2014年09月29日
『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』(Knockin' on heaven's door) 監督 トーマス・ヤーン
タクシードライバーで生計を立てていたトーマス・ヤーンがティル・シュヴァイガーに脚本を送ったところ、ティルがこの映画の脚本を気に入り、スポンサーを探し回った。
ティルはこの映画でモスクワ国際映画祭の最優秀主演男優賞を受賞。その後も監督・脚本なども手がけるティルの出世作となった。
あらすじ
「天国じゃ、みんなが海の話をするんだぜ。」 医師から余命わずかと宣告されたふたりの男は、そう言って海を見るために旅に出た。 しかし、乗り込んだ車は、大金を積んだマフィアのものだった……。 海を見たことのない二人の男の、明るく切ないロードムービー。
自分の大好きな映画の一つである「最高の人生の見つけ方」に少し似ている所もあるが、全くの別物である。
ただ、どちらも「死」「友情」「愛」といったテーマに関しては共通していて、やはり自分の好きな映画が人生のテーマだったりする。
こちらはしゃべくり007で有田哲平さんのプレゼンきっかけで観た。ぜひこちらも観ていただきたい。
日本版リメイクで長瀬智也と福田麻由子で作られたが、本作で受けた衝撃がでか過ぎて期待はずれとしかいいようがなかった。
当時、本作を観た後しばらく動けなくなった。それほど、自分にとってこの映画は影響を与えていて、自分の生き方のテーマですらある。
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ラストにボブディランのKnockin' on Heaven's Doorが流れる。生きてる意味とかはわからないけど、マーチンは海を見ながら生きてる実感は感じれたと思う。その曲の流れ出すタイミングとそっと見守るルディの横顔が印象的だ。
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