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2017年05月07日

明け方の深呼吸

昨日は仕事が早く切り上げられたので、家に帰り、ランニングをして、シャワーを浴びて、いつまでも引かない汗を拭いながらビールを飲みました。


21時半。仕事があった日では久しぶりに日付が変わる前に布団に入れました。


いつもの平均睡眠時間は4、5時間。ゆうべもそのくらいの時間睡眠して深夜2時過ぎに目が覚めました。


そこからです、どうにもこうにも寝付けなくて朝を迎えてしまいました。


寝ることに対して途中であきらめました(^ ^)


真っ暗な部屋で横になり、ずっと天井を見つめているといろんなことを思い出します。こういう時に思い出すことって大抵は反省の内容じゃないですか?


あの時、もう少し頑張っていたら今どうなっていたか。


子供の頃親に怒られたこと。



あの日、好きだった人のこと。



楽しい時間ももちろんあっただろうけど、今思い出してみると苦い思い出としてジャンル分けされてしまうようなことばかりが、見つめた天井のスクリーンに映し出されてきました。


自分の頑張りとか集中力が足りなくて今に至っているのは、本当に反省すべきことで、今後をどう盛り上げていけるか、あの頃を取り戻せるかってことで苦いけどプラスに転じる要素を持っている過去。


親とは昔よく言い合ったこともありますが、今は全く言い合いなどはせず、休日には一緒に酒を飲み、日常を語ったり、仕事のアドバイスをもらったり、仲良くやっています。よく怒られたけど、こういう会話を通して“本気で俺のことを思い怒ってくれていたんだな”ってことがよくわかりました。


問題なのは好きだった人のこと。これには2パターンあって、僕が勝手に思い続けただけの人と相手も僕のことを好きでいてくれた、この2パターンです。彼女たちが今どこでどんなふうにしているのかがわからない分よけいにモヤモヤとした回想になります。


『掻き混ぜたコーヒーのその渦の様になった所に摘んだミルクをゆっくりと落とす

白い筋が無限に広がる

その瞬間に思い出す一つの事

最後まで混ざり合えなかった
君と僕は どちらが白で
そして黒だったのだろうか

僕は身体の隅まで言葉を探して
本当の様な物を並べてみたけれど

君には夕暮れの公園で揺れるだけのブランコの音の様にしか聞こえていなかった

恋にも愛にも姿を変えなかった僕達の関係は
何気に過ぎてゆく時間のものだった

結局 君と僕では
どちらが悪いんだろう…(ASKA)』

という詩をふと思い出しました。

苦い思い出でありつつも、そういった思いや経験が今の僕を構成しています。モヤモヤなものはモヤモヤなままでいいのかもしれません。

約2時間ほどそんないろんなことを考えていたら明るくなってきた夜明けの部屋に小鳥たちのさえずりが聞こえてきました。

人生には白黒ハッキリした答えが必要なこともあればグレーゾーンを残しておいたほうがいいこともあるんだと気持ちを着地させました。

ゆっくり深呼吸をするような時間が持てるよう眠れない時間を神様がくれたんだと思います。

深呼吸の必要性を感じました。

今になって眠くなってきましたが、今日も仕事頑張ります。








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