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2017年07月11日

夏のニオイ対策

IMG_3647.PNG
最近は毎日毎日日照りがすごいです。全国規模で見ると大雨で災害にまでなってしまっている地域もあり、毎日のニュース報道されているのを目にすると本当に心が痛いです。
僕の住む北関東では梅雨に入ってから雨が降った記憶はほとんどなく、毎日30℃を超えてくることが普通で、日々をどう過ごせば快適さを得られるのかが毎日のテーマです。

僕は基本的に寒い冬よりも暑い夏の方が好きです。汗を流してスポーツすることが昔から好きだったので、汗をかくことは全然構わないんですが、その後のニオイは大変気になります。

最近ではスメハラなんていう言葉があるくらいニオイに対して周囲に気を遣わせるような風潮があります。この時期は自分が発するニオイですら我慢できずに、日中着替えたりするほどになります。お客さんを相手にする仕事をしている方なんかは特に気になるテーマだと思います。特に日本人は清潔を好む人種なので、ニオイから連想される不潔さなんてのも他人に与える悪影響として存在してしまいます。


汗が出てくる「汗腺」には2種類あります。エクリン腺アポクリン腺です。どちらの汗腺から分泌されても汗は臭うものではないそうです。


エクリン腺の汗は、ストレスを感じた時などに血液中に乳酸とアンモニアが増加し、衣服にニオイ成分が残留してしまうという状態になるということです。ストレスに晒された生活を送る人ほどこの傾向が強いと言われています。

一方アポクリン腺の汗はニオイが強いそうです。エクリン腺は体全体に存在しているんですが、アポクリン腺は脇の下など特定の部位に存在します。これがいわゆる「脇汗」などと言われる気になるニオイです。エクリン腺は体温調節など、体の状態を保とうとする機能の一部なのですが、アポクリン腺は“ニオイを放つ”ための器官なのです。これはもともと動物がニオイでコミュニケーションを取るための機能です。いわゆるフェロモンというヤツです。タンパク質や脂質、鉄分などが混ざり合い粘っこい、ニオイの強い汗となっています。


汗に含まれる塩分、尿素、アンモニア、タンパク質、脂質などを皮膚にいる常在菌が分解すると“ニオイ”になります。
だから「汗をかかなければニオイの元が出てこないわけだから臭わないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それはそれでどうも違うようです。

エクリン腺から出る汗は本来サラサラ汗なんですが、汗腺が弱ってくると、体内に吸収されきらなかっらミネラルが流出してしまい、それが肌でベタベタ汗となってしまうそうです。このベタベタ汗が出てきたら注意サインです。サラサラ汗をキープできるように心がけることが必要です。
・こまめに汗を拭き取る。
・軽い運動、入浴で普段から汗をかく。
・水分補給はこまめに。
・冷房で体を冷やさないように。
・食生活の改善。塩分、油分の高いものに注意。
・そしてストレスを溜めない。

脂肪を溜めやすい生活を送っていると、のちのち加齢臭が強い体質にもなってしまうようです。


汗をかくことはとても大切なこと。かいた後の処理や、汗をかくことに対する生活や食事における準備が大切なんですね。この辺りを改善するだけでも自分のニオイを防げるかもしれません。ニオイともうまく付き合っていくために、それなりの努力は多少必要なのかもしれません。。。

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