ビートたけし（北野武）さんや坂本龍一さん、デヴィッド・ボウイなど当時としては
異色の芸能人を起用して話題となった、映画「戦場のメリークリスマス」を手がけた
大島渚監督が肺炎のため80歳でお亡くなりになられました。

特に、たけしさんはツービートという漫才芸人でしたが、この映画で俳優としての才能を
開花し、さらには後に映画監督となるなどたけしさんの転機になった作品でもあります。
また、坂本龍一さんも俳優として出演する一方、「メリー・クリスマス　ミスターローレンス」で
英国アカデミー賞では作曲賞を受賞しています。

そんな、それぞれの個性を引き出したのが、大島監督だったんだと思います。

当時は、色々と批判されたり大島監督自身もかなりの個性派だったと思いますが、
今の日本の映画界にとっては、大島監督の功績は大きいと思います。

心より謹んでご冥福をお祈りいたします。