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2017年12月12日

【沖縄】「米軍機からの落下ではない」沖縄防衛局が市に説明。保護者「悔しいです。説明には納得できない」★

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171211/k10011254911000.html

沖縄県宜野湾市の保育園の屋根で、「US」などと書かれた筒のようなものが見つかった問題で、
11日、沖縄防衛局は市に対して、「米軍機から落下したものではない」とするアメリカ軍の報告を説明しました。

沖縄県宜野湾市の「緑ヶ丘保育園」では今月7日、屋根の上に「US」などと書かれた筒のようなものが
あるのが見つかり、市はアメリカ軍機から落下した可能性があるとして沖縄防衛局に抗議しました。

これについて、沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長が11日、宜野湾市役所で佐喜真淳市長と面会し、
アメリカ軍から受けた報告の内容について説明しました。それによりますと、見つかったのは
ヘリコプターの回転翼の損傷を察知する装置のカバーだということです。

そのうえで中嶋局長は、普天間基地に所属している機体のカバーは、すべて保管されていることが
確認されていて、保育園で見つかったカバーは普天間基地のアメリカ軍機から落下したものではないと説明しました。

これに対して、佐喜真市長は「説明を聞いても信じがたい部分がある。市民に不安を与えたのは
事実なので、不安が払拭(ふっしょく)されるよう引き続き事実関係を明らかにしてほしい」と述べました。

保護者「説明には納得できない」

「緑ヶ丘保育園」に5歳の娘を通わせている母親は「部品が落ちたのを見た人はいないかもしれませんが、
音を聞いている人もいて実際に部品が見つかっているので、説明には納得できません。怒りと憤りしかないです。
アメリカ軍の関係者が保育園に来て直接、説明してもらいたいです」と話していました。

また、3歳の娘を通わせている母親は「悔しいです。落下したのでないなら部品はどこから来たのかと思います。
軍用機は保育園の上空をもう飛ばないでほしいです」と話していました。


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