、邪悪感はあったけどね笑。
冒頭から、ネタがわかってしまったから、ありきたりだな〜と思ったけど。
動画配信が普及した現代では、こういう系のホラーは増えたし。
こういう系というのは、視聴者&作品の距離が近く、リアリティーがある系。
だから、この映画を観たら、もしかしたら貴方の呪われますよ〜
そんな感じの怖さ!
あと、どうやら、大黒仏母って、実在するヒンドゥー教の神カーリー・マー(黒き母)っぽい。手が何本もあって、左手に生首を持っているカーリー・マーを、見た事がある人も多いだろう。
ヒンドゥー教と仏教は、繋がっていて、カーリーは、仏教では鬼子母神。
だから、大黒仏母 って、鬼子母神がモデルかな。
愛する我が子を救うために鬼になる母親。主人公は、最後、鬼になった。
鬼子母神がテーマの作品ともいえよう。
ちなみに、私は呪われたくないので、ラストの像の顔は観てないけど、観た相方が言うには、グロらしい。まるで、顔面を打ち付けたかのようなグロ。(ちなみに、相方は今日は腹痛。私は元気です笑)
主人公も最後は自ら、石に頭を何度も打ちつけて死んだけど、他にも呪いを受けたものが、顔を壁に打ち付けて自殺している。これは、呪いを受けたものも、大黒仏母のような姿になるって意味でもあるね。
観るのは自己責任だが、くれぐれも呪われないように!
2022年07月07日
『死との約束 (2021)』★Movies & TV series 2022(49)★
<個人的な評価:10点中7.5点>
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
下記、個人的な感想。
ネタバレあり。
アガサ・クリスティが1938年に発表した長編小説『死との約束』を原作として、日本を舞台に置き換えた作品。巡礼の道として世界遺産に登録されている熊野古道が舞台で、時代設定が昭和30年代。物語の舞台「黒門ホテル」の外観は愛知県の蒲郡クラシックホテルで、館内は都内のセットで撮影が行われた。
この日本版に改編したアガサ・クリスティーのシリーズ、けっこう好き。
日本のドラマはほとんど観ないけど、ミステリーだけは、けっこう好きな時もある。
リアリティーあるダークな欧米ミステリーも好きだけど、こういうコメディー風で、わざとらしい演技で、いかにも、フィクション!って感じの設定が、楽しくて好きだ。
原作は実は読んでないので、犯人はわからなかった。
それもあって、犯人当てを楽しみながら観た。
しっかり、ちゃんとできたミステリーだった。
さて...感想だが...
女医のキャラがすごくウザかった。
なんで会ったばかりの他人の家族にあんなに執着するのか理解ができなかったので、実は、過去に何かがあって、こいつが犯人なんじゃないのかと、最後まで疑った。
会ったばかりの他人の家族に、ストーカーまがいの事をして執着するのは異常すぎる。
あんなヤバい婆さんの一族を関わりたくないでしょ笑。
なのに、いちいち、関わろうとしているから、実は、あの婆さんの生き別れた娘なのか、過去に何かあったのか、なにかあるんじゃないかと勘ぐったけど、結局、女医は犯人じゃなかった。
女医と共に、疑ったのは、上杉議員っていう女性だけど、当初、単に、勝呂の古い知り合いで友人っぽいから味方側かと思ってた。彼女は、元犯罪者だけど、でも人殺しではなく、怪盗だったらしいから、殺人はしない人なのかなと。コナンでいう怪盗キッドや、金田一少年でいう怪盗紳士みたいな立ち位置かなと思ってた。
そして、勝呂とのやり取りをみるに、ギャグ要素のキャラかなと思ったけど...
でも、彼女が、なんか怪しいな?と思ったのは、参道の時に、また、わざとらしく、勝呂を突き落としたあたりかな。あれで彼女のアリバイは消えたし。あと、殺人があきたあとの警察からの質問で、不可解な言動をいくつかしたのも気づいた。なにより、彼女と一緒にきてた編集者が、人の意見に流される性格のちょっとオカシイ人だったのにも気づいたから。三本足のカラスのネタが、勝呂が仕掛けたトリックなのも気づいた。
その時点で、彼女たちの言い分は、あまり信用できないなと悟った。
結果的に、家族全員も、嘘をついてたんだよね。
そこが面白かった。
全員、警察からの質問には嘘をついてた。家族はお互いを庇い合っていたから。
だから捜査が難航したけど、実際はいたってシンプルだったね。
家族ではない上杉議員が犯人だった。動機もよくわかった。
皮肉な事に、死んでも悲しんでくれる人は、1人もいなかった。
いや、実の娘は感情をあらわにして悲しんだね...
やっぱり実の娘だから、母親がアレでも愛情はあったのか。
あの婆さん、末っ子の娘以外は、全員、継子だったんだね。
継子でも、あんなに支配するのか。
借金も肩代わりしたり、長男の嫁も決めたりと、でも、そういう事をして、色々と家族を支配してた婆さん。
ただ、あれは一種の精神病だな。
元看守...って事で納得。
囚人を支配する事になれていて、その快楽が忘れられず、どこにいっても、人を支配したがる性格のようだ。
このドラマに出てた長女の本堂鏡子。どこかで見た事がある女優だと思ったら、「危険なビーナス」に出てた子だ!!あのドラマでもお嬢様キャラだった。あの時も好きなキャラだったたけど、今回も好きなキャラだな。堀田真由さんって女優だけど、見た目が清楚で上品でけっこう好き。
日本の女優は、好きになる事は滅多にないんだけど、堀田真由さんの見た目&雰囲気&声&演じているキャラは好き。
あと犯人の上杉議員、 鈴木京香さんって女優が演じているけど、こちらの女優も上品そうで好きだな。
以上、面白いミステリー作品だった。
たまには、こういう感じの軽く観れる、グロがない、リアリティーもない、謎解きだけに集中できるミステリーも好きだ。
ちなみに、どうしても突っ込みたかったんだけど、あのカバン、、どうみても、天狗のお面までは入らないと思うんだけど。のお面まで入れたかったら、かなり荷物になるよ。の鼻はけっこう場所をとるから、あのカバンには入らない。
面白い事に、犯人が持っているカバンは、通常のハンドバックサイズなのに、天狗の仮面を取り出しているシーンだけ、デカい旅行用のバッグに変更されてたよね笑。
そもそも、あんな旅行用のバッグを持ってたら、勝呂は見逃すはずがないだろうに笑。
まあ、大きさも変化自在のドラエモン・バッグって事にしとこう笑。