2017年09月01日
クリス・ヴァン・アッシュに一問一答! ディオール オムのファッション協奏曲
ヤフーニュースより引用
クリス・ヴァン・アッシュに一問一答! ディオール オムのファッション協奏曲 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170901-00010003-gqjapan-life
2017年フォール・コレクションの発表をGINZA SIXのオープンに合わせてディファ有明で開催したディオール オム。『GQ JAPAN』は、そのインスタレーション直前にスペシャルシュートを敢行。エレガントな反逆の精神を感じ取ってほしいと同時に、「コレクションのテーマ」と「いまの時代の空気」について、クリエイティブ ディレクターのクリス・ヴァン・アッシュに訊いた。【この記事に関するそのほかの写真はこちら】クリス・ヴァン・アッシュに一問一答!
Q:今回のフォール・コレクションのテーマを、クリス・ヴァン・アッシュの口から教えてください。
A:“ミュージック”からたくさんの影響を受けました。その音楽とは、18歳のころに通ったベルギーのクラブでよく流れていた「ニューウェーブ」。当時の記憶を思い描きながらデザインしましたが、ノスタルジーを狙ってはいません。ニューウェーブの要素を2017年でも正解となるように、コンテンポラリーかつスポーティに仕上げる。私の作品にとって、コントラストはすごく重要で、今回はストリートとニューウェーブを対比的に表現することで、新たな洋服のコードを生み出せたと思います。
Q:デザインする上で、インスピレーションソースにしているものを教えてください。
A:ディオールというメゾンが持つエレガンスやサルトリアの歴史的な部分と、スポーツウェアや音楽(今回はニューウェーブ)のような現代的な部分とを混ぜ合わせる。これが、デザイン上の出発点です。メンズ服は常にルールとコードに関係していますから、スポーツクラブ、スケーター、音楽シーン、プロの仕事場など、どんな環境をソースにしてもそれらの規則に敬意を払いつつ、新たな物語を生み出すことを大事にしています。
Q:東京でのプレゼンテーションとその演出。やってみてどうでしたか?
A:これまで「プレコレクション」的なものを公の場で発表することがなかったのです。つまり初、でした。この“初”が東京で実現できて大興奮! かつ光栄に思っています。日本は昔からディオール オムを支えてくれるマーケットでした。その日本への特別なギフトとして、東京でショーが行えて良かったです。
Q:いまのカスタマーのジェネレーションと、その風潮をどう捉えていますか?
A:私がファッションの学校を卒業した1998年、メンズウェア市場はとても小さいものでした。ブランド数も少なく、クラシックなスタイルが主流。ファッションコンシャスなブランドも少ししかなかった。それから20年近く経ったいまは、デザイナーズブランドの選択肢が驚くほど拡充しています。そしていまの若きカスタマーは、女性に負けず劣らずのファッション感度があり、新鮮なファッションとその創造に対する理解力があります。 時代はストリートもファッションとなり、各ジャンルの境界線がなくなってきました。だからこそ、ディオール オムのDNAを数理的なアプローチで再認識する必要がありました。私にとってのディオール オムのDNAはテーラリングです。この軸から離れることは今後もありません。そして、もちろん現代的要素を維持するために、かねてよりストリート、スポーツ、音楽の要素を取り入れています。ディオール オムというブランドを、クラシックにすることはまったく考えておらず、テーラリングを核に、旬なスニーカー、ブルゾン、ジョギングパンツなどの違う要素をいかに融合させるか、が重要です。
Q:グローバル化が進んでいますが、パリと東京のファッションカルチャーの違いを感じますか?
A:日本の若者はとてもクリエイティブ。なんでも創り出せるんじゃないかな、と。はっきり言って、ヨーロッパを超えています(笑)。私はこのエネルギーと自由さがとても好き。そして、日本のファッションとパリ&ベルギーのファッションには強いつながりがあるな、と私は常に感じています。
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