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2021年12月02日

☆もったいない☆

祖父母の家は、父方母方総じてモノが多い家だった。
母方の祖父母宅はモノが多い部屋とそうでない部屋があったことで、
割と整理整頓されている印象があったのだが、
父方の祖父母宅は全ての部屋に於いて、モノが溢れている記憶しかない。

ウチは父がモノを貯め込む習性があるようで、
父のスペースはちょっとごちゃごちゃしてはいるが、
母は不要なものはジャンジャン捨てていく人だったので、
比較的モノが少ない家で生まれ育ったと思う。
だから今、移住先の家のモノの多さに息苦しさを感じている……

もったいない。不用品処分を提言すると、まずこの言葉が出てくる。
あたしが今の家に住んで数年経過しているが、しまい込まれたこれらのモノが、
誰かに使われているところを一度も見たことが無い。
イコールそれは不用なものを意味している。ストックとも違うのだし。
更にはモノが着実に増えている背景もあり、酷い状態なのだ。
子どものサイズアウトした洋服も、なぜかこの人たちは処分したがらない。
姑はご自分でお買い求めになった子どもの洋服を、勝手に仕分けして残している。
誰かにあげるつもりなのか分からないが、ずっと家にある。
いちばん身近な義妹は、ウチの子が着た洋服は一切要らないと言い切ったため、
あたしはじゃあ残す必要ないか、と少しずつ処分していた。
旦那が「そんなに処分しなくても……」と焦って留めてくることもあるが、
「誰も必要ないものを残す必要はない!」と一蹴して、整理を進めている。

壊れたスーツケースがいくつも放置されている。
着なくなった、もしくは着れなくなった洋服が、タンスの肥やしとなっている。
使いもしないわけわからない容器や家電、その他諸々が積み上げられている。
何故捨てないのか、あたしにはどうにも理解ができない。
この地域では、自治体主体で廃品回収が定期的に行われており、
指定ゴミ袋と交換してもらえるので、非常に合理的なのだ。
さっさと交換所へ持ち込み、指定ゴミ袋へ交換したら、
向こう数年は高額なゴミ袋を買う必要がないのだ。

モノを捨てることをもったいないというこの人たちに対し、
あたしはこのモノが占領しているスペースをもったいないと感じている。
これらの不用品を全て処分したら、掃除がどれだけラクになることか。
もったいないの基準がこれだけ違うのだから、本当に疲れてしまう。

苦労して家事する自分は偉い!と姑は誇らしげだが、
あたしからすれば、時間と体力を無駄にしているだけ。
整理できていればムダな買い物も減るし、スペースも広く活用できる。
物事を合理的に考えられない性格が、しっかり生活に染み出ている。
道理で性格が合わないわけだ(苦笑)
あたしの『処分しませんか』には『嫁のくせに』で一蹴するような人、
こちらも合わせる必要は無いので、自分のテリトリーはしっかり整理させていただく。
自分たち都合の荷物はいくら家に溢れていても気にならないようだが、
あたしの荷物は少しでも目につくと『片づけて』だからね。

こういう身勝手な人と同居していることで、自分の行動を振り返ることができる。
もう若いなんて言えない年齢だし、これから年齢相応に人間力も上げていこうと思う。
そのためにも、ムダは省いてすっきりした身辺で生活することも必要かもね。



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