2019年04月18日
人気の都市シンガポールは移住先としてどんな感じ!
アジア最大の国際都市・シンガポール
治安がよくて教育水準も高いとの評判、高額取得者へ税制優遇もあることから、大物投資家やIT企業経営者の移住が相次ぐ
サラリーマンでも移住を果たした人に、シンガポール移住の理想と現実を聞いた
シンガポールには仕事の関係で行き、以前から魅力を感じていたので、妻と相談し移住を決意
現地採用枠で日系企業への転職を決め、シンガポールへと移住
ショッピングモールでは、日本食の取り扱いも多い
シンガポールは生活費が高いことで知られるが、体感として2倍、生活費が倍になったことで苦しくはないの?
特に高いのは家賃(マンションの家賃は20万円位)とレストランでの外食費
シンガポールはリーズナブルな屋台文化が発展しているので、屋台で済ませれば安上がり
地下鉄やタクシーなどの交通費は安いし、四季がないのでシーズンものの家電や衣服代はかかりません
飲み代もそのような文化はなく、基本的に自炊中心の生活、支出的にはトントンという感じです
人口563万人うち、約4割が外国の出身者が占め、世界中の料理が勢揃いしているので、食に悩むことはない(日本と同じ感覚で飲食すると、倍以上)
日本食は人気で、チェーン系定食屋もありますが、日本では800円ぐらいの定食でも2000円ぐらい、一人あたり3000円くらいで済む居酒屋チェーンでも、2倍の6000円ぐらい)
シンガポールで生活する魅力は、最高気温が32度、最低気温は25度前後。年中短パンで生活、周囲もTシャツ、サンダル履きというラフな服装、日本のような“常にちゃんとした格好をしなきゃ”というプレッシャーはありません
人々が良い意味でドライで、“個”が尊重される。互いに干渉しすぎることがなく、仕事でも必要最低限の役割をこなしていれば、何も言われない
日本の会社のような体育会系的な同調圧力や、(ネクタイの締め方ひとつで注意される)縦社会ならではの生きづらさはない
いくつか気になる点は
あまりにも都市として完成され過ぎていて、刺激は少ない、娯楽施設もあまりない
映画を観に行くかモールで買い物をするぐらいで、週末になると、多くの人がモールに大挙するので、どこかに行けば必ず知り合いに会います
ユニクロ、無印良品、ZARA、H&M、マクドナルド、やよい軒など、どこに行っても同じ店
マリーナ・ベイ・サンズの屋上スカイデッキや、動物園などの観光スポットも、一度行くと飽きてしまいます
過ごしやすい反面、季節感がないので、物足りない
(息抜きに海や山に行ったり、大自然に触れようと思うと、海外旅行をすることに)
生活するためには、公用語である英語か中国語を話せたほうがいい
シンガポールの労働ビザも必要
(日本の縦社会が辛い人であれば、おすすめしたい)
気候は暖かいし、人もおおらか
仕事上でも細かいお作法を気にする日本人と比べて、やるべきことをやっていれば細かいことは言われない
ストレスも少なく、息苦しさはありません
シンガポールでも需要がありそうな職種は
IT関連のエンジニアや、寿司職人、美容師、日本人独自の感性や価値観で勝負できる仕事に就いている人
お弁当屋さんなんかは、まだ希少価値があるので、勝負しやすいかも?
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