新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2019年08月11日
55-210mm にテレコンバーターを追加する!
今回は、テレコンバーター(以下テレコン)を追加して望遠を上げられないか検討しました。
1. ソニー純正のテレコン
1.4倍と2倍のテレコンはソニーストアでどちらも約6万円ちょっとするので、さすがに購入して試すことは
出来ません。
そこで、ソニーストアに行って店員さんに聞いてみました。
まあ、予想した通り回答はカタログでも55-210mmにテレコンは未対応になっているので推奨はしない
ということでした。
2. ソニー純正以外のテレコン
他社製のテレコンといってもカメラとレンズの間に付けると当然暗くなるので無理だと思っていましたが
いけそうなのがありました。
オリンパスの『テレコンバージョンレンズ TCON-17X』です。これは、レンズの前に付けるタイプで、
F値を変えずに撮影できるというものです。
ただ、懸念されるのはレンズの前に付くので、そのレンズにTCON-17Xの重量分の負荷がかかります。
ズームがオートだとモーターにも負荷がかかります。
なので、望遠端で固定してテレコンを持って撮影するようにし、なるべくレンズに負荷がかからないよう
にする必要があります。それでもレンズに負荷はかかるので使用は自己責任となります。
ということでオリンパスのTCON-17Xを購入しました、私が購入した時は、新品はなく中古になりました。
3. TCON-17X取付に必要な物
@TCON-17X
A変換アダプター
TCON-17Xはレンズキャップやフィルターを付けるネジ部に取付けるタイプになってます。
TCON-17Xのリヤは、55mmになっています。したがって、55mmのレンズキャップが付いている
レンズにはそのまま付きますが、55mm以外の場合は変換アダプターが必要です。
55-210mmは、レンズキャップのサイズが49mmなので、49-55mmのステップアップリングを
購入しました。
私が購入したのがこれです。元箱に入っていて本体も綺麗な状態でした。あと、Kenkoの
レンズプロテクター(77mm)を両面テープでつけてありました。
ただ、フロントレンズキャップがゆるくてすぐ外れてしまいます。レンズプロテクターが
付いているからなのかわわかりませんが、77mmのレンズキャップに変えました。
4. α6000に取付けた状態
TCON-17Xの質量が280gでα6000+55-210mmを合わせると約1kgになります。
散歩の時に首にぶら下げて歩いたり、構えて数分間野鳥を撮影するにはこのくらいの重さが限界のように
思います。これでも、ヤマセミやカワセミがダイブするのを構えて待っていると腕が振るえてきます。
ダイブの瞬間を綺麗に撮るには一脚が必要かと思います。
散歩の時に気軽に持っていけて、そこそこ遠くの野鳥も撮れるカメラの組合せとしては良いと思います。
取付けて広角側(レンズをちじめた状態)で約24cmです。
望遠側(レンズをのばした状態)で約28cmです。
5. テレコンで撮影した写真
被写体まで約15m、手持ちで撮影しました。
@315mm=望遠210mm(315mm)
A630mm=望遠210mm(315mm)+全画素超解像ズーム2倍
B535mm=望遠210mm(315mm)+TCON-17X(1.7倍)
C1070mm=望遠210mm(315mm)+TCON-17X(1.7倍)+全画素超解像ズーム2倍
1. ソニー純正のテレコン
1.4倍と2倍のテレコンはソニーストアでどちらも約6万円ちょっとするので、さすがに購入して試すことは
出来ません。
そこで、ソニーストアに行って店員さんに聞いてみました。
まあ、予想した通り回答はカタログでも55-210mmにテレコンは未対応になっているので推奨はしない
ということでした。
2. ソニー純正以外のテレコン
他社製のテレコンといってもカメラとレンズの間に付けると当然暗くなるので無理だと思っていましたが
いけそうなのがありました。
オリンパスの『テレコンバージョンレンズ TCON-17X』です。これは、レンズの前に付けるタイプで、
F値を変えずに撮影できるというものです。
ただ、懸念されるのはレンズの前に付くので、そのレンズにTCON-17Xの重量分の負荷がかかります。
ズームがオートだとモーターにも負荷がかかります。
なので、望遠端で固定してテレコンを持って撮影するようにし、なるべくレンズに負荷がかからないよう
にする必要があります。それでもレンズに負荷はかかるので使用は自己責任となります。
ということでオリンパスのTCON-17Xを購入しました、私が購入した時は、新品はなく中古になりました。
3. TCON-17X取付に必要な物
@TCON-17X
A変換アダプター
TCON-17Xはレンズキャップやフィルターを付けるネジ部に取付けるタイプになってます。
TCON-17Xのリヤは、55mmになっています。したがって、55mmのレンズキャップが付いている
レンズにはそのまま付きますが、55mm以外の場合は変換アダプターが必要です。
55-210mmは、レンズキャップのサイズが49mmなので、49-55mmのステップアップリングを
購入しました。
私が購入したのがこれです。元箱に入っていて本体も綺麗な状態でした。あと、Kenkoの
レンズプロテクター(77mm)を両面テープでつけてありました。
ただ、フロントレンズキャップがゆるくてすぐ外れてしまいます。レンズプロテクターが
付いているからなのかわわかりませんが、77mmのレンズキャップに変えました。
4. α6000に取付けた状態
TCON-17Xの質量が280gでα6000+55-210mmを合わせると約1kgになります。
散歩の時に首にぶら下げて歩いたり、構えて数分間野鳥を撮影するにはこのくらいの重さが限界のように
思います。これでも、ヤマセミやカワセミがダイブするのを構えて待っていると腕が振るえてきます。
