2018年08月01日
【マレーシア】中国企業による大型インフラ事業を相次いで停止…自国に対する経済的関与に慎重姿勢示す
◆マレーシア 中国企業の事業 相次ぎ停止 「国益合えば歓迎」
マレーシアでは、ことし5月に就任したマハティール首相のもと中国企業による大型インフラ事業を相次いで停止していて31日、中国の王毅外相と会談したサイフディン外相は、「国益にかない公平なものであれば歓迎する」と述べて、中国による経済的な関与については慎重に見極めていく姿勢を示しました。
マレーシアのサイフディン外相は、31日、クアラルンプール近郊で中国の王毅外相と会談し、両国の経済関係などについて意見を交わしました。
会談後の共同会見で、サイフディン外相は、「中国はマレーシアの重要なパートナーだ」としたうえで、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」を支持すると述べました。
一方で、中国による経済的な関与については「国益にかなっていて公平であり、相互を尊重するものであれば歓迎する」として、慎重に見極めていく姿勢を示しました。
これに対し、王毅外相は、マレーシアの判断を尊重するとしたうえで、「一帯一路における両国の協力関係は双方の繁栄につながるだろう」と述べました。
政権交代でことし5月に就任したマハティール首相は中国企業による大型のインフラ事業を費用がかかりすぎるなどとして停止していて、今月、中国を訪問する際に、どのような議論が交わされるのか注目されます。
NHKニュース 2018年8月1日 5時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180801/k10011558621000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_011(PR)くらべて、探してお得!
マレーシアでは、ことし5月に就任したマハティール首相のもと中国企業による大型インフラ事業を相次いで停止していて31日、中国の王毅外相と会談したサイフディン外相は、「国益にかない公平なものであれば歓迎する」と述べて、中国による経済的な関与については慎重に見極めていく姿勢を示しました。
マレーシアのサイフディン外相は、31日、クアラルンプール近郊で中国の王毅外相と会談し、両国の経済関係などについて意見を交わしました。
会談後の共同会見で、サイフディン外相は、「中国はマレーシアの重要なパートナーだ」としたうえで、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」を支持すると述べました。
一方で、中国による経済的な関与については「国益にかなっていて公平であり、相互を尊重するものであれば歓迎する」として、慎重に見極めていく姿勢を示しました。
これに対し、王毅外相は、マレーシアの判断を尊重するとしたうえで、「一帯一路における両国の協力関係は双方の繁栄につながるだろう」と述べました。
政権交代でことし5月に就任したマハティール首相は中国企業による大型のインフラ事業を費用がかかりすぎるなどとして停止していて、今月、中国を訪問する際に、どのような議論が交わされるのか注目されます。
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