2012年11月11日
サッカー日本代表 W杯予選 今年を締め括る大事なオマーン戦
サッカー日本代表のオマーン戦に備えた事前合宿が、ドーハで始まっています。
香川、内田といった主力選手が、怪我で欠場することが既に決まっており、
さらに、遠藤選手の怪我が伝えられるなど、先行きに不安が感じられましたが、
遠藤選手も、10日から練習に合流したようで、元気そうなコメントに少し安心しました。
遠藤「問題ない」オマーン戦いける!/W杯予選
「アウェーで勝ち点3をしっかり取ってことし1年を終わりたい」とも言っていたようです。
そう、14日は、2012年最後の代表戦になるのですね。
是非とも、勝利で今年1年を締め括って頂きたいものです。
7日の柏戦での、顎を9針縫うけがは、本当に痛そうでした。
それから休む間もなく、ドーハでの事前合宿参加と、かなり強行軍ですが、
頼もしい姿に頭が下がります。
後は、週末のリーグ戦後順次合流する、欧州組のコンディションが気になるところです。
オマーンでの気温は、30度前後まで上昇するらしく、
既に気候への順応を始めている国内組に比べ、
ギリギリまでリーグ戦がある欧州組は、疲労に加えて、暑さに慣れる時間がありません。
本田選手の居るモスクワでは、気温が氷点下にもなるようで、
30度以上の温度差を、短い時間でどう克服するのか、難しい対応を迫られています。
本田、氷点下から35度差!オマーン戦は暑さ対策…W杯アジア最終予選
前回の対戦では、日本側がホームで、十分な準備期間も取れたと言うことですが、
それとは比較にならない位厳しい状況になっています。
今大会の予選で、ホームでは1回も負けておらず、失点もヨルダン戦の1点だけと、
ホームで無類の強さを見せているオマーンだけに、試合結果は全く予断を許しません。
オマーン戦に向け、ザック監督が鳴らす警鐘
主力選手の怪我、事前の準備不足、急激な温度差、疲労の蓄積
といった、積み重なる悪条件を、いかに克服して勝利を手にするか、
ザッケローニ監督の手腕と、
選手達の適応能力が試される試合になりそうです。