あがり症 改革はいつもここから
2014年7月4日、酷い離脱症状なくベンゾジアゼピンのレキソタンを抜くことができた。そして、2014年11月1日、SSRI のルボックスも酷い離脱症状なく抜くことができた。ラッキーといえば、ラッキーなのであるが、運だけで片付けたくない。精神薬離脱に一番必要なものは、根性とか勇気等精神論でなく、精神薬離脱に対する正しい知識であると感じる。ひょっとしたら私のやり方に何か精神薬離脱成功の規則性のようなものがあるのであれば、今後精神薬離脱を試みる方の参考になるのではないかと思い、とりあえず精神薬離脱についてマニュアル化してみた。
それにしてもあまりにも、ベンゾジアゼピン離脱に苦しむ人がネットに多すぎる。苦しまなくてもいい離脱症状に苦しむ人が多すぎる。今回、ベンゾジアゼピン離脱にあまりにもあっけなく成功し、初めて気付いたことがある。断薬成功した人のブログの共通点は、離脱症状で苦しむくだりがほとんど存在していないことである。離脱症状\xA1
を身体からのシグナルと捉え、離脱のスピードをコントロールする。たったこれだけのことができるかできないかで結果が変わってくる。ただし、遷延化した離脱症状の解消については、私自身経験していないため、分からないことを付け加えておく。
基本、アシュトンマニュアルに従っていただきたい。そして、アシュトンマニュアルで補えない部分についてのみ記載した。
私の精神薬服用量
14年間 レキソタン6ミリから15ミリ服用。最初は仕事時のみであったが、すぐ仕事時以外も常用するようになる。
7年間 ルボックス75ミリから150ミリ常用。
私の服用のきっかけ
極度のあがり症に悩んでいたため。ちなみにベンゾジアゼピンの存在は、鶴見渉氏の「人格改造マニュアル」で知った。
断薬のきっかけレキソタン服用13年目に最大量の15mg服用しても全く効かなくなった。飲んでも飲んでも効かない。それどころかベンゾの飲み過ぎで、朝食べたものを吐いたり、仕事に行きたくないが故に激しく泣き\xA1
、不眠に陥り、休職を余儀なくされた。この一連の不調の原因が、今\xA1
迄頼ってきた精神薬にあるという仮説にネットで出会ったから。
私の離脱スケジュール
2013年10月 休職を機にほぼ一発断薬する。
11月中旬 一発断薬の離脱症状に耐えられず、ベンゾジアゼピンSSRIを再服薬する。
12月末 再服薬後、離脱症状からの回復を実感する。
2014年1月 減薬再開。概ねレキソタン2ミリ、ルボックス100ミリ服用。
2月 復職。概ねレキソタン1ミリ、ルボックス100ミリ服用。
3月 概ねレキソタン0.5ミリ、ルボックス100ミリ服用。
4月 概ねレキソタン0.25ミリ、ルボックス100ミリ服用。
5月 復職後短時間勤務から通常勤務(8時間)へ(勤務制限あり:残業、出張禁止)レキソタンを断薬するも離脱症状が出る。概ねレキソタン0.25ミリ、ルボックス100ミリ服用。
6月 レキソタンからワイパックスへ置き換え。(もなかのさいちゅうというブログを\xA1
参考にした)概ねワイパックス0.125ミリ、ルボックス100ミリ服用。
7月 ベンゾジアゼピン離脱成功。ルボックス50ミリ服用。
8月 ベンゾジアゼピン断薬一ヶ月。ルボックス37.5ミリ服用。
9月 ベンゾジアゼピン断薬二カ月。ルボックス概ね25mg服用。勤務制限一部解除。出張禁止は解除され、残業18時時までOKに
10月 ベンゾジアゼピン断薬三ヶ月。ルボックス概ね12.5mg服用。
11月 ルボックスも断薬。完全断薬開始
12月 ベンゾジアゼピン断薬五ヶ月。ルボックス断薬一カ月。酷い離脱症状は発現していない。
2015年1月 ベンゾジアゼピン断薬半年、ルボックス断薬二カ月。ヒステリー球と朝の劇鬱発作に悩まされるも、何とか仕事を休まず行けている。
2月 ベンゾジアゼピン断薬7ヶ月、ルボックス断薬3カ月。朝の劇鬱発作が殆ど起きなくなる。また、睡眠中夢を見るようになる。(ベンゾ常用中夢を見ることは殆どなかった。)
3月
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