2013年05月12日
１０万世帯がマイホームを失う?
ちょっと気になる記事を見つけました。なんとマイホームを強制的に取り上げられる人が急増するというのだ。どうして、というと３月末で「モラトリアム法」（中小企業金融円滑化法）が期限切れになり、年内だけでもローン破産する家庭が約１０万世帯に達する可能性があるとのこと。
０９年１２月から始まったモラトリアム法で、リストラや会社の倒産などで住宅ローンの支払いが滞っていた人も、返済猶予などの恩恵が得られた。だが、この法案が失効した直後の４月、自宅を裁判所に差し押さえられた人は、東京２３区だけでも約２００件。前年同月比で１割ほどの増加。これからもっと深刻な事態が来る。ある専門家がが言うには「競売の数字ではっきり出るのは、６カ月ほど先になるでしょう。法案が終了しても、すぐに返済に行き詰まるわけではありません。これからが心配です」と・・・
マイホームを手放すまいと数カ月はがんばるが、いずれはパンクしてしまうという予測らしい。 モラトリアム法で返済猶予を受けていた住宅ローン債務者は、昨年９月時点で延べ２３万件、支払猶予額は３兆６０００億円に達する。０９年に年間６万２０００件ほどだった競売件数は、この法律の施行によって年間で約１万６０００件も減った。つまり、３年間で約５万世帯が自宅の差し押さえを逃れていたことになる。だが、法律がなくなった今、今度はこの５万世帯が一気に破産する可能性が出てきたと。
また、モラトリアム法の恩恵に浴さない今年の競売も、例年通りであれば年間６万件ほどある。合わせると、１１万件近くになる計算だ。「ローン金利も上がる可能性があり、変動でローンを組んでいる家庭は苦しい。銀行が早く、より確実に債権の回収に走ることも考えられる」と専門家は話しているらしい。
法案の期限切れと金利上昇のダブルショックで、マイホームを手放す危機が出てきた。
どうにかしてくれないかな。いやな時代だな。
お読みいただきありがとうございました。
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０９年１２月から始まったモラトリアム法で、リストラや会社の倒産などで住宅ローンの支払いが滞っていた人も、返済猶予などの恩恵が得られた。だが、この法案が失効した直後の４月、自宅を裁判所に差し押さえられた人は、東京２３区だけでも約２００件。前年同月比で１割ほどの増加。これからもっと深刻な事態が来る。ある専門家がが言うには「競売の数字ではっきり出るのは、６カ月ほど先になるでしょう。法案が終了しても、すぐに返済に行き詰まるわけではありません。これからが心配です」と・・・
マイホームを手放すまいと数カ月はがんばるが、いずれはパンクしてしまうという予測らしい。 モラトリアム法で返済猶予を受けていた住宅ローン債務者は、昨年９月時点で延べ２３万件、支払猶予額は３兆６０００億円に達する。０９年に年間６万２０００件ほどだった競売件数は、この法律の施行によって年間で約１万６０００件も減った。つまり、３年間で約５万世帯が自宅の差し押さえを逃れていたことになる。だが、法律がなくなった今、今度はこの５万世帯が一気に破産する可能性が出てきたと。
また、モラトリアム法の恩恵に浴さない今年の競売も、例年通りであれば年間６万件ほどある。合わせると、１１万件近くになる計算だ。「ローン金利も上がる可能性があり、変動でローンを組んでいる家庭は苦しい。銀行が早く、より確実に債権の回収に走ることも考えられる」と専門家は話しているらしい。
法案の期限切れと金利上昇のダブルショックで、マイホームを手放す危機が出てきた。
どうにかしてくれないかな。いやな時代だな。
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