2017年10月29日
スペイン首相、カタルーニャ州首相解任 独立宣言受け
ヤフーニュースより引用
スペイン首相、カタルーニャ州首相解任 独立宣言受け https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171028-35109509-cnn-int
バルセロナ(CNN) スペインのラホイ首相は27日、北東部カタルーニャ自治州のプッチダモン州首相や州警察トップらを解任し、州議会を解散するとともに、12月に新たな議会選を実施すると発表した。この数時間前には、州議会が中央政府の反対を押し切る形で、独立を宣言する決議案を賛成多数で可決していた。写真:カタルーニャ州首相が賛成票を投じる様子ラホイ氏による今回の動きは、中央政府と対峙(たいじ)する州政府の統治権を掌握する異例の措置の一環。
ラホイ氏はこうした動きについて、数カ月にわたり同国を見舞ってきた政治・憲法上の危機を受けて法治を回復させるために必要だと説明。「我々はこの瞬間、冷静で慎重になる必要があるが、平和的かつ理性的に法治に立ち戻って民主主義への脅威を排除するため、国家が法律と理性に裏付けられた手段を保持しているという確信を持つ必要もある」と述べた。
カタルーニャ州議会はこの数時間前、「独立した主権国家としてカタルーニャ共和国を形成する」との決議案を賛成70対反対10で可決していた。
決議案は独立派議員らが提案。今月1日の住民投票の結果で、中央政府からの独立について市民からの負託を受けたと主張した。白熱した討論の末、反対派の党員は議決前に議場を去っていた。
決議の約1時間後には、スペイン上院が中央政府に対し、プッチダモン氏や州政府閣僚の解任に向けて憲法155条に基づく権限を付与。ラホイ氏は閣議を召集し、一連の措置に合意した。
ラホイ氏は首都マドリードで記者団に対し、「一部の者による憲法の破壊を容認するつもりはない」と言及。スペイン国民に平静を保つよう呼びかけつつ、プッチダモン氏や閣僚を解任すると表明し、カタルーニャで12月21日に新たな選挙を行う方針を発表した。
またスペイン検察は、プッチダモン氏や州政府、独立に賛成票を投じた州議会議員を反乱容疑で訴追する方針を確認した。
州議会の建物の前には大勢の独立支持派の市民が集まり、独立宣言の可決に飛び上がって喜ぶ様子が見られた。
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