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テレビを見ない日

今日は帰宅してからテレビを一度も付けなかった。

以前から風呂で本を読むことが多いのだが、日曜日に図書館で借りてきた三島由紀夫の「沈める滝」を風呂で読んでいて嵌ってしまったことに拠るものが大きい。

三島由紀夫は、先入観で好きではなかったのだが、日曜日に図書館に行ったとき、何故か三島由紀夫の本が読みたくなり、2冊借りてきた。

存命であれば、86歳である三島だが、東大法学部を卒業、当時の大蔵省に入省し、9ヶ月で退職している稀有な思考を持つ。

そのまま、在職していれば、国を背負うエリートだっただろう。

この人の小説を読んでいると、語彙の豊富さ、想像力や知識が、凡庸でなく当時の東大というエリート学校の凄さが分かる。

今の東大から三島のような非凡な者が輩出されることを期待したい。

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