むかしむかし、ある村におじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは毎日山へ薪を拾いに行き、おばあさんは川で洗濯をしていました。
ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が川を流れてきました。「これはなんだろう?」おばあさんはびっくりして、その桃を家に持ち帰ります。おじいさんと二人で桃を切ってみると、なんと中から元気な男の子が飛び出してきました!
「わあ!どうしてここに?」おじいさんとおばあさんは驚きながらも、この子を育てることにしました。男の子はどんどん大きくなり、力持ちの立派な若者になりました。名前は桃太郎とつけられました。
桃太郎は、村に困ったことが起きていると聞きました。遠くの島に鬼たちが住んでいて、村人たちをいじめていたのです。桃太郎は鬼を退治するために、旅に出ることを決心しました。
「おじいさん、おばあさん、僕は鬼退治に行ってくるよ!」と桃太郎は言いました。おばあさんはおにぎりを作り、おじいさんは桃太郎に元気を与えるために力強く送り出しました。
旅の途中、桃太郎は犬、サル、キジに出会います。「一緒に鬼を退治してくれないか?」と桃太郎が頼むと、みんな快く引き受けてくれました。
ついに鬼の島にたどり着いた桃太郎たち。鬼たちはとても強かったけれど、桃太郎とその仲間たちは力を合わせて、鬼をやっつけることができました。鬼の宝物を持って村に帰ると、村人たちは大喜び!
「ありがとう、桃太郎!」村の人々はみんなでお祝いしました。桃太郎はおじいさんとおばあさんに宝物を渡し、みんなで幸せに暮らしました。
おしまい。
2024年11月20日
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