2017年10月01日
小池旋風再び?自民恐々 鴨下新都連会長で懐柔狙うも…
ヤフーニュースより引用
小池旋風再び?自民恐々 鴨下新都連会長で懐柔狙うも… https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170928-00000078-san-pol
自民党は10月の衆院選で、27日旗揚げした小池百合子東京都知事の国政新党「希望の党」に警戒感を強めている。特に無党派層を多く抱える首都圏選出の衆院議員は、7月の都議選で自民党を直撃した「小池旋風」の再来に戦々恐々だ。都議選大敗の傷が癒えない自民党都連は27日、小池氏とパイプのある鴨下一郎元環境相を新会長に決めたが、有効な対抗策は見当たらない。(沢田大典)
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自民党の二階俊博、公明党の井上義久両幹事長ら両党幹部は27日、都内のホテルで会談し、衆院選での協力を確認した。同席した自民党の塩谷立選対委員長は会談後、自民批判票の受け皿を狙う希望の党を念頭に「厳しい戦いになる。甘くみないよう両党の結束を固めた」と記者団に語った。
菅義偉官房長官は27日の記者会見で、都知事と新党代表を兼務する小池氏について「重責を担う都知事が国政政党代表を兼ねるのは難しいのではないか」と急所を突いてみせた。「多数の民進党議員が希望の党に合流するならば『第2民進党』になるだけだ。都議選のような猛烈な風は吹かない」(中堅)との見方もある。
だが、民主党(当時)が政権交代を果たした平成21年の衆院選では、東京全25選挙区のうち自民党公認で勝利したのは4人。その一人は「今回の方が厳しい。下手したら東京の選挙区は全滅だ」と漏らす。ベテラン議員は「『日本をリセット』という言葉には小池氏自身のリセットも含まれる」と述べ、小池氏の都知事辞職、衆院選出馬を警戒する。
自民党都連は27日、都議選大敗で引責辞任を表明した下村博文会長の後任会長に鴨下氏を選出した。早くから鴨下氏の名前が挙がったのは、日本新党で行動をともにした人脈をてこに自民党と小池氏の関係修復が期待されたからだ。しかし、解散直前の就任だけに融和路線はもはや手遅れ。鴨下氏は都連会長選出後、希望の党との戦いについて記者団に問われ「何ができるか限られた時間で考えたい」と答えるしかなかった。
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■参加した国会議員
【衆院】
細野豪志(6)(静岡5)
松原仁 (6)(比例東京)
笠浩史 (5)(神奈川9)
長島昭久(5)(比例東京)
後藤祐一(3)(神奈川16)
福田峰之(3)(比例南関東)
若狭勝 (2)(東京10)
野間健 (2)(鹿児島3)
鈴木義弘(2)(比例北関東)
木内孝胤(2)(比例東京)
横山博幸(1)(比例四国)
【参院】
行田邦子(2)(埼玉)
中山恭子(2)(比例)
松沢成文(1)(神奈川)
※敬称略。( )数字は当選回数、かっこ内は選挙区
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