社名をもじって、「突破する」といった言葉で
企業の活力をPRしているみたいです。
CMの目的は何でしょうか?
優秀な人材を集めるための、就活対策でしょうか?
それとも、プリントパックのような印刷の
通販会社が成長し、その対抗策でしょうか?
いずれにしても、デジタル化の時代です。
印刷だけに頼らず、新規事業の開拓が必要なはずです。
社内で、いくつもの新規事業プロジェクトが
走っていることでしょう。
そんなプロジェクトの一つでしょうか
音楽プロダクションのエイベックと組み
企業向けの「音声コンテンツサービス」を始めるみたいです。
事業の内容は、凸版印刷が手掛けた社史や会社案内を
エイベックのタレントが読み上げる「ボイスタイル」サービスです。
全文読み上げるのではなく、視聴者が飽きずに聞ける
5分ぐらいのダイジェスト版のようです。
企業側は、このコンテンツをユーチューブでPRします。
この事業で一番驚いたのは、企画段階から
「ユーチューブ」で公開することを前提にしていることです。
明らかに、ユーチューブをPR用の無料媒体としています。
テレビCMなら媒体料が発生しますが、ユーチューブは無料です。
エイベックのタレントで面白い内容にすれば
無料で多くの視聴者にコミュニケーションできます。
やはり、ユーチューブの時代のようです。
ユーチューブの時代に乗っかろうと
今年の春から「ビジネス成功者の仕事ゲーム」をについて
チャネル名「スゴロク(スゴロクはカタカナ入力です)で学ぶ」で
ユーチューブにスゴロクシーンの動画を公開しています。
いま、7本を公開しています。
スゴロクを通じ、「自分らしい仕事を探し、自分らしく働く」
方法について学習してもらうためです。
一番アクセス数が多いのが、ダイソンー創業者・矢野さんを
主人公にした「100円均一販売で、売上4000億円を達成」で
ようやく627回です。
価格:1,760円 |
ゲームをユーチューブで公開した目的は、やはり企業へのPRです。
「ビジネスの仕事ゲーム」の自社オリジナル版
「仕事スゴロク」を制作してもらい
就活の会社説明会での配布や新入社員研修用に
使ってもらおうと考えています。
この計画、仲間内では今一つ受けませんでした。
しかし、凸版の音声サービス事業を説明すると
少しばかり関心が高まったみたいです。
企業とタイアップしたユーチューバーの個人的制作でなく
大手広告会社が企画段階からユーチューブで活用することを
前提にしたPR法が増えてくるように思えます。
なぜなら、媒体料が無料で、時間の制限もないからです。
来年あたり、広告会社による一流企業のための
ユーチューブ・投稿ブームが起こりそうな気もします。
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