オミクロンとかいった不気味な変異ウィルスが
脅威でないことを祈ります。
来年は、コロナで落ち込んだ企業再生の年です。
はたして、どのような業界が、どの程度落ち込んだのでしょうか?
来年以降、どのように再生をはかるのでしょうか?
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コロナで被害を受けた業界の詳細を知りたいと思っていたら
日経MJに「39回 サービス業界調査」の報告が掲載されていました。
もちろん、一番被害を受けたのは旅行業界でしょうか?
2019年と2020年(2020年8月から2012年7月までの決算数字)を比較すると
業界全体として70.6%減です。
まさに壊滅的な被害です。
JTB・売上4519億円、HIS・売上3596億円、日本旅行・売上1396億円
阪急交通社になると売上は1000億円を切り578億円です。
JTBやHISが本社を売るというのもわかります。
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タクシー関係も厳しい状況です。
売上は、業界として2019年度比29%の減少です。
会社の売上をみて驚きました。
毎日タクシーを見ているからでしょうか
売上高も多い業界と思っていました。
ところが、売上1位の日本交通で808億円です。
2位の国際自動車・売上456億円、3位・第一交通産業351億円、4位
飛鳥交通119億円で、5位に大和自動車になると74億円で
100億円を切っています。
前年度比約30%の減少で各社の売上が落ちているとしても
意外に売り上げが少ない業界だったようです。
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売上が少ない業界という意味では、カラオケ業界もその一つです。
全体で47.9%の売上げ減ですが、一位のまねきねこで売上271億円
ビッグエコーで199億円、カラオケ館150億円です。
都心の一等地でよく見かけるお店なので
もっと売り上げが多いような印象がありました。
1000億円企業があるぐらいの錯覚をしていました。
なお、コロナ化で業績を伸ばした業界の一つは、宅配便です。
前年比6.4%の売り上げ増です。
1位はもちろんクロネコヤマトで、1兆4189億円です。
2位は、佐川急便で1兆149億円、3位は日本郵便の6851億円です。
今回のサービス業調査で一番驚いたのは
業界によって市場規模が異なることです。
タクシー業界やカラオケ業界の市場規模の小ささにビックリです。
日常的な生活感覚と市場規模のギャップに驚かされました。
しかし、日本の景気、日本企業の実態はどうなっているのでしょうか?
ボーナスが増えた会社もあれば、減った会社もあります。
本当のところ、日本の景気は
いいのでしょうか、わるいのでしょうか?
来年は、新しいビジネスは生まれるのでしょうか?
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