その関係でしょうか、紳士服チェーン店の
就活用スーツのテレビＣＭが目につきます。
しかし、コロナの影響でアパレル業界が不況だといわれています。
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紳士服チェーン店も、青山商事、アオキ、コナカなど
大手が軒並み業績を低下させています。
特に青山商事などは売上低下が著しく、2019年3月期＝2,503億円
2020年3月期＝2,176億円、2021年3月期見込＝1,723億円となっています。
全国のロードショップブーム作り出した青山商事の
勢いがまったくありません。
ユニクロが時価が世界一になっているのに
どうして紳士服チェーン店が不調になるのでしょうか？
その違いは、ブランド力かもしれません。
ファーストリティリングは、ユニクロのブランド化に成功しています。
しかし、スーツチェーン店は、ブランド化に失敗しているみたいです。
 | ブランディング・ファースト??広告費をかける前に「ブランド」をつくる 新品価格 |
景気が悪いせいでしょうか、スーツの色はほとんどが濃紺か黒系です。
各チェーンとも同じような色とデザインで
特徴があるように見えません。
自社の特徴をだすような差別化ができないのでしょうか？
スーツと同じように、どのメーカーも同じような
商品を提供していたのがメガネ業界です。
しかし、ＪＩＮＳやＺＯＦＦの取組によって
メガネが実用品からファッション品になりました。
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各チェーン店は独自の商品政策を打ち出しています。
メガネフレームのデザイン、素材に特徴を持たせています。
そのため、メガネをファッショングッズとして
購入する人が増えています。
ＴＰＯでメガネを変えるため
何本かもっているのが当たり前になっています。
紳士服メーカーも、メガネ業界のブランド政策
商品政策を研究したらどうでしょうか？
新しい事業の展開でも、日本で初めてといった
新規性の視点を強化してほしくなります。
市場で人気なので、やってみようというのは・・・？
実は、紳士服チェーン店の新規事業というのが
二番煎じばかりのようにみえます。
コナカはレンタカー事業を始めるみたいです。
アオキはフィットネス事業です。
青山は、シェアオフィスとコンビニだそうです。
400店の店舗で新規事業を行うみたいです。
同じ新規事業をやるなら、アパレル業界の会社として
ファッション性の高い分野を狙ってほしくなります。
男性用のオシャなレセレクトグッズショップとか
大人のインテリアグッズ・雑貨とか・・・？
ファッションメーカーらしいビジネスをしてほしくなります。
実用ファッションのしまむらが
雑貨市場で業績を伸ばしているように
紳士服チェーン店も関連分野で業績を拡大してほしくなります。
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