何も言うことは無い
しかし僕は願う
あなたは木と
花や樹に誘われる もっと
夢や希望だと言えばあなたに麻薬をあげるみたいで嫌だから
何も言うことは無い
今少し薬を あげてしまったけれど
新しい薬をあげてしまったけれど
悪夢や絶望の中じゃ
あなたから笑顔を奪ってしまうから
何も言うことは無い
https://www.ltm.jp/lists/artists/aaaa.html
2017年07月09日
2017年07月01日
Michel2
あるあさ つむいだ ぼやけた くらやみ
みわすれてしまった ちゃんとおぼえておきな
ゆれゆれるじかんさ あいまいなかんらんしゃ
ゆくあてもなく ふきあれる けしき かぜ
しろ くろ あおみどり きいろあか さざなみのいろ
みえないいろ みえてるもの これでおわりだろう
にじいろのはねひろげて オレンジいろにそめられて
ことばはしろくろでもかまわない
にじみでる えのぐたちが うすれゆく すべてが ずっとまっていた あまいあさとおりすぎた
ねむくなりそうな あいを つないでつないでつよく どこまでも
ゆめかまぼろしかもわからないまま
どこへいくかもこたえられない それぞれでいいんじゃない
だれかがおいていった なにかをおいかけてた
とぎれない おくりもの にぎりしめてた
でもそんなのしんじられなくて
なんども きずつけた
ずっとさがしてた つばさがもげおちた
https://www.ltm.jp/lists/artists/aaaa.html
みわすれてしまった ちゃんとおぼえておきな
ゆれゆれるじかんさ あいまいなかんらんしゃ
ゆくあてもなく ふきあれる けしき かぜ
しろ くろ あおみどり きいろあか さざなみのいろ
みえないいろ みえてるもの これでおわりだろう
にじいろのはねひろげて オレンジいろにそめられて
ことばはしろくろでもかまわない
にじみでる えのぐたちが うすれゆく すべてが ずっとまっていた あまいあさとおりすぎた
ねむくなりそうな あいを つないでつないでつよく どこまでも
ゆめかまぼろしかもわからないまま
どこへいくかもこたえられない それぞれでいいんじゃない
だれかがおいていった なにかをおいかけてた
とぎれない おくりもの にぎりしめてた
でもそんなのしんじられなくて
なんども きずつけた
ずっとさがしてた つばさがもげおちた
https://www.ltm.jp/lists/artists/aaaa.html
2017年06月27日
フレッシュネス
円形に広がるけど
また円形には戻らない
形にこだわらないのならそれはそれで都合は良いのかもしれない
仕方なく生きてるヒトデ
ヒトデももう海では待てず白い砂浜で踊ってる
ダンサー達が嫉妬して海に返すまで
もはや敵無し縦横無尽に暴れまわる
また円形には戻らない
形にこだわらないのならそれはそれで都合は良いのかもしれない
仕方なく生きてるヒトデ
ヒトデももう海では待てず白い砂浜で踊ってる
ダンサー達が嫉妬して海に返すまで
もはや敵無し縦横無尽に暴れまわる
2017年06月26日
2017年06月25日
無期限無懲罰
このまま行けば人間になれるのかしら と月見草がぼやく
人間は時間ばかり数えているけれど 少し空白があるだけで疑ってしまうの
白くて凛とした水仙の花を見なよ 私もそのようになれるのかしら
きっとなれるよ このまま行けば人間に
疑いも増えるけれど信じれることも増やしていこう
人間は時間ばかり数えている月見草 私は空白が無いだけで信じてしまうの
もうすぐ人間に成る 暗雲立ち込める中 雨に打たれる白黒の花
黒くて凛としている水仙
もうすぐあなたになれる
そう信じると同時に
再び別れも告げる
人間は時間ばかり数えているけれど 少し空白があるだけで疑ってしまうの
白くて凛とした水仙の花を見なよ 私もそのようになれるのかしら
きっとなれるよ このまま行けば人間に
疑いも増えるけれど信じれることも増やしていこう
人間は時間ばかり数えている月見草 私は空白が無いだけで信じてしまうの
もうすぐ人間に成る 暗雲立ち込める中 雨に打たれる白黒の花
