というテーマで、「どのようにしてプログラミングを学び
どのようにして自分の仕事に結びつけ、どのように働いたか」
についてのスゴロクになっています。
18本目のタイトルは、《中卒の元大工さんが
独学で住宅建築費の見積ソフトを開発》です。
「自ら工務店を経営しながら地場の工務店用の
『住宅建築費・見積ソフト』」を開発した
中卒の元大工・アキュラホーム宮沢社長さんが主人公です。
『社長が入社式で鉋を欠ける理由』『安くていい家のつくりかた』
を参考文献に制作しています。
【中古】 社長が入社式で鉋をかける理由 アキュラホーム・宮沢俊哉の「ニッポン住宅維新」 / 桐山 秀樹 / 講談社 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】 価格:1,016円 |
「スゴロクで学ぶ ユーチューブ」で検索できます。
(「スゴロク」はカタカナ入力)
宮沢さんの働き方のポイントは3つです。
@地場の弱小工務店の成長に大きな壁
宮沢さんは、工務店を経営します。
地場の弱小工務店は、大手建築会社の
下請であることが多く、利益が出せません。
特に下請けで住宅建築を請け負うと
元請けの無理難題を聞くと赤字になります。
元請けになりたく、自社で格安な住宅を商品化しても
社会的信用もなく大手ハウスメーカーとの販売競争で負けます。
大手ハウスメーカーとの販売競争を
どのように戦っていくかが課題となります。
A独学でプログラミグを学習
宮沢さんは、中卒の学歴しかなかった大工さんです。
コンピューターについて、学校などで学ぶ機会はありませんでした。
そんな若者が、シャープMZなどを購入して
プログラミングの知識を独学します。
そして、住宅建築に必要な見積システムを完成させます。
B住宅見積ソフト『アキュラシステム』がヒット
地場の工務店が生き残っていくために
『住宅建築の見積ソフト=アキュラシステム』を開発ます。
このシステムは、施工の合理化や資材の選択などによる建築費の
コストダウンだけでなく営業や商品開発の合理化につながります。
『アキュラシステム』を販売したところ
1年間で200本、13年間で2500本を全国の工務店に販売します。
地場工務店が大手ハスメーカーと戦い生き乗っていくため
『アキュラシステム』を利用する工務店の全国組織を設立します。
この全国組織は、住宅建築戸数で業界6位になります。
宮沢さんは、中卒で専門的にパソコンの知識を学んだことはありません。
ゲームソフト『信長の野望』を開発した
光栄のシブサワ・コウさんと同じです。
シブサワ・コウ 0から1を創造する力 [ シブサワ・コウ ] 価格:1,650円 |
独学でプログラミングを学習して新たな事業用のソフトを開発します。
パソコンが普及し始めたころは、パソコン専門学校も未整備だったので
自分のセンスによる独学にならざるをえなかったようです。
パソコンのプログラミング能力は
得意・不得意がはっきりする世界のようです。
プログラミング学習は、思考回路がプログラミング向きなら
学歴や経歴に関係なく独学でマスターできるみたいです。
逆に、いくら偏差値が高くても、思考回路が
プログラミング向きでないとマスターできないみたいです。
ソフトバンクンの孫さんも、楽天の三木谷さんも
DeNAの南場さんも、ご自分でプログラムを作成していません。
このゲームでは、「どのような経歴の人が
どのようにプログラミング学習を行い
どのようにビジネスに展開していったか」
について学ぶことができます。
なお、アキュラホームは、「木のストロー」を開発して
2019年に「地球環境大賞」など数々の賞を受賞しています。
価格:1,540円 |
開発のきっかけは、宮沢社長が
入社式にカンナかけをおなっていたことのょうです。
カンナで削った薄い木の皮を
ストローにしようとしたみたいです。
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