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2017年12月16日

【朝鮮日報】「平昌五輪ノーショー」だけは避けよう 放映権を買い取った米NBCテレビ「観客席に空席がないようにして」[12/16]

最近平昌五輪組織委員会の関係者たちの間では「五輪ノーショー(No Show)」に対する懸念がうわさされている(ノーショーは約束の不履行、予約の無断キャンセル)。予約や約束を軽く考える韓国人の高いノーショー率のため、平昌も侮辱を味わわないとも限らないというのだ。

現在進行中の全国の聖火リレーは、走者たちのノーショーのため、現場には常に緊張感が漂っている。聖火は1日に100人前後の人々によりリレーで運ばれるが、連絡もなしに当日現れない走者たちのため、常に10%ほど予備の走者を待機させなければならないというのが現場の人々の話だ。

また、五輪のボランティアたちの欠席にも、神経を使わなければならない。今年5月、韓国で開かれたU-20ワールドカップ(W杯)・サッカー大会の際は、ボランティアのノーショー率が13%にまで上昇した。一部の無責任なノーショー族のため、大会運営に支障を来し、真面目なボランティアまでが非難を浴びるようなことだけは避けなければならないのだ。

さらに恐ろしいのは、チケットを持った観客たちの「ノーショー」だ。五輪の放映権を買い取った米NBCテレビは、平昌組織委員会を訪れるたびに「くれぐれも観客席に空席がないようにしてほしい」と何度も念を押したという。

会場で直接五輪を見学する人々の人数は、販売されたチケットの枚数を基準に延べ107万人だが、テレビでの視聴者は数億人だ。画面に空席が見えれば、五輪のムードに水を差すことにもなりかねない。

「そこまで高いチケットを手に入れておきながら、現場に現れないなどということがあり得るのか」と思われるかもしれないが、韓国式のチケット販売方法を見ると、話は変わってくる。

今年2月9日から前売りが始まった平昌五輪のチケットの販売率は、10月末まで31%にとどまっていたものの、わずか1カ月後の11月末現在で突然53%にまで跳ね上がったのだ。地方自治体や国営企業、民間企業、各種学校などが年末を前に買い占めに乗り出してくれたおかげだ。

国内で大型国際スポーツイベントが開催されるたびに空席を埋めてきた「救援投手」らが、今回も登場したことになる。問題は、このような機関を通じて「ただ同然」のチケットを手に入れた人々が、果たして約束通りに競技場を訪れるのかという話だ。

2017/12/16 05:01
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/15/2017121501756.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/15/2017121501756_2.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/12/15/2017121501756_3.html


例えば、スウェーデンとフィンランドが男子アイスホッケーで対戦した場合、韓国人はどれだけ関心を持つだろうか。スウェーデンは世界第3位、フィンランドは世界第4位のアイスホッケーの超強豪国だ。両国のライバル同士の対戦は、カナダと米国の対戦にも負けずとも劣らないほど高い人気を呼んでいる。

実際平昌五輪のアイスホッケーのC組に属している両国は、来年2月18日夜9時10分に江陵・関東ホッケーセンターで激突する。外信記者たちが、五輪のアイスホッケーの予選の中でも特に注目しているビッグイベントだ。

ところが、わずか数百人の観客しか座っていない場面がテレビカメラによって中継されたとしたら、どうなるだろうか。世界の視聴者たちは「冬季五輪が開かれてはいけない場所で開かれてしまった」という感が否めなくなる。

計102個の金メダルのうち、最も多い50個が掛けられているスキー種目はもちろんのこと、カーリングやクロスカントリースキー、バイアスロンなども、韓国人にとって不慣れな種目であることには違いないのだ。チケットは完売したのに観客席が空いているという怪現象を説明しようとすれば、おのずと冷や汗が出てくることだろう。

社会的な慈善行為によって、団体チケットを「ただ同然」の金額で受け取った人々の中には、低所得層や国際結婚家庭など経済的に恵まれない人々も多いだろう。高いチケットを団体購入した国営企業や民間企業、地方自治体は、これら階層の交通手段や宿泊問題にまで関心を持っていくことが望ましい。

首都圏は新設の高速鉄道KTXのおかげで平昌との距離が近づいたものの、これら階層にとって平昌はいまだに遠いのだ。組織委員会も、これら階層を運ぶ団体バスの運営問題や宿泊の利便性などに、最大限の気配りを見せるべきだろう。

江原道は、平昌五輪の宿泊施設における宿泊代のぼったくり問題が浮上したことで、最近積極的に介入し、解決策を模索している。江原道が介入に乗り出したことで、すでに予約されている高額ルームの部屋代を払い戻し、通常料金だけを受け取るといった業者も現れ始めている。

組織委員会と江原道は、残された課題である「五輪ノーショー」問題も、手遅れになる前に対策を講じるべきだろう。五輪のチケット価格は国際オリンピック委員会(IOC)との協議を通じて決められるため、観客席に空席が目立つからと言って、誰でも連れてきては座らせるといったことができるような場所ではないのだ。

何よりも大切な五輪のチケットが、単なる紙切れと化してしまわないように、ただただ願うばかりだ。


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