黒くて凛としている水仙
もうすぐあなたになれる
そう信じると同時に
再び別れも告げる
薄荷
1時間前のハッカアメ
12時間後もハッカアメ
薄荷は薄命で1日13時間しか生きられない
馬鈴薯を運ぶ荷車が帰路に着くまで
薄氷の朝は雪で象り
薄荷の夜は朝まで眠る
ひんやり冷たくて鼻までツーンと来る
会いに来た頃にはもう何も見えなくて
麦わら帽子を被った白いワンピースの女もお花畑の花売りではなくて
ひんやり冷たいその素肌が今日の夜まで
明日の朝まで
すぐに溶けてしまうこの1日を抱きしめて
12時間後もハッカアメ
薄荷は薄命で1日13時間しか生きられない
馬鈴薯を運ぶ荷車が帰路に着くまで
薄氷の朝は雪で象り
薄荷の夜は朝まで眠る
ひんやり冷たくて鼻までツーンと来る
会いに来た頃にはもう何も見えなくて
麦わら帽子を被った白いワンピースの女もお花畑の花売りではなくて
ひんやり冷たいその素肌が今日の夜まで
明日の朝まで
すぐに溶けてしまうこの1日を抱きしめて
2017年06月24日
ちまき
ちなみに悲しいことを巻いて食べる男がいる
ちまきは常に喜びに包まれている
ちなみにちまきを食べたことはあるだろうか
ちまきをちなみに食べたことはあるだろうか
ちなみをちまきにする男がいて
ちまきを確実にちなみにする男もいる
ちなみに何もかも丸め込んで食べる男もいる
ちまきは常に喜びに包まれている
ちなみにちまきを食べたことはあるだろうか
ちまきをちなみに食べたことはあるだろうか
ちなみをちまきにする男がいて
ちまきを確実にちなみにする男もいる
ちなみに何もかも丸め込んで食べる男もいる
クリーム
クリームみたいな生き方の男は
やはり第二の人生もカスタードクリームのような生き方をする
練乳がいつもより5%増量中
もう一度クリームに戻って比較してみても
よく違いはわからない
人がよく将来に不安を持つように
昔を懐かしむように
実は昔から何も変わっていない
クリームのような男を見つけたら喜ぶといい
他人の認識が無ければ自信なんて生まれないけど
また過去と同じことをしていれば
もう一度クリームのように戻って
昔の自分と比較してみてもいいんじゃないか
オレンジピューレカスタードクリーム
やはり第二の人生もカスタードクリームのような生き方をする
練乳がいつもより5%増量中
もう一度クリームに戻って比較してみても
よく違いはわからない
人がよく将来に不安を持つように
昔を懐かしむように
実は昔から何も変わっていない
クリームのような男を見つけたら喜ぶといい
他人の認識が無ければ自信なんて生まれないけど
また過去と同じことをしていれば
もう一度クリームのように戻って
昔の自分と比較してみてもいいんじゃないか
オレンジピューレカスタードクリーム
伏魔殿
たどり着きたい場所があるなら
簡単にたどり着けそう王の座まで
すぐに終わってしまいそうな儚い命
たどり着いた赤色の悪魔と
これから目指す青色の悪魔が
螺旋の刹那を描きながら
ここから離れる
青と赤の生々しい鼓動がこれから明日を支配する
私もここから離れる
すぐにまた終わってはまた始まる
ため息の大砲 空に放つ
泣いている伏魔殿
紫の悪魔がぎらぎらとこちらを見つめている
もうどこにも行かない伏魔殿がこれから明日を支配する
簡単にたどり着けそう王の座まで
すぐに終わってしまいそうな儚い命
たどり着いた赤色の悪魔と
これから目指す青色の悪魔が
螺旋の刹那を描きながら
ここから離れる
青と赤の生々しい鼓動がこれから明日を支配する
私もここから離れる
すぐにまた終わってはまた始まる
ため息の大砲 空に放つ
泣いている伏魔殿
紫の悪魔がぎらぎらとこちらを見つめている
もうどこにも行かない伏魔殿がこれから明日を支配する
2017年05月13日
どさくさに紛れて
本棚に返しに来た
そいつは全ての玄関にいそうだが
全ての建物に本棚があるとも限らない
もしそいつを疑うようであれば自分を疑うことと同義になるのでやめておく
本棚から本を一冊抜き去り
明日の一片の想いに馳せたり
途方のない大地へ出掛けたりしている
そんな中一人だけ本を返しに来ているやつがいる
