2007年09月03日
FX取引のリスク
FX(外国為替証拠金取引)が注目を集めていますが、メリットばかりではありません。
● レバレッジによる FX のリスク
まず、最大のリスクは、FX(外国為替証拠金取引)がレバレッジ取引
であるため、損失が何倍にも膨れてしまう事でしょう。
だから、理論を学び、国際動向、政治や社会動向に注意を払い、
訓練が必要です。
預ける証拠金の額でレバレッジを調節すれば、
自分の許容範囲内のリスクにコントロールする事は可能です。
知識をしっかりと身につける事で、リスクは防ぐ事ができます。
全ての金融商品に必ず伴うのが為替リスクですが、為替リスクは為替
の変動によって為替差益が発生する可能性と同時に、元本割れする
恐れもあるわけです。
FX取引会社を選ぶ場合には、有名な企業でも、全く無名の業者でも、
両方にそれぞれのリスクが伴います。
、
以前には、法整備の遅れからFX会社から証拠金を引出す事ができない
という問題もおこりました。
取引業者の信用リスクが強く叫ばれ、業者の淘汰が進みましたが、
今後も皆無とはいえないでしょう。
レバレッジの調整を誤ると、大企業でもダメージを受けます。
但し、資本金や剰余金を抱える企業であれば、その範囲内で処理できる
ということなので、リスクが軽減される、ということでしょう。
● システムのリスク
インターネットを利用したネット取引では、取引システムが正常に動作しない場合、通信や情報処理の時間や遅延によるシステムリスクも考えておく必要があります。
大きくレバレッジをかけていたり、デイトレードのように短時間で売買をする
ような取引の場合は、システムトラブルによるダメージは大変危険です。
こういったリスクを少しでも抑えるため、
分散投資を心掛けるようにしておくのことも、自分のリスク回避です。