ダイブの瞬間を綺麗に撮るには一脚が必要かと思います。
散歩の時に気軽に持っていけて、そこそこ遠くの野鳥も撮れるカメラの組合せとしては良いと思います。
取付けて広角側(レンズをちじめた状態)で約24cmです。
望遠側(レンズをのばした状態)で約28cmです。
5. テレコンで撮影した写真
被写体まで約15m、手持ちで撮影しました。
@315mm=望遠210mm(315mm)
A630mm=望遠210mm(315mm)+全画素超解像ズーム2倍
B535mm=望遠210mm(315mm)+TCON-17X(1.7倍)
C1070mm=望遠210mm(315mm)+TCON-17X(1.7倍)+全画素超解像ズーム2倍
【このカテゴリーの最新記事】
2019年07月27日
α6000 ダブルズームレンズキット(ILCE-6000Y) の基本望遠機能
α6000には「ボディ」「パワーズームレンズキット」と「ダブルズームレンズキット」があります。
私は野鳥を撮ることも考えていたので55-210mmズームレンズが付属している
↓これを購入しました。
α6000 ダブルズームレンズキット
以下では、このキットで最大望遠の設定を紹介します。
1. 望遠レンズ
レンズは、キット同梱の E 55-210mm F4.5-6.3 OSS(SEL55210)を
使用します。
このレンズは、中望遠82.5mmから望遠315mm相当(35mm換算)まで
の撮影領域をカバーする光学約3.8倍の望遠ズームレンズです。
α6000はCMOSセンサーがAPS-Cサイズなのでフルサイズに換算する
には1.5倍することになります。
このレンズの最大望遠側は210mmなので
210mm × 1.5倍 = 315mm
となります。
2. 全画素超解像ズームの設定
α6000にはズームの設定が3種類あります。
・光学ズームのみ
画像サイズがLの時は、光学ズームのみを使用する。画像サイズが
L以外の時は、光学ズーム倍率を超えてもトリミング処理により画質
を劣化させずにズームする。(スマートズーム)
・全画素超解像ズーム
光学ズーム倍率、スマートズーム倍率を超えてもほとんど画質を劣化
させずにズームする。
・デジタルズーム
全画素超解像ズーム倍率を超えても更に高倍率でズームする。
ただし、画質は劣化する。
デジタルズームは、画質が劣化するので、全画素超解像ズームを使って
います。
設定方法
@MENUボタン→カスタム設定3→ズーム設定→入:全画素超解像ズーム
※撮影設定の画質が[RAW]、[RAW+JPEG]の時、全画素超解像ズーム
は使用できません。
これでズームが使用できるようになります。そして全画素超解像ズーム
を何倍率で使うかの設定をします。
AMENUボタン→撮影設定5→ズーム→コントロールホイール中央●を押
→コントロールホイールを回し希望の倍率を選択
以上の設定で630mm(3.5mm換算)になります。
望遠210mm×1.5(35mm換算)×2倍(全画素超解像ズーム)=630mm
3.作例
@315mm=望遠210mm(315mm)
A630mm=望遠210mm(315mm)+全画素超解像ズーム2倍
4.まとめ
α6000+E 55-210mm F4.5-6.3 OSS(SEL55210)で35mm換算で
315mmまで可能になり、全画素超解像ズーム2倍で630mmまで
の望遠となる。
次は、レンズやテレコンバーターなどを使用して800〜1000mm程度まで
の望遠を検討してみたいと思います。
私は野鳥を撮ることも考えていたので55-210mmズームレンズが付属している
↓これを購入しました。
α6000 ダブルズームレンズキット
以下では、このキットで最大望遠の設定を紹介します。
1. 望遠レンズ
レンズは、キット同梱の E 55-210mm F4.5-6.3 OSS(SEL55210)を
使用します。
このレンズは、中望遠82.5mmから望遠315mm相当(35mm換算)まで
の撮影領域をカバーする光学約3.8倍の望遠ズームレンズです。
α6000はCMOSセンサーがAPS-Cサイズなのでフルサイズに換算する
には1.5倍することになります。
このレンズの最大望遠側は210mmなので
210mm × 1.5倍 = 315mm
となります。
2. 全画素超解像ズームの設定
α6000にはズームの設定が3種類あります。
・光学ズームのみ
画像サイズがLの時は、光学ズームのみを使用する。画像サイズが
L以外の時は、光学ズーム倍率を超えてもトリミング処理により画質
を劣化させずにズームする。(スマートズーム)
・全画素超解像ズーム
光学ズーム倍率、スマートズーム倍率を超えてもほとんど画質を劣化
させずにズームする。
・デジタルズーム
全画素超解像ズーム倍率を超えても更に高倍率でズームする。
ただし、画質は劣化する。
デジタルズームは、画質が劣化するので、全画素超解像ズームを使って
います。
設定方法
@MENUボタン→カスタム設定3→ズーム設定→入:全画素超解像ズーム
※撮影設定の画質が[RAW]、[RAW+JPEG]の時、全画素超解像ズーム
は使用できません。
これでズームが使用できるようになります。そして全画素超解像ズーム
を何倍率で使うかの設定をします。
AMENUボタン→撮影設定5→ズーム→コントロールホイール中央●を押
→コントロールホイールを回し希望の倍率を選択
以上の設定で630mm(3.5mm換算)になります。
望遠210mm×1.5(35mm換算)×2倍(全画素超解像ズーム)=630mm
3.作例
@315mm=望遠210mm(315mm)
A630mm=望遠210mm(315mm)+全画素超解像ズーム2倍
4.まとめ
α6000+E 55-210mm F4.5-6.3 OSS(SEL55210)で35mm換算で
315mmまで可能になり、全画素超解像ズーム2倍で630mmまで
の望遠となる。
次は、レンズやテレコンバーターなどを使用して800〜1000mm程度まで
の望遠を検討してみたいと思います。