さて、今回からは具体的な建て玉操作について、述べてみたいと
思います。基本は二分割買いの一括売り、或いは二分割売りの
一括買戻しです。まずは買いの二分割買いの一括売りを検討して
みたいと思います。
分割も二分割で一見簡単そうに見えますが、ヘッジを使わないで
やるとすると、けっこう難しい部分があります。
ここで一言いっておきたいのですが、この逆張り分割売買、最初は
なかなか底の部分が判らず失敗するケースが重なります。大概の
人は数回の失敗で自分には向いていないと諦めてしまう事が多い
ですが、ここが我慢のしどころで段々と回を追うごとに目印に慣れ
ポイントも判ってきますので、諦めずトライして行って下さい。
そういう意味でも最初は実地の練習ですので、ミニマム単位の売買
で行きましょう。バーチャルの売買も最初の売買ツールに慣れる為
には有効ですが、やりすぎると緊張感の無いいいかげんな売買の
癖がついてしまい、逆効果となります。
それではチャートに沿って説明したいと思います。
二分割買いの一括売り
まずチャートのD地点からCに向かって株価が順調に上昇して行きま
すが、Cの地点迄で陽腺新値は8本となっていますので、目印的には
そろそろ転換のポイントかなという事が想像できます。そしてC地点で
大きな陰線を引いた後で@で高値の窓空けとなりましたので、これは
大きく下げるなという事が、感じられます。
そして下げてきたので一回目の買いのポイントを捜していきます。陰線
新値を数え、6本目のAの辺りが新値8本までと考えると妥当なところ
なので、ここで一回目の買いを入れます。その2日後3日後と長い下ヒゲ
が出て次に陽腺となった事と、E線で示されたように前の安値の位置に
来ている事から反転とと判断しBで2回目の買いを入れました。二回目
の買いの株価が一回目とほぼ変わりませんが、下ヒゲの位置では更に
下げる事もあり、なかなか買えませんので良しとします。
そのまま上げに転じ上昇して行きました。陽腺新値を数えると、6本くらい
から上昇の勢いが鈍り、前の高値B線に達し新値7本目に長い上ヒゲが
出た事と前の前の高値A線に近づいてきたので、新値7本目の翌日Cで
一括手仕舞いとしました。
後講釈なので50円ほどの利幅(2千株なら10万円の利益)となっており
ますが、最初は1円でもプラスになれば良いというくらいの気持ちで、取り
組みましょう。 それでは 又。
うねり取りを学ぶなら ↓
【相場師朗】 7step株式投資メソッド
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
株式投資ランキング
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image