注目があつまっています。
一つは、サントリーの緑茶・伊右衛門です。
9月29日まで、ペットボトルラベル裏の応募マークを送れば
抽選で景品が当たる(おみくじ)
「おおきに 満員御礼大入りキャンペーン」を実施しています。
もう一つは、日清食品のカップヌードルです。
フタの形状が「Wタブ」にかわり
見方によっては「猫の耳」のようになっています。
「Wタブ」によって、プラスチックの
「フタ止めシール」を廃止しました。
フタの明け口を2か所にしたことで
フタのデザインが猫の耳のようになっています。
フタの裏に印刷した猫のイラストが人気だそうです。
「フタねこ」と呼ばれているみたいです。
「よだれをたらした標準的な猫のイラスト」が基本ですが
6%の確率で「チベットスナギツネ」が印刷されているみたいです。
なかなか個性的な猫顔が評判だそうです。
両社のパッケージの変更は、いずれも廃プラスチック削減・
リサイクルという環境問題への取組になっています。
サントリーの場合は、ペットボトルリサイクルのためには
ボトルをすてるときラベルをはがしてほしいからみたいです。
そのために、ラベルの裏に「おみくじ」を印刷しています。
「おみくじ」を見るにはラベルをはがす必要があり
剥した状態でボトルを捨てればリサイクルに有効です。
カップヌードルの場合、「フタ止めシール」を
排するための「Wタブ」だそうです。
恥ずかしながら、「フタ止めシール」がカップヌードルの
底についていたことしりませんでした。
今回の変更で、「フタ止めシール」の存在を知りました。
知らなかったの私だけでしょうか?
たかがこのフタで、年間33tのプラスチックが削減できるそうです。
SDGs時代の企業イメージは、環境問題への取組み方で評価されます。
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飲食品メーカーにとって、プラスチック削減はいま最大の課題です。
店頭に、多くのペットボトルやカップ麺が並んでいます。
これらで使用されているプラスチックは、膨大な量です。
少しでも削減してほしくなります?
脱プラスチックへの挑戦 持続可能な地球と世界ビジネスの潮流【電子書籍】[ 堅達 京子 ] 価格:1,650円 |
スターバックのストローが紙製に変わる時代です。
まず、ラベルやフタのプラスチックを削減するなり
有効なりサイクル法を実現すべきです。
さらに、容器そのものを自然に優しい素材に
変更する時代のように思えます。
データが明らかになれば、知恵を発揮できそうに思うのですが?
カップ麺で年間使用するプラスチック量は
どのくらいなのでしょうか?
それが、どのくらい環境負荷を増加させているか
数字で明らかにしてほしくなります。
数字がわかれば、当事者意識が高くなります。
画期的な削減アイデアが出るかもしれません。
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