2022年10月19日
【アクアリウム】コリドラスはエビと混泳が難しい!?混泳不向きな3つの理由
皆さん、有名なこの2つの生体、実は混泳が難しいかと事を知っていましたか?
『でもどちらもお掃除屋さんと売ってるので、必要不可欠なのでは?』
と思っている方もいるかと思いますが、一緒にお勧めしない理由が3つほどあります。
まず、2つの生体について説明します。
□コリドラスとは
分布:南米に広く分布
体長:3cm-10cm(種類による)
餌:沈下性人工餌、赤虫
コリドラスはとても愛くるしくて、可愛い生体として有名ですよね。
特に昔から赤コリ、青コリ、白コリは定番で熱帯魚ショップでは売られています。
自分もコリドラスは愛くるしい顔と、赤虫を口からちゅるちゅるさせながら食べる姿が愛くるしくて好きです。
□ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビとは
分布:熱帯から温帯の淡水域
体長:ヤマトヌマエビ4.5cm ミナミヌマエビ3cm
餌:雑食性(藻類、死骸)
エビもヤマトヌマエビやミナミヌマエビなど、コケを食べてくれるお掃除屋さんとして売られ、
前足をツマツマしながら食べる、とても働き物の生体として有名です。
ではなぜコリドラスとエビが混泳不向きか?
それには3つの理由があります。
@活動範囲が被っている
〜コリドラス〜
アクアショップで“低床のお掃除屋さん“と言われる位なので
低層の残り餌を食べる、低層が活動範囲。
ヤマトヌマエビ・ミナミヌマエビ〜
本的には泳がず、流木や水草に捕まっており、流木が置かれてたり、水草が植えられている低層〜中層にいます。
つまり、低層で生活するコリドラスの生活圏内にエビが舞い降りてくる事があります。
A遊泳力・機敏性がエビは高く、コリドラスは低い
〜コリドラス〜
コリドラスは体格がずんぐりむっくりしているので直進はまだしも、
身体を捻るのが苦手で急な方向転換が難しく、遊泳力・機敏性は低いです。
〜エビ〜
エビは普段は歩きながらジッとしてますが、たくさんの足を使って泳ぎ遊泳力が高く、
また足の向きを変えることで小回りが効きます。
つまり、コリドラス専用のタブレット状の餌は低層に落ちるとコリドラスが気づく前にサッと持って
コリドラスの手の届かない水草に持っていってしますのです。
また、弱っているコリドラスを捕まえて食べるエビもいたりします。
Aどちらも大食漢
〜コリドラス〜
丸々太った身体を見ての通り、結構餌を食べ、水槽を汚すと言われます。
〜ヤマトヌマエビ・ミナミヌマエビ〜
エビも数匹買っているとわかりますが、凄く糞をしてよく食べることがわかります。
雑食性で基本的最初はコケを食べますが人工餌の味を覚えると、そちらを優先的に食べます。
つまり、コリドラスの固形の餌をエビに奪われてしまうのを見ると、
コリドラスに餌を行き渡るように沢山餌を投入すると通常よりも、すぐに水が汚れてしまうのです。
また、エビもコケを食べてくれなくなります。
【結論】
個人的には、エビとコリドラスの混泳は避けた方がいいと思います。
コリドラスを飼いたい方はコケ取り生体として、エビの代わりにオトシンクルスという生体を購入する事をお勧めします。
(参考記事)
【かわいいコケ取り生体】水槽面のコケ取りならこれ!
https://fanblogs.jp/akiradesuyo84/search/?keyword=%83I%83g%83V%83%93%83N%83%8B%83X
価格:980円 |
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