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2014年05月26日

売買手法ー分割売買



さて、本日は分割売買について述べてみたいと思います。何故分割か?
それは買いの場合で言えば、どこが当面の底であるのか判らないからで
す。買いでも売りでもエントリーするに際しては、チャートで自分なりの指標
を使い判断していくわけです。

例えば、下落してきたローソク足が横這いになってきて、しかも長い下ひげ
が出たとか、十字線が出たとか、大きな陽線が出たとか、移動平均線で言
えば、ローソク足が5日移動平均線の上に出たとか、5,25,75日移動平
均線が重なってきたとか、ゴールデンクロスしたとか、出来高が膨らんだ
とかの理由でエントリーしたとします。

勿論、思惑どうりにすぐに上げていくケースもあるでしょうが、チャートには
必ずダマシというものがありますので、或いはその銘柄の突発的理由で、
意に反して下げる場合も往々にしてあります。又、自分では底で買ったつ
もりでも、本当に底で買えたかどうかは、後からでないと判りません。

意に反して下げてしまった場合に、自分の資金のほとんどで集中買いして
しまうと、その後の手が打てなくなってしまいます。つまりは即損切りするか
、元の値段まで上がるのを待つしか無くなってしまうわけです。こういう時に
躊躇無くスパッと損切りできる人は、上級者と言えるでしょう。

普通はちょっとの損でも、人間はなかなか損を確定できないものです。まし
てや何万株等という大きなポジションをとっている場合は、尚更です。そして
結果的に塩漬けコースというのが、初心者のほとんどのパターンではないで
しょうか。

もし最初から計画的に、2分割、3分割、或いはそれ以上の分割で買ってい
くという予定でしたら、慌てることなくゆっくりと、下げ止まりに向かって買い
下がって行けば良いわけです。結果、買いの平均値が下がり、そこからち
ょっと戻しただけで、すぐに損益はプラスとなります。

ここで分割買いの注意点を申し上げますと、一つ目はゆっくり買い下がると
言う事、二つ目は十分な値幅を取って買い下がる事、三つ目はこれは上級
者向けですが、底に行くほど買う株数を増やすという事です。いずれも目的
は買いの平均値を低くする為という事は、言うまでもありません。

それとナンピンと分割買いの違いについて述べておきますが、ナンピンという
のは、買ったが下がってしまったので止むを得ず買い増しする事で、そこには
何の戦略的意図もありません。それに引き換え分割買いは、最初から買い下
がるのを承知で、計画的に分割して買っていく事で、平均値を有利に持ってい
く事を戦略目標としたものですから、一見同じようなスタイルに見えますが、
内容は全く別物です。勿論、下手なナンピンスカンピンというわけです。

初心者の皆さんには、まずは二分割一括手仕舞いという分割売買の基本を、
出来るようになるまで何回でもやってもらう必要があります。今後、トレードの
目印の話を致しますが、その目印に沿って、1回、2回と買い下がって、上が
ったところで一括手仕舞いするという事を徹底して身に付ける事が、年間損益
をプラスにする為の絶対条件となりますので、良く理解して下さい。
それでは、次回。

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posted by norch at 07:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 売買手法

2014年05月23日

売買手法ー株価の動きとうねり取り



いよいよ今日からは、少しづつ具体的な売買方法について、述べていきたいと
思います。まずは株価の値動きについてですが、これは幾つかのパターンが
決まっています。基本的に株価は一直線に上がって行ったり、下がって行ったり
する事は、まずありません。上げトレンドにしても、下げトレンドにしても、必ず
小さな上げ下げを繰り返しながら、トレンドを形成して行きます。

<上げ下げ>
上げ下げ

その小さな上げ下げの結果が、大きなトレンド(上げ、下げ、保ち合い)に繋がって
行くわけです。そして株価の値動きには、一定の周期があるといわれています。
それは一つは3ヶ月上げて3ヶ月下げるというパターンと、6ヶ月上げて6ヶ月
下げるというパターンです。

これは厳密に言いますと、ぴったり3ヶ月、6ヶ月という事ではなくて、上げ始めて
3ヶ月目、あるいは6ヶ月目に入るとそろそろ方向転換しますので、注意して見て
いて下さいよという昔からのシグナルです。試しに日経平均の日足チャート等で
確認してみると良いかと思います。

相場のプロはこのような上げ下げの値動きを使って、利益を取って行きます。
つまり、上げは買いで取り、下げは売り(空売り)で取っていくわけです。
このように一つの銘柄の値動きを追いかけて、その銘柄の癖を見抜いて(変動
感覚)買いと売りを仕掛けていく手法を、「うねり取り」と呼んでいます。

当然銘柄の条件として、信用銘柄である事やある程度の出来高のある事が
必要となります。と言いますのは、下げを取る時には空売りが必要となりますし
又、現物株のヘッジをする際にも、空売りが必要となるからです。

売買の仕方には順張りと逆張りの2つの方法がありますが、うねり取りにおき
ましては逆張りが基本です。買いで言いますと、順張りは上げトレンドを確認
してからの売買となりますので、買いやすい一方で、買いの平均値が上がり
不利になります。逆張りは下げトレンドの状況の中で買い下がって行きますの
で勇気が要りますが、その分買いの平均値が下がり有利になります。

うねり取りを上手になる事は簡単ではありませんし、初心者の皆さんにいき
なりこれをやって下さいと言っているわけではありませんが、理想とする手法
としてこういう方向を狙っているという事を、漠然とでも理解していただけると
良いかと思います。

皆さんにはこれから、簡単なうねり取りの初級編をいろいろな要素と共に、
紹介していく予定ですので、お楽しみに。

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posted by norch at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 売買手法
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43年勤めた会社を退職し、趣味でやっていた株式投資三昧の毎日。そんなに贅沢し美食したわけでもないのに、50歳から痛風予備軍と高血圧症。長年の医者通いにうんざりし、医療費節約も兼ねて、薬の個人輸入を始める。
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