2012年12月29日
小惑星を捕獲し、火星到達の為の宇宙ステーションに改造する、NASAの壮大な計画
NASAが500トンの小惑星を捕獲し、宇宙ステーションに改造する大がかりな計画を立てているようです。
この計画では、特殊なカプセルをロケットで小惑星に送って捕獲し、
なんらかの技術でエネルギーに転換、火星に人類が到達する間、
宇宙船が火星に向かう途中で燃料補給を行う為の、宇宙ステーションにするということです。
この技術自体は100年前から構想されていたようですが、
現在は、10〜12年以内の実現を目指して、実行が検討されているようです。
NASAが小惑星を捕まえてエネルギーにする技術を開発
流石にNASAらしい壮大な計画ですね。人類が火星に到達する為には、
エネルギー補給と言うのが、現時点では避けて通れない課題なのでしょう。
小惑星を資源として利用すると言う考えには、宇宙空間において、宇宙船を組み立てる際の、
素材の調達を目的とするものもあるようです。
シアトルのベンチャー企業、プラネタリー・リソーシズが小惑星の資源開発計画を発表
将来的に、地球上の資源が枯渇するのではないかと心配されていますが、
このような計画が実現されて行けば、地球外から、資源やエネルギーを調達する道も、
開けてくるのではないでしょうか。
日本でも、小惑星探査で快挙を成し遂げたJAXAが、新たな挑戦を開始しているようです。
JAXA、新しい小惑星探査機「はやぶさ2」を報道陣に公開