いつの間にか顔馴染みになっていて気づかなかったが
一文字一文字 一声一声しっかり刻まれていた
僕の家の本棚に返しに来たんだね
それなのに僕は笑いこけてしまっていて
初見のあなたを見過ごしてしまった
王宮の間でハープを弾いてる人がいる
明らかにこれは作り話だけど窓辺から入り込む涼しい風と同じなので
このままにしておく
懐かしい色の風が吹く
窓を閉めて話を作っているこの部屋までは届かない
このままがいい
完全に密閉されてる部屋
王宮の間でハープを弾いてる
さりげなさすぎて言葉が出なかった
けどこのままがいいんだろう 涼しい風が吹くから
そっとしておこう
たぶん俺んちだけど
金を町中にばらまくやつがいる
昔は金を破り捨てていたが今では想いを馳せながら捨てている
大事なことを再び思い出し
金をちりぢりに破り
それを上空から降らす男がいる
昔よりもさらに行いは酷くなったが
金は一向に貯まらない
この降りしきる雨を
今一度全身全霊で受け止めてみようと思う
毎日給料日の人がいる
しかも通帳記入を全くしないので
たまに一時間ごとに給料が振り込まれていると錯覚する
稀に貯金計画を立てようとするが
急に給料日を前にすると
雲のように浮かれ上がって
いつもある空で爆散する
毎日祝日の国がある
国民は毎日歌を歌い桜吹雪が台風とはまた違った熾烈さで襲いかかってくる
実際はもっと違って
桜の木の本数や桜の散った花びらの枚数
それらを統計して向かうべき方向に向かおう
ちょうど人間のおへそ辺りにある
オーストラリアのすぐ近く
淡いピンクの海がある
春の日を参考に少しずつ夏に近づく
こちらから春に近づく
どうかそんなことはできないだろうか
いつも緑がある
質問内容を考えているように
水と緑は永縁だから大丈夫
いつも水を飲んでいる
そこから広がる緑の大地はずっしりと進行する
そこから生まれる多原色はあなたに問い訪ねる
そいつは全ての玄関にいそうだが
全ての建物に本棚があるとも限らない
もしそいつを疑うようであれば自分を疑うことと同義になるのでやめておく
本棚から本を一冊抜き去り
明日の一片の想いに馳せたり
途方のない大地へ出掛けたりしている
そんな中一人だけ本を返しに来ているやつがいる
いつの間にか顔馴染みになっていて気づかなかったが
一文字一文字 一声一声しっかり刻まれていた
僕の家の本棚に返しに来たんだね
それなのに僕は笑いこけてしまっていて
初見のあなたを見過ごしてしまった
王宮の間でハープを弾いてる人がいる
明らかにこれは作り話だけど窓辺から入り込む涼しい風と同じなので
このままにしておく
懐かしい色の風が吹く
窓を閉めて話を作っているこの部屋までは届かない
このままがいい
完全に密閉されてる部屋
王宮の間でハープを弾いてる
さりげなさすぎて言葉が出なかった
けどこのままがいいんだろう 涼しい風が吹くから
そっとしておこう
たぶん俺んちだけど
金を町中にばらまくやつがいる
昔は金を破り捨てていたが今では想いを馳せながら捨てている
大事なことを再び思い出し
金をちりぢりに破り
それを上空から降らす男がいる
昔よりもさらに行いは酷くなったが
金は一向に貯まらない
この降りしきる雨を
今一度全身全霊で受け止めてみようと思う
毎日給料日の人がいる
しかも通帳記入を全くしないので
たまに一時間ごとに給料が振り込まれていると錯覚する
稀に貯金計画を立てようとするが
急に給料日を前にすると
雲のように浮かれ上がって
いつもある空で爆散する
毎日祝日の国がある
国民は毎日歌を歌い桜吹雪が台風とはまた違った熾烈さで襲いかかってくる
実際はもっと違って
桜の木の本数や桜の散った花びらの枚数
それらを統計して向かうべき方向に向かおう
ちょうど人間のおへそ辺りにある
オーストラリアのすぐ近く
淡いピンクの海がある
春の日を参考に少しずつ夏に近づく
こちらから春に近づく
どうかそんなことはできないだろうか
いつも緑がある
質問内容を考えているように
水と緑は永縁だから大丈夫
いつも水を飲んでいる
そこから広がる緑の大地はずっしりと進行する
そこから生まれる多原色はあなたに問い訪ねる