2017年08月05日
「自分が稼がないと、家族が路頭に迷う」 その危機感が成功につながった (しくじり先生 「HG&住谷杏奈」)
テレビ番組「しくじり先生」に、レイザーラモンHGとその妻・住谷杏奈が講師として登場した。
その授業の中でビジネスに活かせそうな部分があったので、紹介する。
2006年ごろ、HGは大ブレイクしており、月収は1200万円だった。
杏奈も芸能活動をしていたが、売れなすぎて地下にこもっているZ級アイドルであり、月収は15万円だった。
そんな2人が出会い、結婚。
HGは「自分が稼いで一生食わせていく」と決意した。
杏奈は「専業主婦として夫を支えよう」と考えた。
しばらくすると、HGのキャラが世間に飽きられ、芸人としての仕事が減っていった。
とは言うものの、プロレスラーとしての仕事があったため、稼げていた。
しかし、プロレスの試合で事件が起こる。
ある時、HGはプロレスの試合で左足かかとを粉砕骨折してしまった。
入院3ヶ月、全治8ヶ月の大ケガである。
芸人としての仕事がなく、プロレスが収入の要だったのだが、それを失ってしまった。
HGが働けない状態になったため、杏奈は「自分が稼がないといけない」と一念発起。
しかし、当時まだ子どもが小さかったため、外でフルタイムで働くのは難しい。
したがって、家にいながらお金になることは何かないかと考え、「何か商品を作って一発当てよう」という発想に至った。
そしていろんなものを作ったが、そう簡単にうまくはいかなかった。
入院中のHGはひとりでお風呂に入ることができないため、杏奈が毎日体を拭いていた。
ある日、洗面器にアロマオイルを入れてHGの体を拭いていたところ、HGはとても癒されたという。
それをヒントに、杏奈は石けんを作ることにした。
杏奈は自分が持っているアイデアを話すために、石けんを作っている工場に電話をかけた。
50〜60件ほど電話したが、ほぼ相手にされず、断られた。
しかし、その中の1件に、たまたま杏奈のブログを見たことがある人がいた。
それをきっかけに話が進み、その会社の協力を得て石けんを商品化することができた。
商品化された石けんは、発売初日に6000個完売。
数週間後、杏奈の口座に1000万円が振り込まれた。
ビジネスの素人である杏奈が成功した理由としては、「自分が何とかしないと家族が路頭に迷う」という危機感があったからだと考えられる。
普通であれば、50〜60件もの石けん工場に電話をかけることはなかなかできない。
何件も断られたら心が折れてしまう。
追い込まれたからこそ、必死で行動できたのだろう。
また、ブログで情報を発信していたのも大きい。
たまたま石けん工場の人がブログを見ていたというのもあるが、ブログを見ていた人の応援があったからこそ、石けんが6000個売れたのだと思う。
現代のビジネスにおいて、インターネットをうまく使うことは必須条件と言えるだろう。
60件の石けん工場のうち、チャンスをつかんだのは1件である。
つまり、59件の工場は、チャンスを逃したということ。
なぜそうなったのか。
杏奈から電話がかかってきた時、工場側としては、「何言ってんだこいつ?」くらいの感覚だったと思う。
ある意味、それが普通の反応とも言える。
つまり、普通の人と同じことをやっていてはチャンスはつかめないということ。
常にアンテナを張り、ビジネスになりそうなもののニオイを嗅ぎ分ける。
そういう感覚を持っていないと、チャンスを逃してしまう。
・危機感を持ち、必死に行動する
・インターネットをうまく利用する
・常にアンテナを張り、小さなきっかけをチャンスとして捉える
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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その授業の中でビジネスに活かせそうな部分があったので、紹介する。
人気者のHGと、地下にこもっている杏奈
2006年ごろ、HGは大ブレイクしており、月収は1200万円だった。
杏奈も芸能活動をしていたが、売れなすぎて地下にこもっているZ級アイドルであり、月収は15万円だった。
そんな2人が出会い、結婚。
HGは「自分が稼いで一生食わせていく」と決意した。
杏奈は「専業主婦として夫を支えよう」と考えた。
もはや芸人ではなくプロレスラー
しばらくすると、HGのキャラが世間に飽きられ、芸人としての仕事が減っていった。
とは言うものの、プロレスラーとしての仕事があったため、稼げていた。
しかし、プロレスの試合で事件が起こる。
プロレスの試合で大ケガ
ある時、HGはプロレスの試合で左足かかとを粉砕骨折してしまった。
入院3ヶ月、全治8ヶ月の大ケガである。
芸人としての仕事がなく、プロレスが収入の要だったのだが、それを失ってしまった。
杏奈「私が稼がないと」
HGが働けない状態になったため、杏奈は「自分が稼がないといけない」と一念発起。
しかし、当時まだ子どもが小さかったため、外でフルタイムで働くのは難しい。
したがって、家にいながらお金になることは何かないかと考え、「何か商品を作って一発当てよう」という発想に至った。
そしていろんなものを作ったが、そう簡単にうまくはいかなかった。
石けんを作ろう
入院中のHGはひとりでお風呂に入ることができないため、杏奈が毎日体を拭いていた。
ある日、洗面器にアロマオイルを入れてHGの体を拭いていたところ、HGはとても癒されたという。
それをヒントに、杏奈は石けんを作ることにした。
石けん工場に電話をかけまくる
杏奈は自分が持っているアイデアを話すために、石けんを作っている工場に電話をかけた。
50〜60件ほど電話したが、ほぼ相手にされず、断られた。
しかし、その中の1件に、たまたま杏奈のブログを見たことがある人がいた。
それをきっかけに話が進み、その会社の協力を得て石けんを商品化することができた。
石けん発売。初日に完売。
商品化された石けんは、発売初日に6000個完売。
数週間後、杏奈の口座に1000万円が振り込まれた。
杏奈が成功した理由
ビジネスの素人である杏奈が成功した理由としては、「自分が何とかしないと家族が路頭に迷う」という危機感があったからだと考えられる。
普通であれば、50〜60件もの石けん工場に電話をかけることはなかなかできない。
何件も断られたら心が折れてしまう。
追い込まれたからこそ、必死で行動できたのだろう。
また、ブログで情報を発信していたのも大きい。
たまたま石けん工場の人がブログを見ていたというのもあるが、ブログを見ていた人の応援があったからこそ、石けんが6000個売れたのだと思う。
現代のビジネスにおいて、インターネットをうまく使うことは必須条件と言えるだろう。
1件の石けん工場だけがチャンスをつかめた理由
60件の石けん工場のうち、チャンスをつかんだのは1件である。
つまり、59件の工場は、チャンスを逃したということ。
なぜそうなったのか。
杏奈から電話がかかってきた時、工場側としては、「何言ってんだこいつ?」くらいの感覚だったと思う。
ある意味、それが普通の反応とも言える。
つまり、普通の人と同じことをやっていてはチャンスはつかめないということ。
常にアンテナを張り、ビジネスになりそうなもののニオイを嗅ぎ分ける。
そういう感覚を持っていないと、チャンスを逃してしまう。
まとめ
・危機感を持ち、必死に行動する
・インターネットをうまく利用する
・常にアンテナを張り、小さなきっかけをチャンスとして捉える
最後まで読んでくださってありがとうございます。
このブログがあなたのお役に立てたら嬉しいです。
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