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2023年04月06日

死別の乗り越え方(死別したばかりの方へ)

あっという間に10年が経ちました。

死別して、心にぽっかり大きな穴が空いて
2年間寝込みました。
そして、5年間引きこもりました。

子育てと仕事、家事、お金の事が
大変すぎて、一時は旦那を恨みました。

なんで私ばかり苦労しなけらばいけないの?と。

でも、今は全くないです。


結論は時間が解決してくれる。←これでした。

10年は長いようで、あっという間でした。

私は旦那が死んだ事に対して、
「もっと生きたかっただろうな」
「癌の闘病生活は本当につらかっただろうな」
など、考えないようにしてきました。

考えたら、つらすぎるからです。

考えなくても、それでも私は鬱になったのに、
旦那が死んだ悲しみだけでも精一杯なのに、
旦那の気持ちまで考えたら、もうそれは
とんでもなく大変な事になりそうだったからです。

旦那がまだ闘病中に「悲しいのは自分の今後の生活が大変になるからでしょ?」と
旦那に言われた事があります。
旦那も普段はそんな事を言う人でもないし、そんな事思ってもなかったと思います。
八つ当たりだと思います。
でも、その言葉は悲しかったです。

そう思わせてしまって申し訳なったです。


私は旦那が生きている間、生まれ変わってもまた旦那と結婚したい!と言っていました。
それくらい、大好きでした。

お葬式の時、旦那が火葬される瞬間、私は
「早く帰ってきてーーー」
「ひでくんがいい」

と訳の分からない事を何度も叫んでいました。

ま、だから何?って話なのですが、

死んだ旦那を恨むほど、大変な時期もありましたが、

今は、死んだ事を悲しめ。泣け!と言われても出来ないくらい
普通の生活です。

旦那の写真にお水を毎日、お供えしていますが
(位牌がないので)
ありがとね!と言えるようになりました。

あと、私は昔から誰かとずっと一緒にいたいタイプで
15歳の時から彼氏とは同棲していたし、
一人で寝るっていう事がなかったんです。

それくらい、一人が苦手でした。

人は慣れます←

なんでも一人で出来る。
むしろ、一人最高!

話し相手がいないのも、それもなれる。
相談相手もいないのも、慣れる。

自己完結。

ブログで発散させてもらったのが大きいです。
そして、同じ死別を味わった方々と交流できて、
私だけじゃないんだ。みんな頑張ってるんだな。
私の気持ちを分かってくれる。ありがとう!
っていう気持ちで、ここまでこれました。

本当にありがとうございました。

まだ死別したばかりの方は、最初の方の記事を
読んでもらえたら、同じ様な気持ちを共感していただけると思います。

そして、このブログを何年も見てくださってる方は、
「絶対幸せになろうね!」と誓ってから、

叶える事が出来たんじゃないかなと思います。

なんとかここまでこれたのは、それは幸せな事だもんね。

「すべてうまくいく大丈夫」←この言葉は私が教えてもらった言葉です。

不安になった時は自分に言い聞かせてくださいね。

(アドバイスしちゃってごめんね)

そして、ワクワクする事をしてくださいね。

朝起きて、まずワクワクする方を選びます。

例えば、水を飲むか、コーヒーを飲むか、どちらがワクワクする?

どっちもワクワクしねーよ。とか言わないでねw

次にどっちの服を着た方がワクワクする?

どーやったら自分がワクワクする?
ケーキを食べたらワクワクする?
好きな映画を観たらワクワクする?

そーやって、ワクワクする事をやって、
なるべくワクワクしない事はしない。

そしたら、ずっとワクワクが続くよ。

ワクワクする事はしない←これは難しい。

例えば、洗濯物を畳む。これはワクワクしない。
じゅあ、どーやったらワクワクするか?

畳んでる間だけ好きなアニメを観るとか、
お金を払って誰かにやってもらうとか、
畳み終わったら、お菓子を食べていいとか、
もういっそ、畳まないとか。

そんな風に・・・うん。


死別した当初は、今すぐにこの苦しみから
救ってくれ!
と思っていました。

残念ながら、それは不可能な話でした。

私をここまで這い上がらせてくれたこと、
それは「怒り」でした。

死別したら、嫌な思いするのを分かってもらえると思いますが、

例えば、「つらさ、分かるよ。私もウサギが亡くなって辛かったから。」とか、
「うちの旦那さ〜ほんとむかつくんだよね〜」とか、

なんか、分かるでしょ? こっち嫌な気持ちになるじゃん。

いいな!旦那さん生きてて、
いいな!お金稼いでくれて、
いいな!子供の話を夫婦で出来て。

こーゆーひがみの気持ちも、怒りの感情も、

それが私のエネルギーになりました。

車でいうところのガソリンみたいな。爆発させて、前に進むみたいな。

「絶対に幸せになる!」っていう気持ちを加速させてくれました。

嫌な思いをしたからこそ、前に進めました。

一番嫌な事を言ってきた奴には、本当に感謝しています。

「絶対に見返してやる!」という気持ちを持ち続ける事ができました。


もし、私が一つも嫌な思いをしなかったら、
今の生活はなかったです。

それなりにお金もあって、子供達も大きくなって、彼氏も出来て、
「幸せになる!」という目標は叶ったと思います。

なので、このブログは卒業したいと思います!






なーんて嘘だよ。w
唯一の癒しの場だからね。

いつも、皆さんありがとうございます。
あたたかく、こっそりと見守ってくれて。

みなさんの健康、幸せ、金運、すべてを祈っています。
(本当だよ)







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けーちゃん
34歳の時に夫を肺がんで亡くしました。 2023年現在44 歳です。 主人と病院に行った時には余命1年の宣告で末期でした。 1年半の闘病生活の末、43歳で永眠しました。 大学1年生の息子と高校2年生の息子がいます。 次男は新潟の高校の寮に入っています。 野球少年です。 私の父親は私が16歳の時に自殺。 弟は統合失調症という精神病の為、入退院を繰り返し、 今でも働けず。 私は祖父母の養女の為、子供の時は両親とは一緒に 暮らしていませんでした。 やっと掴んだ、優しい旦那様、温かい家庭、 それも死別という形で終わりましたが、 3人でなんとか生きています☆ 旦那が先に死んだ事により、旦那の親が亡くなった時に相続争いになり、弁護士のお世話になりました。 そして、別件ですが私の実の母親が私が相続するはずだった 養母のお金をすべて使い込み、現在調停中。 最高のヘタレが、人並みになるまでの記録
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