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2020年08月28日

WWEの特徴の1つ!多様な試合形式について ~フォールズカウントエニウェアマッチ編~

WWEロゴ.jpg

初めまして、ザングースと申すものです。

お盆も終わったばかりのころは、まだ仕事も少なかったんですが8月末になり、通常運転に戻ってしまいました。
仕事柄、1日の仕事の内、5%くらいは物を運ぶのですが、筋肉落ちた?と先輩に言われちゃいました。
1週間ちょっとで筋肉が落ちることを学びました。そう考えると、プロレスラー関係なくスポーツ選手は体をキープするのにどれだけ努力してるか想像しただけで尊敬しちゃいますね。

この話とはあんまり関係ないんですけど、今回はフォールズカウントエニウェアマッチについてお話ししたいと思います。と言いましても名前聞けば代替ルール分かると思います。そうです、どこでもフォールができるんです。名前で分からない部分があるとすれば、反則なしということくらいです。という感じでルールについて話すことはそんなにないです。

じゃあ、このルールの面白いところはというと、いつ試合が決まるかわからないところです。
通常の試合だと場外乱闘になるとどうしても「面白いけど、決着つかないなぁ」と内心思ってしまいますが、このルールだと場外関係なしにフォールできるので「場外乱闘で決まるか?」という期待感に包まれます。後は観客席で決着が付いたり、バックステージでの攻防が観れるのが醍醐味と言えます。
ここまで聞くと、ハードコアなルールの割に今まで紹介した試合形式と比較するとそこまでだな、と感じる人も出てくると思います、というかその通りです。
一応、差別化するとすれば頻度が違います。今まで紹介した試合形式は年に1度くらいしかありませんが、これは4ヶ月に1度くらいの頻度で行うので、手軽なハードコアというくらいに思っていただければと思います。

ルールの説明はここまでにして見どころを説明したいと思います。
この試合の見どころはバックステージでの攻防とフォールの方法です。後者のフォールの方法に注目する機会はほとんどありませんが、たまーに個性的なフォールをするので紹介したいと思います。

例として下の動画を挙げたいと思います。

この試合は2019/10/28のRAWで行われた「セス・ロリンズVSエリック・ローワン」になります。
「ハイフライヤーVSパワーハウス」のスピード対パワーのマッチアップになります。
この試合ではセス・ロリンズがスピードを活かして相手を翻弄します。そして試合の主導権を握ろうとしますが要所要所でエリック・ローワンは持ち前のパワーで強引に試合の流れを自分のものにします。そしてパワーで試合の主導権を握ります。セス・ロリンズの体力を奪ったタイミングでエリック・ローワンが大技を決めようとしますが、セス・ロリンズが自身の身体能力を活かして大技を回避します。そしてまたスピードを使って試合の主導権を握りに行きます。

この試合だけでなく、「ハイフライヤーVSパワーハウス」のマッチアップでは
上記のようなシーソーゲームが見どころであり、魅力だと思います。

少し話は脱線しましたが、注目していただきたいのはフォールのシーンです。
改めてフォールの説明をしますと、相手の両肩を地面につけてカバー、つまりその状態の相手を押さえることをフォールと言います。
そのため、必ずしも相手をノックアウトさせる必要はないです。むしろ、レスリング技術の高い試合であれば、丸め込みというテクニックで3カウント取ることも少なくありません。
一応例として下に動画を貼ります。


これは、丸め込みの中でも私が個人的に好きなビクトリーロールという技になりますが、
このテーマについては後日お話しさせていただきます。

つまりですね、この理屈で最強のフォールをしたのが今回の「セス・ロリンズVSエリック・ローワン」の試合になります。
これが、たとえ試合の序盤だとしてもエリック・ローワンはこの状況から肩を上げることはできないでしょう。
こういうユニークなフォールが見ることができるのはこのルールにしかない見どころだと思います。
ちなみに、どの試合かは忘れましたが相手の両肩をシャッターに押さえつけて3カウント取った例もあるはずです。
学生の頃、英語の授業で「on」の概念について教わりましたが、まさかここで役立つとは思いませんでしたw

今日はこんな感じですね。今まで紹介した試合形式が派手すぎて少しインパクトは書けるかもしれませんが深堀すると可能性がたくさんあって、むしろ今まで紹介した試合形式より面白味はあるかもしれませんね。
次回も読んでいただければ嬉しいです。

fin...

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